こんにちは。
モデルさんや芸人さんなどの著名な方のブログって、面白いですよね。
彼ら以外にも、一般の方で面白いブログを書いている方もたくさんいらっしゃいます。
中学生や高校生もスマホを持っている時代ですので、ブログなどを書いている子もいるかもしれませんね。
今では、多くの人が簡単にブログを書いたり、Webサイトを開設したりすることができてしまう時代なのです。
そんなサイト運営者の方には是非知っておいてもらいたい、けれども少し内容が難しい? 情報が少ない? などのお悩みを抱えている方もいらっしゃるかもしれません。
今回のテーマは「ネガティブSEO」です。
分かりやすく、丁寧にお伝えできるよう心掛けてまいります。
本記事では
- ネガティブSEOについての基本知識
- 事例からみる、その影響とは??
- 知っておきたい! ネガティブSEO対策
上記3つの内容をご紹介致します。
ネガティブSEOの基礎知識
ネガティブSEOとは??
ネガティブSEOとは一体なんなのでしょうか?
「ネガティブ」という言葉の意味からも、あまりいいことではない? と思った方もいらっしゃるかもしれません。
その通り
良いことではありません。
しかし、実際に自らが被害に遭う可能性も十分に考えられます。
そのためにも、知識としてしっかりと身に着けておく必要があると考えております。
「無知とは恐ろしいものです。」
はじめに言葉の意味からご紹介致しましょう。
ネガティブSEOとは
→誰かが、あるサイトの検索エンジンにおけるランキングを意図的に下げようとする試みを行い、結果的に自分のサイトを優位な状況に持っていく行為のこと
これで良くないことであると、ご理解いただけたかと思います。
よく「逆(リバース)SEO」と勘違いをされる方がいらっしゃいます。
下のたとえ話から、その違いがお分かりいただけるかと思います。
たとえ話からイメージしてみよう
中学校の徒競走で表してみます。5人の走者のうち、Aくんという走者(Webサイト)は現時点で2位とします。
・ネガティブSEOとは、5人の走者のうち、Aくん(特定のWebサイト)が走るコースにだけ障害物(スパムリンク)を設置し、5位へと順位を下げさせようとするイメージです。
・逆SEOとは、5人の走者のうち、現時点でAくん(特定のWebサイト)より遅い3人の選手を、Aくんより実力のある陸上部の生徒(SEO対策をした複数のWebサイト)へと交代させることで、結果的に5位へと順位を下げさせようとするイメージです。
前者はスパム攻撃という不正な手段を用いていることと、ターゲットを決めて行っていることより、悪意のあることだと言えます。
後者はどちらかというと、「防衛手段」とも捉えられます。
たとえば、今回Aくんと表した特定のWebサイトが、自社への根も葉もない誹謗中傷記事であるとします。
会社としてはこの記事が上位表示されているのを放っておくわけにはいきません。
そのため、その記事よりも上位に表示される複数のWebサイトを作り上げることで、被害拡大を防ぐのです。
ここまでで、ネガティブSEOの意味、そして逆SEOとの違いについてご理解いただけたかと思います。
では、次にネガティブSEOはどんな方法で行われるのか、について少し触れようかと思います。
ネガティブSEOの方法
ここでは、悪用を助長するのが目的ではなく、自己防衛のためにも多少は知識があった方がよいことを前提にしているため、具体的・専門的な方法の紹介は行いません。
流れとしては、ターゲットのSEO順位を下げるのがネガティブSEOの目的となっているのですから、ターゲットWebサイトの質が悪いということを、Googleエンジンに理解させることが必要です。
オーソドックスな手段としては、バックリンク(被リンク)を使ったものがございます。
Googleからスパムと認定されるようなサイトから短期間に大量の被リンクがあると、リンク先のWebサイト(今回のターゲットWebサイト)も不自然なリンクと判断されてしまうのです。
さらにアンカーテキストを特定のキーワードに偏らせることで、より被害が大きくなる可能性があるのです。
ただ、あくまでこの方法はレベルの低いものであるため、多くのWebサイトは既に対策を講じておりますし、未対策の場合でもすぐに対策できる環境が現在では整っております。
いったいどんな影響があるのか?? 事例を交えた紹介
このようなネガティブSEOですが、本当に効果はあるのでしょうか??
実は世界的にも、どちらとも言えない状態なのです。
影響がある派とない派で分かれているようです。
検索エンジンを提供しているGoogleは影響を否定しております。
しかし、専門家やSEOのプロと言われるような方々の中には、悪影響があるとおっしゃる方もいらっしゃいます。
ここでは白黒はっきりさせるのが目的ではないので、断言は致しません。
実際の事例を参考にしてみましょう。
以下のWebサイトで事例の紹介が行われております。
Negative SEO Results – Traffic Planet
こちらの記事では、2つの事例が紹介されています。
「Matt Cuttsらがseofaststart.comに向けて行った事例」
「seofaststart.com自身で行った事例」
前者ではかなり大きな変化が起きておりましたが、後者では大した下げ幅は見られませんでした。
全く同じ条件や環境ではないものの、ネガティブSEOを行ったという点では、影響には波があるようです。
Googleは影響があるとは認めていませんが、検索エンジンの改善は常々行っているというスタンスであることから、ネガティブSEOへの対策もしっかりとなされてくるのではないかと思われます。
しっかりと対応したい! ネガティブSEOへの対策法
では、もし自身が被害者になったとしたら、どうすればよいでしょうか?
これにも確立されている方法があまりありません。
サイト管理者の技術レベルによっては、難しい方法もありますし、逆に被害を大きくしてしまう場合もございます。
そのため、ここでは軽く触れる程度に致します。
まず、前提として本当に被害者なのかどうかです。
順位が少し下がったからと言って、ネガティブSEOの被害者だ!! と決めつけるのはどうかと思います。
また、それを「しっかりとしたSEO対策をしていない言い訳にしている」なんてことは非常に残念なことです。
具体的な対策法としましては、
- スパムリンクと思われるサイト管理者にコンタクトを取り、リンク解除をしてもらう
- ホスティング会社に連絡し、対応を要請する
- リンク否認ツールを使用する
このような方法がございます。ただ、先ほども申し上げましたように、よっぽど大きな被害や明らかにスパムリンク攻撃をされていると判断できない場合には、使用しないことをおすすめします。
あくまで、ネガティブSEOというものは知識にとどめておき、手を出さないほうがよいのかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ネガティブSEOというテーマはWeb上でも情報が少なく、難しい内容であったりする場合がありました。
しっかりと、ご理解していただけたでしょうか?
あくまで、知識として頭の中に閉まっておくことをお忘れなく!
悪質なことを考えている時間があるなら、自社のコンテンツをより良くする方法を考えましょう!
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