Amazon転売は副業や週末起業でお小遣い稼ぎをしたい方から、それを本業としてコンサルティングまで行う方までいらっしゃいます。数年前まではAmazon転売・せどりというのはまだ認知度もそこまでありませんでしたが。
現在ではAmazon転売・せどりの動向により多少なりとも市場への様々な影響・インパクトがあるという状況からリサーチし学べるところは学びウォッチしていく必要があります。
『Amazon転売禁止』楽天市場・ヤフーショッピングが動く!
楽天で注文したのにamazonから商品が届いた。
日本の闇を見た思いがする。— DangyoK《三江線クルーズ》 (@dangyok2) 2017年2月19日
楽天で注文したらAmazonから届いた
意味不明— ちむ (@cdraboober1) 2017年1月20日
役所でも、出入り業者に文房具とか本とかを注文すると、(業者の名で)Amazonから購入したのを持ってきて発注額との差額が業者に入るのよ。支出官名でAmazon使えればカネも時間も節約できるんだけど、大人の事情がね。 https://t.co/LxEFoM7hII
— 生やし長二郎(こののにおじさん) (@Retina014) 2017年2月19日
Amazon転売はいまやひと騒動起こしており、楽天市場さんにヤフーショッピングさんもその対応を始めだしAmazon転売禁止という対応をはじめられたようです。ここで言うAmazon転売禁止は副業のせどりとは違い。楽天市場やヤフーショッピングに出品されている商品とAmazonで販売されている商品の価格差を狙った転売です。
「在庫を持たず、事業者がアマゾンで代理購入した商品を直接消費者に配送」という転売手法を、大手仮想モールが規制していることが分かった。楽天は、他モールのURLしか書かれていない梱包物を禁止したほか、代理購入による転売が発覚した場合は厳しい措置を講じる。また、ヤフーも無在庫で転売している店舗は休店させている。
参照:週刊 通販新聞
株式取引やFX・為替取引などでよくある裁定取引(アービトラージ)と同じ要領で安い市場で仕入れて高値の市場で売るという原理です。購入するユーザーからすると多少高値で買って損した程度ではありますが。
楽天市場やヤフーショッピングさんにしてみれば、Amazonさんの梱包の箱で商品が配達されるわけですから顧客流出、顧客からの不信感だけでなく。他社のブランディングのための宣伝をしているようなものでありますから取り締まりたくなるのはしょうがありません。
ただ完全になくすことはかなりの難易度だと思われます。
- 物流やカスターマーサポートを代行するAmazon FBA
- Amazon転売・せどりで生計を立てる個人事業主
- 副業や週末起業を希望してしまう日本経済と収入、就業環境
どういう展開になるのかが注目されます。さてここからは本題のAmazon転売から通販サイト・ネットショップ運営をこれから始める方や既に始めている方。
週末起業や副業としてAmazon転売したいという方に是非読んでほしいブログを紹介したいと思います。その前に少しだけ前置きをお読みください。
Amazon転売ブログのここを見て欲しい!!
Amazon転売・せどりを行っている方のブログ記事をご紹介したいと思います。この記事では具体的なノウハウを紹介しているブログや体験談を紹介しているブログなど複数ご紹介しますが。自身の通販サイトとはジャンルが違うから見ても役に立たないと思わずにビジネスモデル構築や成長フェーズでの意識の仕方などという観点から流し読みしてもらうと価値がある読み物に出来るかと思います。
こんな方にこの記事のブログを読んでほしい!
- ECサイト、ネットショップをこれから始める方
- 既にスタートしていて伸び悩んでいる方
- 法人化したり人を雇用・増員し成長のフェーズに進む方
なぜならばネットショップでは市場やターゲティングを間違えば常にトレンド・流行を追い続け大変厳しい競争と経営を強いられます。それらを避けるためには出来るだけの知識武装と事前の準備があるに越したことはありません。
ド素人がネット転売でどれだけ稼げるか挑戦してみた
Amazon転売実体験という事でHARBOR BUSINESS Onlineハーバー・ビジネス・オンラインの新人記者さんと先輩記者さんが実際にAmazon転売をやってみるという企画記事です。
なかなかリアルで読み応えがあり後編からはAmazon転売/家電せどりの達人・上野勇輔氏が登場します。そこではなるほどとうなづいてしまう、当たり前そうだけど意外と気付かない経験者だからこそ言えるノウハウが紹介されてます。
- 家電量販店でエレベーターを使ってはいけない理由
- 真っ先に見なくちゃいけないのがワゴンセール品
- スマホアプリ『せどりすと』でアマゾン最安値と出品者の数をチェック
- 在庫処分品で品薄、在庫・品切れになったけど需要のある商品を仕入れる
- 季節の変わり目や新商品が販売された時、手描きのポップがついたものは安売りの可能性が高いので狙い目!
新人記者I:2万3000円
先輩記者O:7385円
を稼ぐことに成功されたそうです。お小遣いにプラスワンするにはいいかもしれませんね^^
メルカリとAmazonを使えば転売で稼げるってホントなんだね。その一つにたまたま気付いたのでご紹介!
Amazon転売専門のブロガーさんではありませんが。フリマアプリの『メルカリ』で仕入れてAmazon転売というこれまた非常に興味深い内容なために是非一度一読したい内容です。
『東芝の基礎体温計』をメルカリで販売されたそうなんですが。購入者が皆さん男性でしかも同じ方が集中して購入され。Amazon転売されているそうです、しかも1個当たりの価格差が大体約3000円!!だそうです。
この記事を見てて市場が違えばこうも価格差、需要の差があるのだと再認識させられますね。
アマゾンで仕入れてメルカリで売ると倍以上の価格になる
http://mane-tora.com/%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%82%BE%E3%83%B3%E3%81%A7%E4%BB%95%E5%85%A5%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%81%A7%E5%A3%B2%E3%82%8B%E3%81%A8%E5%80%8D%E4%BB%A5%E4%B8%8A%E3%81%AE%E4%BE%A1-1826
上の記事とは真逆でAmazonで仕入れてフリマアプリのメルカリで転売するという手法です。具体的にはこの3つの流れで転売できそうな価格差のある商品を見つけるという方法のようです。
- アマゾンで「ノーブランド」というキーワードで検索
- HITした商品から目星をつけピックアップ
- ピックアップした商品をメルカリでリサーチ
トレンド、時期・季節・シーズン物を狙う!
こちら現在は1400円ぐらいで販売されていますが。メルカリでは2400円で大量に販売されていたそうです。これはユーザー属性の特徴も表してるのかなと思いますが。
メルカリは非常に若い層のユーザーが多いため、トレンド、時期・季節・シーズン物などの流行りものに対してすぐに欲しいために多少金額が高くても考えずに購入するという状況かと思います。
でもこれも需給バランスが壊れればすぐに売れない状況にはなりますのでご注意ですね^^この記事から言えることは、価格差を利用すればAmazon転売にこだわらずAmazonで仕入れて別の市場で売る。別の市場で仕入れてAmazonで売るという事が実現できるのだということです。
国内せどり AMAZON転売 卸からの仕入れについて
http://haru00001.com/archives/911/
法人でAmazon転売・国内せどりをやられている代表のブログです。リアルタイムでのノウハウをブログ記事として読める事。最初のスタート時に躓きそうな点についても詳しく情報を紹介されているので非常に参考になります。
この記事では
- OEM・オリジナル商品にて出来るだけ過当競争や価格競争を避ける
- 積み上げていける経営・事業展開が理想である。
- 商品・仕入れ・販売先(市場)などの差別化。
スタートしてある程度売り上げが伸び、キャッシュフローが出来た段階で上記のような次のフェーズに入るための課題が出てきます。理想的なのは最初のスタートからこれらを見越しての市場・ターゲットの選定ということですね。
まだまだご紹介したいブログが沢山ありますが。長くなりますのでまた次回に。。
Amazon転売ツール
Amazon転売・せどりでは確実に利益を出し、無駄な在庫を持たず。出来るだけ短期間で在庫を完売させれるのが理想とされています。これを実現するために色んなツールがあります。そしてこれらのツールで以下のような課題を出来るだけ解決させることができます。
- 今どのくらいの価格で売れているのか?
- 出品しすぐ売れる商品なのか?
- 長期スパンで売れる商品なのか?
- 現在の動向から何個仕入れるべきか?
- ライバルが増えて値下がりしないか?
細かい使い方などは別記事で調べて紹介してみたいと思います。
MONORATE(ものレート)
http://mnrate.com/
Amazon内での価格・ランキングの変動をチェックできるツールです。そしてAmazon転売・せどりを行う方はこのツールをどうやらマストで使っているようです。
aufan(オークファン)
http://aucfan.com/
ヤフーオークションを中心としたオークション関連の商品の動向をリサーチ、チェックできるツールです。人により使い方は様々ですが。ヤフオクで仕入れてAmazon転売したりとするときに使われるようです。
せどりすと
https://itunes.apple.com/jp/app/sedorisuto/id497296369?mt=8
家電やおもちゃなどを国内の量販店などで購入しAmazon転売・せどりされる方がスマホ片手に商品の価格差やリサーチをする際に使われるようです。
まとめ
Amazon転売をされている方のブログや記事を見ているといくつかのポイントが非常に注目されます。そしてこのポイントというのはECサイトやネットショップを運営する上でも非常に学びとなる要素があるため時間があれば一読して頂く事をお勧めいたします。
過当競争と再現性
Amazon転売・せどりというのは個人的には副業・週末起業であればおススメはしません。そして事業として問題があるという訳では御座いませんが。これを本業にするというのは非常にリスキーであり、非常に会社や自分自身が疲弊してしまうのではないかと思いました。
まず常にレッドオーシャンで過当競争の中に身を置くことになります。もしそれが無くても売れるようになればまた他のAmazon転売・せどりをやる他の方が真似ができるという再現性が高いという点も非常に厳しいなと感じたポイントです。
また逆にオリジナルの商品などは無いため、常に商品探し・リサーチ・出品という無限ループの中でビジネスを構築していくためビジネスを強固なものにしていくための”自社の強み”や”自社のナレッジ・資産”というものが蓄積出来にくいという点もあげられます。
ターゲティングと市場の選定
通販サイト・ネットショッピングに限らずですが。今の時代はスマホでググってしまえば大抵の情報が丸見えです。しかもネットでの情報収集のリテラシーと能力は年齢が若くなればなるほど平均値は高くなります。
つまりこれから通販サイト・ネットショッピングを作る場合には闇雲に目先の利益や市場に捉われずに成長し拡大した次のステップまで見据えて市場や対象となる顧客の選定をすべきであると言えます。
またここで言う市場というのは自社のECサイトをメインとするのか、Amazonなのかヤフーショッピング・楽天市場なのかにより大きく異なります。
自社の強み・オリジナリティ
これは再現性や過当競争とも多少重複しますが。通販サイト・ネットショッピングに限らずビジネス全般において重要なポイントであるため追加したいと思います。やはりある程度の成長・発展をした際にそこから次の段階に上がるにはこの自社にしか持ちえないと言える強みとオリジナリティが無ければ次のステップへの成長は見込めません。