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ファッション、アパレルに関する情報を紹介

by 梅田ローラ

見て学びたい!おしゃれなファッション系ECサイト5選!

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見て学びたい!おしゃれなファッション系ECサイト5選!

ファッションECサイトにとって、おしゃれで見栄えのするウェブデザインは欠かせません。
ただし、美しさを競い合うのではなく、集客という目的がある以上、「おしゃれ」の捉え方が鍵となります。
前衛的なデザイン、ユーザビリティの高いデザイン、いずれもディレクション次第で「おしゃれ」なサイトに収束させることは可能です。

それぞれに明確な方向性のもとで構築された「おしゃれ」なファッション系ECサイトご紹介します。

「リステア」:中身(コンテンツ)のある「おしゃれ」

画像引用元: RESTIR

ハイエンドセレクトショップだけあって、「リステア(RESTIR)」のECサイトはきわめてスタイリッシュ。

ソリッドで物静かな印象のウェブサイトはいたってシンプルで、これは「ファーフェッチ(FARFETCH)」などトップブランドを取り扱う海外のファッションECと共通する傾向です。大手ショッピングモールがやたらと賑やかなのに対して、高価なアパレル商品とシンプルな佇まいとの相性が良いのはどうやら間違いなさそうです。

ただしそっけない印象ではあるものの、「リステア」では強力なラインナップを背景にして、テーマごとに「コンセプトショップ」を展開したり、ウェブマガジンを導入するなど、コンテンツを起点としたアイテムのセレクションが充実しています。

購買につながる仕組みが構築されていて、ちゃんと売り上げる「おしゃれ」なECの見本と言えます。

「dos dots」:「おしゃれ」なのには、ワケがある

画像引用元: dos dots

ブルックリンに拠点を置く、デニムやTシャツなど、コットンの製品を中心に取り扱う「dos dots(ふたつのドット)」ほど、ミニマルなファッションECサイトはないと言えるかもしれません。

取り扱う商品のほとんどがホワイトやブラックなどモノトーンで構成されていて、まるでモノクロ写真かと思わせるような徹底した見せ方が印象的です。
商品の色の使い方、デザインに表れるミニマムさは、心地よさを重視し、徹底して素材選びにこだわるというブランドのメッセージでもあり、それがそのままサイトに映し出されています。

東洋を志向し(日本製のデニムの使用・日本語のデザインモチーフ)、すべてのアイテムがユニセックスでモノクロ。そんなユニークなイメージを強調するには、テキストも最小限で情報量が少ない、こんな潔いブランディングがふさわしいのかもしれません。「おしゃれ」なECサイトは、明確な理由のもとにあってこそですね。

「Mr. Porter」:「おしゃれ」をつくるEC

画像引用元: Mr. Porter

「Mr. Porter(ミスター・ポーター)」は、ラグジュアリーブランドを多数扱う大手ファッションEC「ネッタポルテ(Net-a-Porter)」の男性版。美しい写真とテキストが整然と並べられていて、とても居心地がいいという印象を受けます。2011年に開設されて以来、女性版と同じく、「ジャーナル(THE JOURNAL)」などのコンテンツを充実させているのが特徴です。

いずれもクオリティが高いのですが、とりわけ面白いのが動画コンテンツ「A Saturday With」シリーズ。ショートムービーと呼びたくなるような質感の良さは、すべてのものを「おしゃれ」に仕立て上げ、気がつくとその世界観に引き込まれまれてしまっています。

情報密度が濃く、商品を希求させる潜在的な力を考えると、これからのECにとって動画が重要なファクターとなることは間違いないはずです。
「おしゃれ」なファッションECとは、UIそのものを指すのではなく、商品を「おしゃれ」に見せることができるサイトのことを言うのかもしれません。

「10 corso como」:自由な精神とこだわりと

画像引用元: 10 corso como

ミラノに拠点をおくセレクトショップ「10 corso como(ディエチ・コルソ・コモ)」。

お店のアイコンと化している有名なロゴをあしらったECサイトはギャラリーのような賑やかさが特徴です。モダンで整理整頓された印象のECサイトが流行するなか、モードの街ミラノの象徴とも言える、アートとファッションを融合したユニークなストアの雰囲気そのままに、独自の世界観を貫き、どのサイトにも似ていない、雑然とした雰囲気がとても楽しい。

ECサイトを形づくる上で、デザインのトレンドや流行はもちろん考慮する必要がありますが、そのお店ならではの買い物の楽しさを味わえるサイトがもっとあってもいいはずです。体裁のいい洗練されたECもいいですが、自由な精神とこだわりを持つ「10 corso como」のようなECサイトのことを、私たちはやはり「おしゃれ」と形容したくなるのです。

「ナノ・ユニバース」:ファッションECにとって「おしゃれ」とは?

http://www.silveregg.co.jp/wp-content/uploads/2014/12/nano-TOP-up.png

画像引用元: nano・universe

カーソルの動きに合わせて控えめに反応する、洗練された印象のインタラクティブなUI。

「ナノ・ユニバース(nano・universe)」のECサイトは、写真の質も高く、ブランディング効果も充分に果たす一方、ユーザーの立場に立った使いやすさが際立っています。

商品一覧画面ではすべてを等価に扱うのでなく、レコメンド機能とリンクさせて、よりユーザーが探しているであろうものを大きく表示するなど、メリハリがあって有意義な陳列に成功しています。さらにサジェスト機能付の検索窓が備わっているほか、サイズの測り方や生地感についての説明が充実。

美しさとユーザビリティのバランス均衡を実現したウェブデザインといえるでしょう。

大手でも物撮りから出荷まで全てのEC運営をアウトソーシングする企業が多いなか、「ナノ・ユニバース」はECを内製し、2014年のリニューアル以来、着実に売り上げを伸ばしています。ECにとって「おしゃれ」であるとはどういうことかを考えさせられます。

さいごに

おしゃれなファッション系ECサイトをご紹介しながら、ECサイトにとっての「おしゃれ」について考えてきました。

ECサイトにおける「おしゃれ」の概念は、多様なだけでなく、時代とともに移り変わるものです。テクノロジーの影響も小さくありません。

「おしゃれ」にたえず取り組むことは、決して外観を飾ることではなく、より優れたECサイトへと日々更新することに直結していると言えるでしょう。

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