こんにちは、ミニブタが飼いたい相馬です。
既に2匹の犬が家にいるのであまり現実的ではないんですが、最近InstagramやFacebook、Twitterなどでミニブタの画像を検索しては癒やされています。うーむ、ミニブタ欲しい・・・
さてさて、ECサイトで売上アップのためには様々な工夫が必要です。
商品の魅力はもちろんですが、競合店との差別化を図ることも、売上に直結する大切なポイント。
価格の安さやサイトのデザインなど、差別化の方法はたくさんありますが、自社ECサイトのコンセプトをユーザーに発信し続けることも、他店との違いをつくる大きな要素です。
今回は、ECサイトにおけるコンセプトに注目。
コンセプトの大切さと、そのポイントをご説明します。
自社ECサイトにコンセプトがあるかどうか、ちょっと考えてみてください。
そもそもECサイトにおけるコンセプトって?
まず、ECサイトで言うコンセプトってなんでしょう?
それは、ECサイト全体のデザインから始まり、UIや商品の見せ方をつくる前提となる要素です。
難しい言い方ですが、要は、ECサイトを使って、どうやってユーザーに商品を売っていくかということ。
コンセプトを決めることは、どんなユーザーに売り出していくのか、ターゲット層を決めた後の第2段階です。
将来的なブランディングにも繋がる、とっても大切な作業になります。そのため、すでにブランドとして確立されている場合は、そのブランド自体がコンセプトに成り得ます。
「儲けたいからECサイトをやる!」というオープンの仕方ではなく、きちんと戦略を練って運営する。
それに必要なことがコンセプトなのです。そして、このコンセプトが、他店との違いとなります。
他店にはない、自社が持つ特徴をユーザーに訴え続けていくことが、さらなる売上UPや、ブランディングに繋がっていきます。
ECサイトのコンセプトを設定する際のポイント
では、コンセプトはどういった方法で決めればよいのでしょう。そもそも、サイトによる違いを出すことがコンセプトですから、その定義はもちろんありません。
ただ、コンセプトを決める際のポイントがあります。
ECサイトで扱う商品のターゲット層にマッチしている
商品と一緒で、コンセプトにもターゲット層があります。
SNSなどと連携して、ユーザーとのコミュニケーションを使ってガシガシ発信していく、というコンセプトでも、SNSユーザーの少ない年配向けの商品を取り扱っていたら、そのコンセプトは失敗に終わりそうです。
逆に、若者や20代、30代の女性をターゲットにした、ファッションや雑貨といった商品であれば、そのコンセプトはマッチしているといえますよね。
コンセプトと商品のターゲット層が、共にマッチしている様に心がけましょう。
提供する商品に一貫性を持たせる
これも「どう発信していくか」というコンセプトのひとつ。
ターゲットを絞ることが、売上を伸ばすコツです。
30代男性向けの商品と、20代女性向けの商品を、同じECサイト内で取り扱ってはいけません。
どうしてもターゲット層からズレている商品を取り扱う場合は、どうやって既存ターゲットに魅力を伝えるかを考えたほうが良いです。商品ごとにターゲットを変更することはできません。
でないと、コンセプトをその都度変更する必要が出てきます。
コンセプトは育てるもの。ある程度長い目で継続していくことが、ブランディングへと繋がっていきます。
競合他社と比較をする
コンセプトを決めて出発する前に、同じ商品を扱っている他店他社のサイトをじっくりと見て研究しましょう。
そこからライバルのコンセプトを感じ取り、自社のコンセプトと比較してみてください。
コンセプトの優劣も大事ですが、もっと大事なことは差別化ができているかどうかです。コンセプトが被っていれば、先に展開しているお店に勝つことは難しくなってきます。
ライバルを追い抜くためには、競合する商品を、それまでと全く違う売り出し方で付加価値を付けて上げる必要があります。それをユーザーに発信していくことが、売上を伸ばすコンセプトのポイントです。
まとめ:売上UPに繋がるコンセプトを考える
タイトルにある「これだけで売上UP」。確かに上記に挙げた3つのポイントを満たしたコンセプトがあって、正しくユーザーに届いていれば、売上はアップしていくでしょう。
ただし、そのコンセプトを見つけることは難しい問題です。ですが、ここがマーケティングの醍醐味であるとも言えるでしょう。
決定したコンセプトに基づき、ターゲットにした顧客層からズレずに発信し、その反応を見る。
成功すれば継続して、失敗すれば調整の必要があります。そうやって、ECサイトはどんどん大きくなっていきます。
サイトが大きくなれば、逆に細かい配慮が必要になり、販促はもっと難しくなっていきます。そんな時に、明確なコンセプトがあると、狙ったターゲットからズレにくくなります。
目先の売上UPのためだけではなく、そんな将来的な展望のためにも、コンセプトははっきりと明確にしておいたほうが良いでしょう。
ではでは!