絶対ブリッジエンジニアをこれから目指した方が良い7個の理由

ブリッジエンジニア・ブリッジSEはオフショア開発や多国籍のチームで開発やプロジェクトを遂行し成功させる上では必須のポジションでありリソース・人材です。弊社も時給で始めるオフショア開発『Mattock』を開始するまでにたくさんの失敗や上手くいかなかったプロジェクトを経験したのですが。

それらのケースの大きな原因の1つは、チーム内でのコミュニケーションが上手く機能していないと言うことが解りました。そしてそれを解決するためには経験が豊富なだけではなくマネジメント能力とコミュニケーション能力が高いブリッジエンジニア・ブリッジSEが必要です。

ブリッジエンジニア・ブリッジSEとは??

ブリッジエンジニア・ブリッジSEとは、オフショア開発でクライアントと開発チーム(海外の現地チーム)の橋渡しをするエンジニアさんの事を言います。大体英語でのやり取りと現地の言葉への翻訳通訳も行います。

ひとことでブリッジエンジニア・ブリッジSEと言っても、開発元に常駐するタイプから日本国内のクライアントもしくは自社にいながらリモートで開発チームとやり取りする方法など各種あります。ここではそれはおいておきますが。

私はオフショア開発に参入してまだ10年ぐらいにしかなりませんが。そこそこの期間になり。失敗をして身に染みて感じた事ですが。

オフショア開発失敗の大きな原因

大抵の失敗は、プロジェクトマネジメントコミュニケーションこの2つに起因するというのがすべてだなと思ってます。それを色々と感情的になってというケースを見ますが。大体はこれ2つが入っているというか両方入っているのが定番です。

そんな中で弊社も色んなプロジェクトマネージャー(PM)さんとお仕事して、思ったのが。プロジェクトマネージャー(PM)経験が豊富でもオフショア開発の経験やブリッジエンジニアの経験がないと上手く回んないんだなという事です。

今でもまだまだ勉強中ですが。参入当初は単純に類似のプロジェクト経験者でマネジメント経験も豊富であれば余裕でしょう。。ぐらいに単純に考えてましたが。

実際にプロジェクトがスタートしてみると、まあ上手く行きません。そしてしまいには開発チームの能力不足、責任という話しで投げ出したり。責任の擦り付け合いという泥仕合になったりというのを見て来ました。

開発者・エンジニアが置かれてる競争環境

今回タイトルにある通り、ブリッジエンジニア・ブリッジSEという職業はこれからはメチャ需要もあるし、拡大しまくるエンジニア格差社会でも上位層に喰い込むことは十分できるポジションだなと感じた次第であります。

エンジニアの皆さん、ブリッジエンジニア・ブリッジSEを絶対目指しましょう!!2020年までは確実に喰いっぱぐれないはず…です!!そしてうちに是非ジョインしてください(笑)

開発環境やスキルの変化スピードが半端ない。

よく書店などで「どのプログラミング言語を最初に学ぶべきか?」などと言った本を目にするんですが。これって大きな間違いだと思うんです。皆さんご存知の通り、日本でインターネットが誕生?登場?して約30年ぐらいですが。

インターネット誕生初期のころは単純に開発言語を覚えるだけで食べていけました。なぜならば、作れるものが限られて限定的だったからです。でも現在は、デバイスにコンテンツにとめちゃくちゃ複雑化しています。そして変化も早く、クライアントや市場のニーズ・需要も非常に多岐に分かれます。

例えばiphoneだけでも新しいバージョンが次々とリリースされてますし。ipadにapple watchにと新しいデバイスも出てきます。

このような開発者が置かれてる環境の変化というのはめちゃくちゃなスピードで変化・進化してってるんです。これからはIOTとかAIとかって新しい領域が次々と出てきています。

そんな中で着実とエンジニア間での格差(収入、能力など)がかなりの勢いで差が開いてるんですがまずどのプログラミング言語を覚える、学ぶかよりも将来的にどこを自分が目指すかというところから逆算して今の選択をすべきだと思うんです。まああんまし偉そうな事言えるレベルではありませんが。

このスタート・入口でプログラミング言語から決めるというやり方だと、どうしても社畜…いやぶれずに進めるというのが難しくなるかなと思うんです。

2016年の開発言語別の給料ランキング(米国)

averagesalary

codementor:What Programming Language Should a Beginner Learn in 2016?

海外(アメリカ)ですが。2016年の開発言語別の給料ランキングです。日本では違うよとかって突っ込みは無しでお願いします。1位のSwiftですが2014年6月2日に登場となっててまだ2年弱です。

勿論、言語で給料決まる訳じゃないですが。格差が広がる中でより自分の良いポジションをつかみ取るにはトレンドと将来を見つつで選択してく必要があるなとこのグラフをみてふとおもっちゃいました。

ただ私がタイトルの通り押してるブリッジエンジニア・ブリッジSEは開発言語が求められるところじゃないんですね。大きくはコミュニケーション能力が1番であとはプロジェクトマネジメントが出来ると最高といった感じなんですね。

※勿論、企業によりその要求するところは異なります。

一部のエンジニアは仕事がなくなる??

今後AIや新しい技術の登場により一部のエンジニアは仕事がなくなる可能性があります。

囲碁に将棋にチェスにとAIの頭脳が恐ろしくハイスペックなのは皆さんご存知の通りです。そしてAI(人工知能)の特徴として「識別」「予測」「実行」の3つが利用可能な範囲と言われています。

プログラミングについてもある一定のルールの中で規則性があるものなどはAIにその仕事を奪われることは間違いないと思います。ただAIの技術が進歩し、サービスやツール化された場合にそのコストパフォーマンスがどうなのか?と言った観点からオフショア開発などが完全になくなるというのはすぐにはあり得ません。

そして開発者が置かれてる環境の変化・進化スピードの速さが凄まじいというのは既にご紹介しましたが。この格差の中でAIが仕事を奪う事が困難なのがブリッジエンジニア・ブリッジSEであります。

言語は理解出来ても、現時点のAIでは相手の気持ちや文化までを鑑みてマネジメントする事はかなり難しいと思われます。個人的にはロボットにマネジメントされるというだけでも何だか屈辱的です。だから一部の国のプライドの高いエンジニアであれば仕事自体をボイコットするかもしれません。

ブリッジエンジニア・ブリッジSEを目指すならばベトナムでしょ。

ビジネスでもそうですが。誰がやっても難しい商売はやらない方が良い、誰がやっても成功するような時代の波に乗ってる商売をやった方が良い。。。。。

てなことを確かソフトバンクの孫さんが言ったとかいうネット記事を見たことがありますが。まさしくその通りだと思います。まだ成功出来てないんで偉い人の言葉借りるしかできませんが。まさしく仕事においてもその通りだと思います。そしてブリッジエンジニア・ブリッジSEを目指すうえでもその通りで追い風で既にピークでも将来性がかなり見込めるとか、これから益々発展するとかっていう領域を攻めるべきであります。

そしてブリッジエンジニア・ブリッジSEですが。まだそこまで日の目を見てませんが。個人的にはこの領域を極めれば相当な高給を得ることも十分に可能だと考えてます。

あとはオフショア先の国をどこもかしこもブリッジエンジニア・ブリッジSE出来るとかっていうのは物理的に難しいと思います。だから特定の国に対してのブリッジエンジニアのキャリアを積むべきでありますが。

私の個人的な考えですが、押しはベトナムですね。既に日本企業がかなり進出しているのと進出している企業さんが長年掛けてその土壌を作って下さっているので比較的他国よりもやりやすいです。勿論、文化とか国民性とか色々とありますが。その辺は省きます。

そしてここが一番大事ですが。国、政治の面でのコミットが強い国を選ぶべきでありますが。その点、ベトナムはIT領域に国を挙げてフルコミットしていますんで将来的な伸びしろも非常に大きいわけです。

あとは労働人口とその年齢層ですね。ですから皆さんもブリッジエンジニアするならば得意とする国を決めて特化しましょう。

ブリッジエンジニア・ブリッジSEを目指した方が良い理由

ここまでで凄くブリッジエンジニア・ブリッジSEを押しに押しましたが(笑)具体的にその理由を考えてみたいと思います。

理由1、エンジニア人口が減りオフショア開発は必須に!

日本の開発者人口の減少

参照:人口が激減する日本にオフショア開発が必須な理由を考えてみた。

こちらの記事でもご紹介してますが。そもそもの日本の人口がこれから激減します。そのとき当然ですが。労働人口も大きく減ります。それは結果としてビジネス市場・マーケットとしても縮小することを意味します。

日本の開発者人口の減少

参照:総務省 人口統計局 人口推計(平成26年10月1日現在)

これ見て下さい。。65歳以上が全人口の26%を超えてます。今、高齢者の定義を変えると言ってますが。開発においては正直この年齢の方では適応は難しいです。

 

IT人材白書 2016 わが国の IT人材総数の推計

参照:IT人材白書 2016 わが国の IT人材総数の推計

ITエンジニアは約85万人と言われていますが。これからこのエンジニア人口も大きく変動します。つまり足りなくなるんです。そのときオフショア開発が必須というか当たり前の時代に確実になります。これまでにブリッジエンジニア・ブリッジSEとしてのスキルアップと経験値を積んで置ければキャリアアップや起業・転職の際に間違いなく活かせます。

理由2、エンジニアの格差に負けない武器になる

エンジニアに限らず日本経済でも大きな格差社会へと突き進んでおります。これからAI化や技術の進歩に伴ってさらに大きく広がっていくことは間違いのない事実であります。

格差といっても人それぞれ物差しは違うかと思いますが。一番大きな気にするところ関心の高いものといえば『収入』だと思います。

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参照:Tech総研 30代前半エンジニアの広がる年収格差

このグラフを見て欲しいんですが。30代前半エンジニアの年収の図ですが。30歳の最高が820万円(まあもっと貰っている人もいるでしょうけど。)で最低が200万円(失礼ですが。生活が出来ないレベルですね。。)です。

この200万は下手するとベトナムの高給取りよりも薄給です。なぜにここまで差が広がるか。。ただソフトかハードかでの給料の差はさほど大きくは無いようです。

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参照:Tech総研 30代前半ハード系のエンジニア年収

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参照:Tech総研 30代前半ソフト系のエンジニア年収

では具体的にどこで大きな差が開くのか??それはポジション(役職、役割)と業界ですね。まあ当然といえば当然でありますが。これらが大きく収入格差に影響が出ているようです。業界、ポジション取りという点で言うとビジネスも同じですね。儲かるか儲からないかの分岐点になります^^

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参照:Tech総研 【勤務先の業種別】ソフト系の平均年収・最高年収・最低年収

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参照:Tech総研 【職種別】ソフト系の平均年収・最高年収・最低年収

 

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参照:Tech総研 【勤務先の業種別】ハード系平均年収・最高年収・最低年収

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参照:Tech総研 【職種別】ハード系平均年収・最高年収・最低年収

この表を見てもらえれば一目瞭然ですが。プロジェクトマネージャーの年収の高さと安定性に注目して頂ければと思うんですが。オフショア開発においてはプロジェクトマネージャーとは異なるポジションですが。同じ要素を持つのが『ブリッジエンジニア・ブリッジSE』何ですね。

そしてマネジメントが上手くいくかどうかもコミュニケーションが上手く取れるかと言うところにもなり『ブリッジエンジニア・ブリッジSE』の役割と仕事ぶり、能力が非常に重要になります。ですからオフショア開発がこれからさらに普及し当たり前になったときにこそ評価され当然それが報酬であり役職でありと言うリターンでかえっくることは間違いありません。

理由3、技術オンリーでは食っていけない

私も仕事柄国内、国外のエンジニアさんやプロジェクトマネージャーさん、ブリッジエンジニア・ブリッジSEさん、ディレクターさん。社員、フリーランサー、海外のメンバーなど国籍、性別、年齢、ポジションも多種多様な方と一緒にプロジェクトを行って色んな気づきや学びを得るんですが。

やっぱり長く一緒に仕事をしたい人に共通することってあるんですね。逆に一緒に仕事をしたくない人もこれまた共通点が結構あります。

  • 向上心が高い人
  • 期日や約束を守れる人
  • 嘘を言わない、誠実である
  • 出来ないと言う前に出来る方法を考えれる
  • コミュニケーション能力が高い人

まあ色々とありますが。最後のコミュニケーション能力これはかなりポイントが高いです。正直、コード書くのが早いぐらいであれば書くの遅くてコミュニケーション能力が高い人の方が良いです。

そしてこれからの時代はますますコードを書けるだけ、技術だけをウリにしたスキルセットは食いっぱぐれます。特に長期視点では。これは企業におけるビジネスモデルと同義でやはり自分のコアとなるもの主軸は時代に翻弄されない。されにくいところを強みにすべきであります。そして当然差別化も。

ちょっと抽象的すぎるんですが。んじゃあ、英語ができれば良いのかって〜とそうでもありません。ぶっちゃけ英語できるだけとか必要ないです。

  • コミュニケーション、調整力、理解力
  • ビジネス視点が持てる
  • EQ、PQが高い

個人的にはこの3つが高い人はこれからと言うよりも、どこの職場でも確実に重宝されます。そしてこの3つはエンジニア、非エンジニアに関わらずトレーニングができます。そしてブリッジエンジニア・ブリッジSEを目指したほうがいい理由っていうのもこれ全部が身につくというか必要とされるのでもし足りなかったとしても自然とこれが身につきます。

身につかなければ色々と大変な目に遭います。

文字数がかなり多くなりましたので記事を分割して別記事でご紹介します。

今日の名言

リスクを取らずして、経営者にはなれない!

You can’t run a business without taking risks!

Richard Branson

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ファッション系EC運営者なら知っておきたい!おしゃれなコーディネートが見られる海外サイト5選!

外国人はスラリとしており、かっこいい人も多いですよね。日本人の中には、外国人に憧れを抱いている人もたくさんいるのではないでしょうか。英語の書かれたプリントTシャツ、ブロンドヘア、目鼻立ちをくっきり見せるメイクなどを考えると、日本人のファッションはアメリカ人を意識したものが多いということも納得できます。ファッションだけでなく、異国の情緒漂う写真や風景画は飾ってあるだけで絵になりますよね。 外国人から見ると、日本人の女の子のファッションは可愛いという話を聞いたことがあります。欧米では日本で販売されている様な可愛い洋服がなかなか手に入らないのだそうです。お互いの文化に憧れを抱いているのは何だか嬉しいですよね。今回はファッション系ECサイト運営者なら知っておきたい!おしゃれなコーディネートが見られる海外サイト5選を紹介したいと思います。 スナップサイトのSnap! magazin SEASON SNAPは、ファッション、ライフスタイル、ストリート写真を配信するオシャレなスナップサイトです。ファッションスナップは特別なポーズをとっているわけではなく、日常のワンシーンを写真に収めたような印象です。 メンズファッションでは、パーティースタイル、ホリデイスタイル、マウンテンスタイル、カジュアルスタイルなど、様々なスタイルのショットが掲載されています。 レディースファッションでは、ナチュラル、アジアンビューティー、マリンスタイル、ストリートスタイルなどに分類されています。 ファッション雑誌では、特別なポーズにオシャレな服装のモデルが掲載されていますが、日常的ではないので読者は真似をしにくいですよね。SEASON SNAPの写真は、自然なコーディネートなので、お手本にしやすいのが特徴です。 SEASON SNAPには代官山や原宿の建物、夜の街並みの写真もアップされています。ファッションの写真ばかりでなく、ビルディングの写真を見ることも感性を高める勉強になります。 ユニークなスナップサイトのTHE SARTORIALIST THE SARTORIALISTでは、カジュアルなファッションだけでなく、ユニークで斬新なファッションの写真が掲載されています。写真のジャンルはファッションだけではありません。水の都で有名なヴェニスの街並み、ヴェルサイユ宮殿のような豪華なお城、アンティーク風の家具の写真など、絵画のような写真もサイト内で閲覧できます。 ファッションのアイデアは、有名な絵画、キレイな景色、年齢性別人種に関係なく、様々な人のコーディネートなどから刺激を受けることで生まれるのかもしれません。またカラフルな街並みの写真は色彩感覚を養ってくれます。 ヴィンテージフォトのコーナーでは白黒写真がたくさん掲載されています。モダンなファッションとは違ったレトロなセンスを学ぶことができます。現代でも、レトロな服装が流行するときがありますよね。白黒写真の多くは本当に年代物で、1940年代や1930年代に撮影されたものです。 幅広いジャンルのファッションスナップが楽しめるChictopia Chictopiaは2008年に設立されて以来、女性を中心に人気を集め、急成長を遂げてきました。今ではトップクラスのスナップサイトとして、15万人のユーザーに利用されており、毎月130万回閲覧されています。 Chictopia最大の特徴は、幅広いジャンルのファッションスナップが見られることです。ジャンルは、パンク、ロマンティック、ヒッピー、プレッピー、ナインティー、スニーカーなどがあります。やっている人の少ないファッションジャンルは、スナップサイトでも取り扱っていないことが多いので、ジャンルの多いChictopiaは重宝したいですよね。女性のスナップが多いですが、男性のスナップもあります。 世界中のファッションスナップを閲覧できるStreet Peeper Street Peeperは世界中のファッションスナップを見ることができます。ニューヨーク、パリ、メルボルン、上海、コペンハーゲンなどの大都市で流行しているファッションスナップを掲載しています。 マイアミは、年間を通して海水浴が楽しめるマリンシティーとして有名なので、ファッションも開放的はスタイルが多いのが特徴です。また上海は、中国の文化を色濃く受け継いでいるため、アジアンテイストなスタイルが目立ちます。 ファッションは文化や気候によって変化してきます。様々なジャンルのスタイルを見ることは、自分が誰にどんな服を販売したいかという目的を明確にする上でも、大切なのではないでしょうか。 男性向けのスナップサイトcostin.M ファッションと言えば、女性が中心と思われがちですが、男性向けのスナップサイトも結構あるのです。costin.Mもその一つで、カジュアルからスーツ系まで、幅広いファッションスタイルをクールに着こなす、男性のスナップをたくさん掲載しています。 特徴は、おススメのミュージックをピックアップしていることです。視聴もできるので便利ですよね。またオシャレなインテリアのスナップも載せています。オシャレな男性は服だけでなく、聴く音楽や自分の部屋にもこだわりを持つということなのでしょうか。 ファッションECサイトのオーナーはスナップサイトをチェック ファッション系EC運営者なら知っておきたい!おしゃれなコーディネートが見られる海外サイト5選はいかがだったでしょうか? スナップサイトの利用者は、日常的なファッションのコーディネートを勉強したいユーザーが大部分だと思われます。しかしスナップサイトは、ファッションECサイトの運営者が閲覧することで、勉強になることもたくさんあります。 ファッションアイテムを販売する上で、どのジャンルの服装がポピュラーなのかを知ることは必要不可欠ですよね。気候や文化によっても服装は変化してくるので、国内だけでなく、グローバルにECサイトを展開したいオーナーにとっては、国別にファッションをチェックしたいところです。 今は男性の中にもフェミニンなファッションを好む人もいるようです。固定観念を捨てて、幅広い視野でファッションを見つめる目を養いたいものですね。 https://howtobuype.jp/banners-important-for-ec-sites/ https://howtobuype.jp/ec%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%8F%82%E8%80%83%E3%81%AB%EF%BC%81%E6%B5%B7%E5%A4%96%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%AA%E3%82%A2%E7%B3%BBec%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%885/ https://howtobuype.jp/ec%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88%E3%81%A8facebook%E3%82%92%E4%B8%8A%E6%89%8B%E3%81%AB%E9%80%A3%E6%90%BA%EF%BC%81%E7%B4%A0%E6%95%B5%E3%81%AA%E4%BA%8B%E4%BE%8B3%E9%81%B8%EF%BC%81/

ちょっと待った!あなたのECサイト完成前にチェックしたい5つのこと!

一昔前までは、お店で商品を購入するというのが一般的でしたが、今はECサイトから商品を買うことが当たり前になっています。お店で買うよりも、ネットショップの方が値段の安い場合も多くあるからです。ネットショップと言っても、お店がある会社や商品を卸して販売する会社など様々です。 通信販売の大手はAmazonや楽天のような大手を想像しがちですよね。大手に対抗するために、商品を限定したECサイトも多く存在するのです。例えば、オシャレなインテリアや雑貨を販売するFrancfranc、ニューヨーク近代美術館が運営しており、ユニークな雑貨を販売するMoMA STOREなどが挙げられます。当然、商品の独自性だけでなく、ECサイトが成功するためには他にも要素がいくつかありますよね。 今回ご紹介するのは、ECサイト完成前にチェックしたい5つのことです。 コンテンツSEOを充実させること コンテンツSEOを簡単に言うと、文章、画像、動画を含むオリジナルコンテンツを自社ブログに掲載して集客を促す方法です。多くのECサイトは自社ブログを持っていますよね。商品を購入してもらう以前に、ECサイトの存在をユーザーに知ってもらわなければなりません。 検索で上位をキープできなければ集客も難しいのが現状です。ECサイトは山ほどあるので、できる限り質の良いコンテンツを多く発信し、信頼と知名度を上げ、差別化を図り、集客に繋げていきましょう。 アメブロを使わず自社ブログで掲載することも大切です。メーカーが直接発信する情報の方が、アメブロなどを経由して発信するよりも信頼できますよね。またコンテンツにオリジナリティを持たせて、ユーザーが別なサイトへ流れることも防ぎましょう。 SCOPEは食器、家具、ブランケットを販売するセレクトショップです。このサイトでは、ブランケットの製造工程を知るためにポルトガルへ取材に行ったブログを掲載しています。読んでいると自分も旅をしている気分になって楽しいし、何より商品の信頼性を高めてくれます。 Google Analyticsの設定を行う Google Analytics 一つの会社を運営するためには、色々な人のサポートが必要になります。ECサイトは購入者や訪問者の姿が見えないので、何のツールも使わないとユーザーの動向を把握することが難しいですよね。そんな時に役に立つのがGoogle Analytics、簡単に言うと解析ツールです。ページごとにユーザーの訪問頻度や滞在時間の分析、サイト内検索のサポート、ユーザーのサイト内の移動経路などが把握可能になります。 Google Analytics設定の他に、eコマースタグの設定やyahoo!リスティング経由の訪問客を切り分ける設定も必須です。どんなキーワードで訪問して、どれだけのユーザーがその商品を購入したのか、商品ごとの購入率などもわかります。 専門家を雇うとお金がかかるので、特に個人経営のECサイトには不向きと言えます。解析ツールなどを利用して経費を削減しましょう。 ECサイトがスマートフォンに対応している 現在ほとんどの人が携帯電話を持っており、生活の必需品になっています。一方パソコンを持っている人はかなり増えましたが、今でも一人一台は持っていないと思われます。スマートフォン対応でないサイトは、パソコンの画面を携帯で閲覧することになりますよね。パソコンの画面は大きいし、スマートフォンの画面は小さいので閲覧することが面倒です。 ECサイトが成功する秘訣は良い商品を販売するばかりではなく、大勢が持っている携帯電話で購入することができるかどうかにもあります。パソコンを持っているユーザーでも、頻繁に使用するスマートフォンでECサイトを閲覧し商品を購入する傾向にあるでしょう。ECサイトを開設するならスマートフォン対応は必須です。 レコメンド機能の搭載 ECサイトにレコメンド機能があると、たくさんある商品の中から好みのものを探しやすくなります。レコメンド機能を簡単に言うとおすすめ商品のことです。購入や閲覧すると、画面におすすめ画像が掲載されるのです。 Amazonで商品をチェックや購入すると、閲覧履歴からのおすすめやあなたのお買い物傾向からの商品が掲載されます。また、この商品を買った人はこんな商品も買っていますというのもレコメンド機能です。 最初の商品を購入しなくても、ユーザーを別な商品へ誘導することに繋がるので、とても重要な機能ですよね。実際のお店にもレコメンド機能はあります。例えば白菜の近くには鍋の素が置いてあることや衣料品店でのコーディネートなどです。 クレジットカード決済 ECサイトには、銀行振り込み、代引き、クレジットカード決済、郵便振替など様々な決済方法がありますよね。決済方法は多ければ多いほどユーザーのニッチな要求にも応えられます。 自分の好きな決済方法に対応していないため、ユーザーが別なサイトに流れてしまったなんてことがないように、ECサイトをオープンする際は十分に準備したいものです。 クレジットカード決済が当たり前になっていますが、個人情報の流出を心配するユーザーは代引きや振り込みを好む傾向にあります。決済など些細な事と考えられがちですが、数多くあるECサイトに対抗するために、小さなことから取り組んでいきましょう。 ECサイト開設で大切な事 ECサイトを開設するとき、一番大切なことは取り扱う商品やサービスと思われがちですが、スマートフォンに対応していること、レコメンド機能の搭載、クレジットカードの決済などの機能も同じぐらい重要です。例え品揃えの良いお店があっても、立地条件が悪く交通の便も悪かったら客足も遠のきますよね。またユーザーに自分のECサイトを知ってもらうためにはコンテンツSEOの充実が不可欠です。情報化社会と言われるほど周囲には情報が散乱しているため、信頼性のある情報を発信させることがアクセスに繋がり、結果的に顧客獲得に影響していきます。ECサイト独自のオリジナリティを持つことも忘れてはいけないでしょう。オリジナリティはコアなユーザーを招き、他サイトへの流出を防止します。 ここで紹介したポイントは、ECサイトをオープンさせるときに必要なことの一部ですが、ユーザー目線になって考えると他にも必要なことが見えてくるのではないでしょうか。

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