こんにちは。
先日、久しぶりに訪れた町が大きく変わっていてびっくりしました。
地元の商店街などは小規模になってしまい、代わりに量販店や大型ショッピングセンターができるような時代になってしまいましたね。
都内のお店なんかですと、お店自体の回転が速く、ついこの間までスイーツの店だったのに、靴屋になっているなんてこともありました。笑
時代の移り変わりとともに、様々な変化が生じてきますね。
マーケティングの世界にも時代の移り変わりとともに、様々な変化が生じているんですよ!
そこで、今回は少し前から話題の「インバウンドマーケティング」に触れてみようかと思います。
本記事では
- インバウンドマーケティングの登場
- その効果や如何に? 基本的な知識と手法
- 実際の事例をご紹介
上記3つの内容をご紹介致します。
インバウンドマーケティングの登場、その背景にあるのは…
はじめに、インバウンドマーケティングの歴史背景から振り返っていきましょう。
基本的な知識も大切ですが、このマーケティング手法のルーツを知っておくと、より理解しやすいかと思います。
もともと、マーケティングには多くの手法が存在していました。それらの中には今も用いられているものから、最近ではあまり効果を発揮しなくなってきた手法もございます。
そんな数ある手法の中で、代表的なのが「広告」であります。媒体はテレビや新聞、雑誌やインターネットなどと様々存在しますが、これらすべてに共通するのが「ユーザーに見せる」ということであります。それも強制的に。
強制的に、というのは例を挙げて説明すると、
「テレビ番組を見ている時にCMを流さないようにするのは不可能」
「新聞を広げた時に広告欄だけ無くすことなんて不可能」
といったことから強制的にユーザーに見せています。
これらをアウトバウンドマーケティングといい、今でも用いられているマーケティング手法の1つです。
しかし、広告を打つのには莫大なコストがかかりますよね?
さらに「不特定多数の人に見せるため、自社のターゲット層に局所的にアプローチができない」などの問題も生じてきます。
これらを解決できるようになった出来事が「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の登場」であります。
テレビCMほどの周知力までとはいきませんが、高拡散性を持ち、低コストで、発信しようと思えば手軽に配信できるSNSは有効なマーケティングツールとして多くの企業に取り入れられるようになりました。
このように、SNSなどを通じて、「ユーザーに選んでもらう(見つけてもらう)」という、先ほどのアウトバウンドマーケティングとは正反対の意味を持つため、”イン”バウンドマーケティングとして普及し始めたのです。
基本的な知識、手法、効果を知っておこう!
先ほどと少し重複する箇所もございますが、基本的な知識に触れていきます。
アウトバウンドマーケティングとは反対に、ユーザー側から、自社が発信したコンテンツを選んでもらう(見つけてもらう)のが「インバウンドマーケティング」の特徴でした。
ユーザーは利用したコンテンツに価値を見出せば、定期的に訪れてくれるようになり、さらには友人や知人にSNSを用いてシェアしてくれたり、口コミでサービスを紹介してくれたりもします。
これらの流れは非常に強力なものになりますので、発信するコンテンツは良質なものであることが重要です!!
ここからは具体的な手法について触れていきます。
コンテンツの発信
まず、コンテンツを作成する前に、どんなユーザーをターゲットにするのかを決める必要性があります。ターゲットになるユーザーを具体化してみましょう。
具体化する際に氏名・年齢・性別・住所・職業・役職・家族構成・年収・ライフスタイル・休日の過ごし方などとできる限りリアルな人間に近づけることが重要とされます。
この手法をペルソナマーケティングと言いますが、それについてはここでは掘り下げないこととします。
リアルなターゲット像が完成したら、ターゲットが検索しそうなキーワードを含め、コンテンツを作成し、配信します。同時にSNSで拡散することも効果的でしょう。
この段階では、ユーザーに見つけてもらう段階です。良質なコンテンツであれば、次第に検索上位にも表示されるようになりますので、継続してコンテンツ配信を行ってみてください。
ユーザーのリード化
次のステップに移りましょう。
質の良さに少しずつユーザーが気づき始め、アクセスが増えてきます。しかし、そこにセールス全開の雰囲気で迫っては、ユーザーは逃げてしまいます。
落ち着いて、まずは無料見積もりや無料カタログダウンロードなどからメールアドレスを入手し、メルマガ登録へと結び付けたいところです。
ここでも良質なコンテンツであるほど、メルマガ登録率が高まる傾向にあります。
これによって、ユーザーをリード化することに成功したならば、顧客化に向けて、ユーザーを教育し、関係性を構築していきます。
いよいよ顧客化
リード化により、ユーザーが購入してくれやすい段階にまで連れてきたとします。
ここで顧客化するための行動を起こしましょう!
目的が商品の購入であれば、お試し商品プレゼントや割引購入特典
目的がサービスの登録であれば、初月会員費無料など
ここまでくれば、比較的成約に結び付きやすいものです。
顧客化に成功したのがゴールではなく、そこから継続的顧客になってもらうために、顧客満足度は常に意識した運営を行っていく必要性がありますね。
実際に活用している事例をご紹介!
SMMLab
SMMLab
ご存じの方も多いかと思います。企業のソーシャルメディアマーケティングやWebプロモーションを支援するサービスを展開しているアライドアーキテクツが運営しているメディア、SMMLabです。
気になる記事や資料ダウンロードリンクバナーやSNS連携ができるようになっている箇所もありますね。
LISKUL
こちらも有名なメディアですね。リスティング広告などのマーケティング支援サービスを行っているソウルドアウトが運営しているメディアであります。
自社メディアの運営事例を分析し、公開しておりましたので、そちらも下にご紹介しておきたいと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
インバウンドマーケティングが普及してきた理由が少しはお分かりいただけたでしょうか?
ぜひ、まだ取り入れていない方は前向きに進めていってみましょう。
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