商品を撮影してサクっと出品できるフリマアプリは、ECの新たなスタイルとして定着しつつあります。特にスマートフォンを使ったお手軽さが人気で、続々と専用のアプリも登場しています。
まず本題に入る前に、フリマアプリでECを始めようとしている方に簡単なご説明をしておきますね。
フリマアプリは個人間取引ですが、ヤフオクのようなオークションとは違い、価格は固定で取引されているのが基本です。
アプリの利用料金は無料、手数料は取引が成立した際に差し引くという形のものが多く、取引が成立しない場合は商品を掲載したままでも料金がかかることはありません。
またお金が振り込まれないなどの詐欺が気になるところですが、お金の管理は運営会社がやってくれるので安心です。きちんとお金が入金されたことを通知してもらったあと、商品の発送を行います。これで詐欺による被害の心配もありません。
さて、それでは本題です。今回はEC業界の目玉となる、人気のフリマアプリ7点をご紹介したいと思います。
大手企業も参入しているフリマアプリでECを始めるなら是非ご参考にして下さい!
メルカリ
メルカリは日本とアメリカで展開されているフリマアプリで、2013年の提供開始から今ではトップクラスの利用者を誇っています。
ファッションなど特定のジャンルに絞った形ではなく、オールジャンルで展開していることが利用者の多い理由の1つでもあります。
また出品数もダントツに多く、オールジャンルならではの豊富な商品が人気の秘密なのかもしれませんね。
メルカリの詳細をまとめてみました
- 運営会社:株式会社メルカリ
- 決済方法:コンビニ決済、クレジットカード決済、銀行のATM決済
- 出品者の手数料:販売価格の10%(売れた場合)
- 購入者の手数料:コンビニ、ATM、キャリア決済にした場合100円
- 会員登録方法:Facebookアカウント、Googleアカウント、メールアドレス
FRIL(フリル)
FRILは日本初のフリマアプリで、女性をメインターゲットにした国内最大のフリマアプリになります。(メインは女性ですが男性も使えます)
FRILの特徴は安全性の面で優れているところです。初めは女性に向けたサービスとして始まっているので、安心して取引できるサービスが売りなんだと思います。
中でも購入予定者が購入申請を行って、それを出品者が承認するというシステム。このメリットはずばり、取引相手を出品者が選べるところです。
どうしても不安だなと思った相手には売らなくて良いので、例えば詐欺の防止などに役立ちますね。
FRILの詳細をまとめてみました
- 運営会社:株式会社Fablic
- 決済方法:コンビニ決済、クレジットカード決済、銀行のATM決済
- 出品者の手数料:商品代金の10%(売れた場合)
- 購入者の手数料:コンビニ、ATM、auかんたん決済にした場合100円
- 会員登録方法:mixi、Twitter、Google、Facebookアカウント、メールアドレス
LINE MALL(ラインモール)
LINE公式のフリマアプリで、ターゲットは男女ともに絞らず幅広いカテゴリーが用意されています。
LINE MALLの特徴は2つ。1つはLINE公式だから出来るセキュリティ対策です。
もちろんどこの会社でも安全性は十分クリア出来ていると思いますが、やはりSNSで今や知らない人はいないくらいまで成長したLINEなので、その辺りのノウハウは飛び抜けていると思います。
そしてもう1つは出品、購入、売れた時も手数料が無料という点ですね!アプリの収益を考えたら手数料を取ったほうが安定した収益になると思うんですが、ある意味、奇策といった感じでそのカラクリが気になるところです。
LINE MALLの詳細をまとめてみました
- 運営会社:LINE株式会社
- 決済方法:コンビニ決済、クレジットカード決済、Pay-easy決済
- 出品者の手数料:無料
- 購入者の手数料:無料
- 会員登録方法:LINEアカウント
ZOZOフリマ
言わずと知れた通販サイトZOZOTOWNの会社、スタートトゥディが運営するフリマアプリになります。
ZOZOフリマの特徴は何と言ってもZOZOTOWNとの連携ですね。例えば出品アイテムがZOZOTOWNにも掲載されたり、ZOZOポイントの利用が可能だったり、WEARと連携してクローゼットアイテムから出品することも可能になります。
ZOZOフリマの詳細をまとめてみました
- 運営会社:株式会社スタートトゥデイ
- 決済方法:コンビニ決済、クレジットカード決済、銀行のATM決済
- 出品者の手数料:商品代金の10%(売れた場合)
- 購入者の手数料:コンビニ決済を選択した場合に手数料あり
- 会員登録方法:ZOZO ID、WEAR ID
ラクマ
楽天が運営するフリマアプリで、楽天フリマを略してラクマとなるそうです。ターゲットは特に絞らず幅広いカテゴリが特徴で、楽天スーパーポイントが使えるところは楽天ファンにとっては嬉しいサービスですね。
また、ラクマの最大の魅力は出品手数料が0円ということですね!もちろん売れても無料です。
ラクマの詳細をまとめてみました
- 運営会社:楽天株式会社
- 決済方法:コンビニ決済、クレジットカード決済、銀行のATM決済
- 出品者の手数料:無料
- 購入者の手数料:コンビニ支払い、ATMの場合のみ200円
- 会員登録方法:楽天ID
Shoppies(ショッピーズ)
10代や20代の女性をターゲットにしていて、女性のためのフリマ・コーデアプリとして注目されています。
約300万点のファッションアイテムが出品されており、利用者も120万人以上なので安心して利用できるのが特徴です。
Shoppiesの詳細をまとめてみました
- 運営会社:株式会社Stardust Communications
- 決済方法:コンビニ決済、クレジットカード決済、銀行のATM決済
- 出品者の手数料:9%~10%
- 購入者の手数料:コンビニ決済、クレジットカード決済、ATMの場合は200円
- 会員登録方法:メールアドレス
Dealing(ディーリング)
Dealingの特徴は商品ジャンルが豊富なところです。レディースやメンズ、子供服などのファッションや、インテリアに雑貨に家電など、多彩なジャンルの商品を売ったり買ったりすることが出来ます。
また出品料や販売手数料が無料な点も素晴らしい特徴の1つですね!
Dealingの詳細をまとめてみました
- 運営会社:クルーズ株式会社
- 決済方法:コンビニ決済、クレジットカード決済、銀行のATM決済
- 出品者の手数料:無料
- 購入者の手数料:コンビニ支払い、ATMの場合のみ100円
- 会員登録方法:Facebook、メールアドレス
さいごに
いかがでしたでしょうか。今回は今人気のフリマアプリを7点ご紹介いたしました。
フリマアプリでECの幅が広がり、ますます参入しやすくなった感はありますが、あくまでも個人間取引なのでトラブルは避けたいところですね。
今回ご紹介したアプリは安全性において信用できるものばかりですが、自分で出来るセキュリティ対策はしっかりするようにして楽しみましょう!