スマホサイトの必要性 ~スマートフォンサイト作成入門~

 

スマホファーストが当たり前になってきましたが。皆さん、スマホ対応・最適化はすでに実施されていますでしょうか?スマホファーストはあと数年で無くなるとか、スマホ対応のサイトはPCで見づらいとかってご意見も耳にしますが。それらはすべて本当でしょうか?

ここ数年のインターネット利用デバイスの動向を世界・国内レベルで見てましてもまだまだ伸びしろも成長スピードも圧倒的にスマホに分があります。

そして、適切なスマホサイト対応が出来ていれば上述のようにPCで見た際に見づらいなどということも決して起こりません。これらのことを踏まえてスマホサイト制作と対応がなぜ必要なのかを今一度整理してみたいと思います。

『スマホ専用サイトは必須!?』爆発的な普及と当たり前になったインターネット利用

すご~く大事なことなんですが。使っている人・ユーザー数が多いと良いかと言うとそういう訳でもないんですね。

なぜならば、皆さんのビジネスの目標・結果に繋げることが一番のゴールというか目的であります。

集客が目的であれば、集客につながるお客さんに情報を届けなければいけません。
商品の販売が目的であれば、その商品を買ってくれそうなお客さんに情報を届けなければいけません。

その点、ユーザー視点で考えて頂くと分かるのですが。
どこかに旅行や出かけた際に、お店を探すときにはスマホでググったり。アプリを使って情報収集したりする方が結構多いと思います。

インターネット利用者の動向
総務省発表の情報収集の手段について
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h27/html/nc122310.html

総務省|平成27年版 情報通信白書|インターネットの普及状況
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h27/html/nc372110.html

 

見て頂くと分かるのですが、インターネットで調べるという方が圧倒的に増えているんですね。しかも、利用者でいうと8割1億人を超えています。まだまだテレビの方が割合多いですが。個人的には仕事柄、ネット漬けですのでほぼインターネットで調べてる気がする気がしますが^^

スマホからのインターネット利用がPCを超える!?

スマートフォンからのインターネット利用者、2015年冬にはPCを超える可能性 ~ ニールセン、最新のインターネット利用状況を発表 ~
https://www.netratings.co.jp/news_release/2015/05/Newsrelease20150526.html

 

こちら2015年の記事と少しばかり古い記事ではあるんですが。ニールセンさんの調査によれば2016年現在、スマホからのインターネット利用がPCからの利用を超えると予測されています。インターネット利用のユーザー数も利用時間も多いと考えられるスマホサイトがビジネスにおいて欠かせないものだというのは何となくご理解頂けたかと思います。

ECサイトはまだまだそんなこと無いと思われた方もいるかもしれません。そんな方は是非こちらの記事をご覧ください!

スマートフォンからのEコマース関連サービス利用者は5,000万人に迫る規模に成長 ~ニールセン、スマホユーザーの最新Eコマース利用動向を発表~
https://www.netratings.co.jp/news_release/2016/06/Newsrelease20160628.html

 

驚異的な数字ですが。スマホでインターネット利用のユーザーの87%がEコマースサイトを利用するそうです。87%なんでほぼ9割ですね。
今や、スマホで物を買うことに対しての抵抗はほぼなくなったと断言できると言えます。これらのことから今やジャンルやサービスの種別を問わず、ECサイト、会社のホームページ、サービスの専用サイトなどどれも全てスマホサイト対応することでWeb集客の第一歩が始まると言っても過言ではありません。

 

【公式情報】Googleのスマホサイトの検索数がついにPCを超える!!

2015年の記事にはなりますが。ユーザー数だけではなく、情報収集の際の検索数もがスマホサイトの方が多いと言うんですね。

該当の記事の内容ですが。

アメリカ、日本を含む10か国においては、モバイルデバイス(スマホ)からのGoogle検索が、コンピュータ・パソコンからの検索より多く行われています。
In fact, more Google searches take place on mobile devices than on computers in 10 countries including the US and Japan.

参照:https://adwords.googleblog.com/2015/05/building-for-next-moment.html

 

上記でも繰り返し書いておりますが。これから将来的には、スマホサイト・アプリなどスマホ向けの対策・対応がメインとなってくる時代がもう目の前まで来ております。やはりユーザーの動きやニーズに対して半歩先の提供・対応を行う事で新しいビジネスチャンスを手に入れる事が出来ます。

またただスマホサイトを作って終わりの方も、この記事を見て少し意識を変えて頂ければと思います。それはスマホサイトの検索数がこれだけ伸びているという事は、それだけ市場が拡大しているという事が言えるわけです。

なのでただ作って自己満足で終わるのではなくきちんとしたSEO対策を実施して、新規・見込み・潜在的なユーザーの皆さんに御社の情報がきちんと適切に届けられるようにしたうえでスマホサイトを作りましょう。出来ていなければやはり出来るだけ早く修正することもご検討下さい。

Yahoo!JAPANではスマホからの流入がPCを逆転した!!

2014年のお話しですが。参照記事を見て頂くと分かるのですが。社長の宮坂氏が下記のようにスマホからのアクセスがPCを逆転したと発表されています。

2014年4~6月期には、Yahoo! JAPANへのスマートフォンからの流入と、PCなどスマートフォン以外からの流入が逆転した。
参照:宮坂社長が語る“ヤフーの役割”–「スマホファースト」2年半が経って
https://japan.cnet.com/marketers/sp_adtech2014/35054013/

 

既に2年近く経過している2016年現在の数字は別の記事でまたご紹介したいと思いますが。既に、GoogleもYahoo!もユーザーのアクティブさである検索数においてはスマホがPCを抜いております。繰り返しですが。これは1年以上前のデータになります。

時代の流れとしましては、極端なお話しではありますが。PCサイトは無く、スマホサイトのみでも十分といえるような時代にもなってきているともいえます。しかし、まだまだPCサイトユーザーや両方のデバイスを利用するユーザーも多いのでどちらの対策も必要ではありますが。

どちらに比重を置いて(予算・リソースなど)展開していくかは、経営者の事業判断ではありますが。時代の流れとしては確実にスマホに軍配が上がっていると言えます。

 

『お客さんが逃げていく??』 PCサイトはスマートフォンでは閲覧しづらい

皆さんも自身のスマホで検索された際に、PCサイトのまま表示されて非常に見辛いと感じたことはありませんか?

消防庁サイト
 

これは東京消防庁のサイトをスマホで開いた画像ですが。かなり見にくいです。正直、見にくいだけではなくボタンなども非常に小さいため先に進むのを諦めざるを得ません。

これでは新規や見込みのお客さんの閲覧を望む場合ですと。よほどの見込み客の方出ない限り間違いなく開いた時点で別のサイトを見ようという事で閉じられることになると思います。では具体的にどう駄目なのか、まずいのかをいくつかのポイントでまとめてご紹介してみたいと思います。実際にスマホサイトを制作する際にもこれらを理解して意識して作る事でかなり結果にも差が出てきます。

今回は、どこがPCサイトとスマホサイトでは違うのか。そして、どうすることでユーザーが逃げないようなスマホサイトを作れるのかを含めてご紹介しますので見ておいて下さい。

参照:東京消防庁
https://www.tfd.metro.tokyo.jp/

・画面の大きさの違い

PCのモニターは横幅が1200ピクセルを超えるのに対して、スマホは約300ピクセル弱と4分の1もありません。当然ですが、モニターのサイズが小さければそれだけ情報量や画像のサイズも異なりますのでPCサイトのままスマホで表示させれば凄い小さい文字になり見ることもままなりません。

ですので、PCサイトのままでは新規の顧客を逃がすだけでなく既存のお客さんにとっても非常に不便で気持ちの良い事ではありませんので早急に改善が必要です。ではどういった点に気を付けるかですが。また別の記事で細かくご紹介しますのでポイントでザックリとご紹介します。

・レイアウト

PCサイトのままのサイトをスマホで見た際に、良くレイアウトが崩れていたり。画面からはみ出してしまい全て見れなかったりとしていることがあります。なので実際にスマホサイトを作る際には、スマホの画面サイズを考慮しユーザーが見やすいサイズ感を考慮したUIデザインを設計します。これが無いと、スマホサイトを作っても見にくかったり使いにくかったりします。

・フォント

スマホサイトに対応・最適化する上でかなり重要なポイントなのですが。フォントのサイズや行間、デザインなどですね。PCサイトのみのサイトで良くあるのですが。スマホサイトを全く想定していないために、スマホサイトで見ると変なところで改行が入ったり。

・画像、ボタン、見出しなどのサイズ感

これはサイズ感に限ったことではありませんが。PCサイトでも同様に制作段階でしっかりと計画・設計し作らなければ目的となるゴールに近づくことはどこまで時間と資金を投下し続けてもありえません。

なぜならば、計画に則ったペルソナでありユーザー像がより明確化されその先に設計や仕様があることで計画の成功度合いも異なってくるからです。ちょっとお話が脱線しておりますが。目的・目標に対してのターゲットとなるユーザーに対していかに見やすく目的にたどり着けるかということを意識した画像やボタンなどのサイズ感を含めた設計が適切に作られることでよりユーザーが逃げないサイト・繁盛するサイトに近づけるからです。

パソコンであればマウスを使うことで細かい操作が可能ですが。スマホでは指でのタッチ操作しますのでよりサイズ感が重要となります。

・通信、回線速度の違い

スマホではかなり回線速度が速くなったとはいえ、3Gや4Gといった通信速度が現状ですが。PCでは当たり前になった光回線では、画像が多用されているようなスマホでは非常に閲覧が厳しい表示に時間が掛かるようなサイトでもスムーズに見ることができます。

画像の多用やサイズに注意する!

スマホサイトを作る上ではこの通信速度の違いを理解した上で、画像の多用を避けるだけではなく出来るだけユーザーが不快にならないようにページの表示速度を意識して作ることが必要となります。

表示速度については、いろいろとチェックする項目があり専門的なところもありますのでそれは依頼されるところにお任せするのが良いと思いますが。現状の速度はURLを入れるだけでこちらのサイトで確認出来ますのでチェックしてみてください。

参照:PageSpeed Insights – Google Developers
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=ja

 

実際にサイトの表示速度とコンバージョン(結果・目的につながる度合い)はかなりの差が出てきます。実際にGoogleやYahoo!では表示速度が0.1秒とかの世界で上下するだけで検索数が数十%変わるそうです。当然ですが、検索数が減るということは売り上げも比例して減ります。つまり極論で言いますと、表示速度は売り上げに直結していると考えていただいて間違いありません。

 

・複雑なサイト構成は改善が必要!?

こちらも回線速度・表示速度と密接な関係を持つのですが。スマホサイトを作る上ではあまり複雑にしないことです。理想は、ユーザーが目的とする情報に1回のページ遷移でたどり着けるというスマホサイトですね。

しかし、サイトの規模や情報・コンテンツの量によりそれはどうしても難しい場合もありますのでスマホサイトに求める目的やゴールに応じてウェブサイトの構成やコンテンツなどを調整するなどしPCサイトとはまた少し異なる構成で制作することである程度解決できるかと思います。

これは回線速度がどうこうよりも、ユーザービリティであり。お客さんの使い勝手を考えると当然のことではあります。商売の本質ではありますが。お客さんの求めているニーズに応えることで新しいビジネスチャンスも生まれます。ぜひチェックしてみてください!

 

『SEO対策に強い!?』スマートフォンに最適化と対応サイトの検索順位!

モバイルフレンドリーについて、WEB担当者をされている方ならば聞いたことがあると思います。ここでは細かい説明は省きますが。ざっくり言いますとスマホ対応・スマホ最適化が出来ているかどうかってことです。

2015年にGoogleが公式発表にて検索結果において、このモバイルフレンドリーの要素を大きくアップデートで取り入れるという内容でした。特にモバイルの検索結果においては、スマホ対応・最適化が出来ているかどうかが検索順位を左右するぐらいの影響を与えました。

参照:2015年4月21日 モバイル フレンドリー アップデートを開始します
https://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2015/04/rolling-out-mobile-friendly-update.html

検索順位を決める要素として更にモバイルフレンドリーが重要に!!

2015年4月のモバイルフレンドリーについてのアップデートから、2016年ことしの3月17日に更にSEO対策においてスマホサイト対応が重要な要素となるアップデートをGoogleが行いました。実際に発表されたプレスリリースも含めてご紹介します!

Google では昨年より、サイトがモバイル フレンドリーかどうかをモバイル検索でのランキング要素の一つとして使用し始めました。この 5 月からは、当該ランキング要素の効果を高めるアルゴリズムのアップデートを段階的におこなっていきます。このアップデートにより、モバイルでも見やすいページが検索結果でさらに多く表示されるようになります。

 

これによりモバイルでの検索結果の順位を落としていた方は、さらに順位に悪影響が出ると考える必要があります。それだけGoogleもスマホユーザーの勢いと実際の数字を解析・分析しての対応だと思います。

そして、スマホ対応が出来ている方も実際の表示速度やモバイルユーザビリティについてはチェックし対応が必要であれば改善などを行ってください。いくら良いサイトや良い情報、商品を提供していてもそもそも見てもらえなければ何の意味もありません。

参照:2016年3月17日 ウェブをさらにモバイル フレンドリーにするための取り組み
https://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2016/03/continuing-to-make-web-more-mobile.html

参照:【Google公式サイト】ウェブサイトをモバイル フレンドリーにする理由
https://developers.google.com/webmasters/mobile-sites/?hl=ja

参照:【Google公式サイト】モバイル フレンドリー テスト
https://www.google.com/webmasters/tools/mobile-friendly/?hl=ja

 

『本当に必要??』スマートフォン専用サイトのメリット、デメリット

ここまででスマホサイト対応の必要性をかなり力説しましたが(笑)いまいちど、スマホサイトを制作するメリットとデメリットをご紹介し比較してもらえればと思います。そして、今の現状のビジネスモデルやターゲットユーザー。これからのビジネス展開において本当に必要かどうかご検討の材料にしても得ればと思います。

スマホサイト対応のメリット

1、ユーザービリティ向上による視認性・可読性が大幅アップ

当然ですが。PCサイトのみに比べて、単純にユーザービリティ・使い勝手が向上しますのでユーザーとしては見やすく分かりやすいと感じますので早期のサイトからの離脱もなくなりしっかりと情報を見てもらえることが出来ます。

またスマホ専用のサイトですから、目的となるページへのナビゲーションもよりわかりやすくするためのレイアウトであったり。カラーやサイズ感なども調整することが出来ますので当然パフォーマンスは異なってきます。

 

2、 自由なデザインを実現できる

やはりお店のカラーやブランド性などを出したい方も多いと思いますが。PCサイトとスマホサイトを分けて作ることでよりデザインも自由度を持たせることが出来ますので、お店の雰囲気であったり商品のブランド性などもより色濃く反映させることが出来ます。

自社のウェブサイトというのは、営業マンでもあるわけですのでやはりユーザーに好意的に覚えてもらえるようなデザインで作れるのが理想です。

 

3、 表示速度の最適化

PCサイトとスマホサイトを分ける大きな目的の1つでもありますが。これはレスポンシブサイトやPCサイトのみでは限界があります。なぜならば、スマホに最適な画像サイズがあるからです。そして、サイトの構成もスマホサイト最適化することでよりページ遷移を調整でき結果としてユーザーの使い勝手の良さにつながります。

Googleの検索結果の要素として、表示速度も影響を及ぼすと言われていますのでSEO対策にも効果的だと言えます。

 

4、SEO対策にプラスになるモバイルフレンドリー

スマホサイト最適化により、検索結果がアップします。そして、今年2016年3月のGoogle公式発表によるとこれからのSEO対策にとってはモバイルフレンドリーというのはさらに重要な要素となると発表をしています。上に記載の表示速度もSEO対策に影響を及ぼしますが。スマホサイト最適化は同じように非常に重要な要素です。

5、コンバージョンの向上に繋がる

ユーザーのアクションとなる電話やメールなどに繋がるCTA (Call To Action)ですが。スマホサイトに対応させることで、タップしやすいサイズ感であったり位置・レイアウトを実現することが出来ます。また当然ですが。

スマホサイトに最適化されたページ・サイト構成であるからこそよりコンバージョンすることで成果となる問い合わせの電話やお申込みなどに繋がることが出来ます。これが使いづらい、分かりにくいPCサイトのままですとコンバージョンどころかしっかりと可読してもらうこともままなりませんし早期のサイト離脱に繋がります。

 

6、SNSでの口コミ拡散が増える

Facebook、Twitter、Instagram、LINE、Pinterestなどなど各種SNSがありますが。最近のユーザーの動向としてはネット検索よりもこれらのSNSアプリを使う時間の方が圧倒的に長いということが各種調査会社の発表などでいわれています。

私自身もどれも個人的に利用しますが。これからのウェブマーケティングにおいてはSNSというのは切り離せない存在になっております。対応や対策は必須ですね。逆にSNSのみでも成功している企業さんや店舗さんなどもあります。

参照:若年層スマホユーザーは日常的にSNSで情報収集 ~ニールセン、SNSの最新利用動向を発表~
https://www.netratings.co.jp/news_release/2016/08/Newsrelease20160831.html

スマートフォン利用者の92%がSNSを利用~ニールセン、SNSの最新利用動向を発表~
https://www.netratings.co.jp/news_release/2015/01/Newsrelease20150127.html

 

スマホサイト対応することでよりSNSでの口コミ拡散に繋がりやすい仕掛けを作ることが出来ますし、SNSを駆使するユーザー層を取り込むことが可能となります。

 

スマホサイト対応のデメリット

1、運用コストが上がる。

正直デメリットとは言えない。言わないと個人的には思ってるんですが。よくお客さんからスマホサイト対応をしない理由で上がるのがこれですね。コスト問題です。だれが運用してそのコストをどうするのか??
これですね。ただこのコストってコストなのか?と考えています。正直これは投資というか、広告費なんかよりも絶対的に必要な経費ではないかと考えております。もちろん、事業者としてコストは死活問題だというのは十分理解しているのですが。
そして、今は色々なCMSやサービスも出てきており。運用コストも数年前などすこしまえに比べると格段に抑えて展開することが可能となっております。ですから、社長おひとりの会社さんやお店でも十分に運用していくことが可能です。もちろん、努力というかお時間はかけて頂くところはありますけどね^^

2、制作費用と工数が増える。

メリットに対して、デメリットが少なすぎじゃない??と思われると思いますが。正直個人的には間違ったスマホサイト制作しなけりゃ、メリットしかないと思っています。それぐらいスマホ対応は必須ですね。

当然、最初作る制作費用やそのための打ち合わせや諸所の必要な時間があるわけですが。これもスマホサイトを作ったあとに新規顧客獲得などの大きなパフォーマンスを得れると考えれば全くのデメリットではないと思います。

無料のスマホサイト制作ツールもある!?

もちろん、今はいろんなツールなど出ていますので頑張れば制作費用は自作で無料で作ることも出来ます。それだけ時間はかかりますが。そして、制作に関しての必要な情報やSEO対策についてなどもネット上にあふれています。

これも本など読まずに本気を出せば十分学べるかなと思います。個人的には商売に繋がらないのであれですがw自作でスマホサイト作られるのは結構お薦めです。

なぜかというと、お客様以上に自社のユーザーのことを理解されている方はいないからです。あくまでも制作を依頼される企業は外部者なわけですから。ただ今は、外部に依頼する費用と自分で作る時間を比較しますと外部に依頼した方が安いってぐらい相場的にはお値段が落ち着いてきていますのでぜひ今一度どちらが良いかしっかりと比較してみてください。

 

『結論』スマホサイトは作るべきなのか??

この記事、1万字ぐらい書いているみたいですね…。最後までお読み頂いた方、有難う御座います!
読み返してると結構、重複してるよな~ってところもあったりしますけど個人的な伝えたい思いと勢いのままで書いてるってことでそのままにしておきますw

結局、色々と書き連ねていますけど。

結論は、スマホサイト作ってください!!

これだけGoogleもスマホサイト対応が必要ですよ~ってプレスリリースで発表しています。そして、スマホサイト制作費用も相場的には一時的に比べて非常にお安くなっています。もしどうしても予算作れないって場合には、無料のツールもたくさん出回ってますからそれを活用して作って下さい。

これからは、SEO対策にもマーケティングにもSNS対策にも集客にもブランディングにもスマホサイトは絶対必要です!

ご相談やコメントでのご質問も受け付けしております。久しぶりに、長くなりました^^酒飲んで朝まで仕事の話ししたときぐらいのスッキリ感がありますね(笑)周りはぐったり感が半端ないんですけどね~^^;年内にスマホサイトに自社のオリジナルアプリも同時に作れる、Tenposs(テンポス)をアップデートしてリリースしますので是非ご期待下さい!!

 

最後に私の大好きな進化論で有名なチャールズ・ダーウィンの言葉で締めたいと思います。

「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ」

チャールズ・ダーウィン 進化論

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「ライブ配信」と「オンライン販売」を掛け合わせた販売手法「ライブコマース」。コロナ禍によるオンラインショッピングの需要が高まる中、ライブコマースは「家にいながら店舗で買い物ができる」という点から大きな注目を集めています。ライブコマースが市場を作り上げている中国では、1時間の配信で数億円の売り上げが立つことも。 日本でもさまざまな企業がライブコマースを通した商品販売に参入しており、今着実に伸びてきている手法でもあります。 そんなライブコマースですが、大きなメリットは3つ。 商品についての質問を受けながら配信できるので、顧客の満足度が高い配信にファンがつくことで、長期の売上が見込める顧客の生の声がアーカイブで残せるので、改善点を明らかにできる 今回は日本企業のライブコマースの成功事例から、Youtubeライブコマースの可能性について解説していきます。 日本企業のライブコマースの成功事例3選 ライブコマースを取り入れて業績向上を果たした日本企業に関してみていきましょう。 三越伊勢丹(百貨店) URLhttps://www.mistore.jp/shopping/feature/shops_f3/live_commerce_sp2.html?live_id=dTOEhjz1NdIUZcWQ9YPP 三越伊勢丹は、国内でもいち早くライブコマースに取り組んだ企業として有名です。配信の内容は生産者・バイヤーが商品開発の背景・ストーリーや思いを質問に答えながら紹介するというもの。2020年には、よしもと芸人とコラボして配信を行い、ライブコマースを成功させたとして大きな話題になりました。半年間をかけてライブ配信に取り組んだ結果、合計視聴者数16万人という快挙を成し遂げました。 三越伊勢丹のライブコマースでは、様々な企画やイベントと連動して配信をされておりこの企画の作り方やそれをどのように配信しているのかという点ではこれからライブコマースをスタートされる企業様、担当者さまにとっても非常に参考になるのではと思います 資生堂(化粧品) URLhttps://brand.shiseido.co.jp/gfs-livestream.html 資生堂は近年、ライブコマースに取り組むことで業績を伸ばしてきています。ライブ配信では、ビューティーコンサルタントに化粧品の効果・値段・他製品との併用などについて詳しく聞くことができます。顧客が最も気になる製品の効果に関して匿名で質問ができるという点が、化粧品の販売においては強みになりました。 化粧品業界はライブコマースの本場・中国でも最も盛んに配信が行われ、市場規模が最も大きい業界とされています。有名人に配信を依頼することで、わかりやすく成果を上げることができる業界だとも言えます。またライブ配信される画面、UIのデザインについても非常に見やすく構成されており今後ライブコマース、ライブ配信に参入される企業様にとっては参考にしたい企業の1つではないでしょうか? 渋谷パルコ こちらは複合商業施設がライブコマースを行ったという少し特殊な例です。ライブコマースが発達している中国在住の人向けにパルコ内の複数店舗の紹介をするというもので、配信者として中国人インフルエンサーを起用しました。芸能人ではなくインフルエンサーを起用した初めての例でもあり、Youtuberとのタイアップを考えている企業にとっては非常に参考になるモデルだと言えます。 Youtubeライブコマースについて ライブコマースは様々なツールを通して行うことができます。SNSならInstagram、配信アプリなら17Liveなど、無料で手に入るアプリでもライブコマースに取り組むことができます。それらの配信ツールの中でも注目が集まっているのがYoutube。 Youtubeは日本の月間利用者数が6,500万人の超大型プラットフォーム。(2022年) 日本人の約2人に1人がこのアプリを利用しており、企業案件として商品・サービスの紹介をするYoutuberが数多くいます。MMD研究所によると、Youtubeのライブ配信を視聴して商品購入をしたことがある視聴者は全体の25.7%とInstagramやLINE LIVEよりも高く、かなり大きな市場だと言えます。 出典:​​​​​​https://webinabi.jp/press/56 Youtubeライブコマースのメリット5つ Youtubeでライブコマースをするメリットに関して解説していきます。 1.視聴者を集めやすい Youtubeは日本人の2人に1人が使用しているプラットフォームなので、ユーザー数が圧倒的に多いです。視聴者の絶対数が多いということは自分の動画を見てもらえる割合も圧倒的に高いということになります。さらにYoutubeを頻繁に利用するユーザー層は10代、20代、30代前半の若者が多く、購買意欲が高い層を狙った動画を配信することができます。 さらに世界最大の検索エンジンであるGoogleはYoutubeの動画を検索上位にあげることが多く、アーカイブとして残した動画が上位表示されて長期的な売り上げを見込むことができます。 2.カスタムできる Youtubeは動画配信プラットフォームなので、撮影機材・動画編集などを通して手を加えやすいです。ライブ配信に企業ならではの特色を出すことで、定期的に動画を見てくれるファンをつけることもできます。 3.配信者の知名度を利用しやすい Youtubeには動画や配信を通して収入を得るYoutuberが多く存在し、彼らに商品紹介を依頼することで自社製品を一気に多くの人に知ってもらうことができます。Youtuberの視聴者層に向いた製品があれば、配信の中で紹介してもらうことでファンの視聴者が商品を購入してくれるかもしれません。今やYoutuberの影響力は非常に大きいものとなっています。彼らの知名度をうまく活用すれば、企業を認知してもらうことができます。 4.競合が少ない 日本ではそもそもライブコマースという概念が浸透しておらず、成功している企業はあれど参入者が少ない状態です。競合が少ない今のうちからライブコマースに取り組んでおけば、他企業にはないノウハウを作り上げることができます。 5.リアルタイムでチャットができる こちらはライブコマース全てに共通するメリットでもあるのですが、Youtubeライブコマースでは匿名で気軽に商品に関して質問することができます。実店舗で店員に話しかけることが苦手という顧客も多い状況下で、ライブコマースであれば気軽に質問することができます。顧客からの質問に詳しく答えることができれば、商品に対する顧客の満足度を高めることが可能です。長期的な利益の獲得や、自社ライブコマースの評価を上げる上でもチャットは重要な要素と言えます。 Youtubeライブコマースのデメリット5つ 次にYoutubeライブコマースのデメリットについて解説していきます。 1.商品選びが難しい 第一のデメリットは、商品選びの難しさです。配信者に頼るにしろ、自社従業員がやるにしろ、商品の効果や使用感、食品であれば味などについて映像でもわかるように紹介しなくてはなりません。商品選びを間違えれば売り上げは全く上がらず、SNSでの書き込みから企業イメージの低下につながりかねません。そういった面から効果や使用感が映像でもわかるような商品選び・配信者のキャラに合った商品を選ぶ配慮が必要です。 2.商品に関する深い理解が必要 こちらはYoutuberにライブ配信を依頼する場合に起こるデメリットです。ライブコマースは商品に関する質問が視聴者から投げかけられる場でもあります。質問にうまく答えられなければ、結果的に購入から人を遠ざけてしまいます。少し変わった角度からの質問にも答えられるよう、動画作成を依頼する場合には商品の説明、実際に使用してもらうなどの事前準備が必要です。Youtuberが普段から使っている商品などであれば、そういった手間を省いて動画を依頼できます。 3.商品販売が上手いYoutuberが少ない Youtuberはあくまでも動画クリエイター。商品を売り込むスキルが高い人は少ないです。あまりに広告感の強い配信になってしまうと、結局商品を買ってもらえないことが多くなりがちです。動画制作を依頼するのであればそういったスキルを求めるのではなく、あくまで彼らの知名度を借りるといったイメージです。 4.炎上のリスクがある ライブ配信を行う以上、避けられないのが放送事故。もし何らかの形で動画が炎上してしまえば、企業イメージが大幅にダウンします。炎上することで一時的な知名度を得ることはできますが、それ以上にファンが離れてしまいます。ライブ配信においては、アクシデントにうまく対応する能力が求められます。 5.中国と日本の国民性の違い ライブコマースは中国で大きく市場を広げてきています。理由としてはオンラインショッピングに対する信用度、ライブ配信の活発さなどが挙げられます。それらの要素の中でも最も大きな違いは「国民性」。じっくり悩んで買い物をする日本人とは違い、中国人は即断即決の行動力を持った顧客が多く、ライブコマースと非常に相性が良いです。なので中国のノウハウをそのまま日本に流用するというよりかは、日本向けにやり方を調整していかなくてはなりません。 Youtubeライブコマースの始め方 Youtubeでライブコマースを始める手順を説明します。 手順は以下の5つ。 Youtube Studioで「ライブストリーミング」を有効化アップロードアイコンを押す「ライブ配信」を選択、「ウェブカメラ」を選択(ライブの予定時間はここで選択できる。)「タイトル」「説明事項」を入力、プライバシー設定から保存「ライブ配信」で配信開始 以下の手順でYoutubeのライブ配信をすることができます。 ライブコマースをするためには、 概要欄に商品リンクを貼る商品ページのリンクをコメントに固定する などの方法で商品を買うための導線を設置することで、商品を買ってもらうことができます。 まとめ 現在注目を集めている「ライブコマース」その中でもYoutubeを使ったライブコマースについて解説しました。Youtubeはライブコマースの機能を備えてはいませんが、近年Youtubeでもライブコマースに関する機能を搭載しようという動きが出てきています。比較的簡単に取り組むことができるので、一度挑戦してみてはいかがでしょうか。   

ファッション系EC運営者なら知っておきたい!おしゃれなコーディネートが見られる海外サイト5選!

外国人はスラリとしており、かっこいい人も多いですよね。日本人の中には、外国人に憧れを抱いている人もたくさんいるのではないでしょうか。英語の書かれたプリントTシャツ、ブロンドヘア、目鼻立ちをくっきり見せるメイクなどを考えると、日本人のファッションはアメリカ人を意識したものが多いということも納得できます。ファッションだけでなく、異国の情緒漂う写真や風景画は飾ってあるだけで絵になりますよね。 外国人から見ると、日本人の女の子のファッションは可愛いという話を聞いたことがあります。欧米では日本で販売されている様な可愛い洋服がなかなか手に入らないのだそうです。お互いの文化に憧れを抱いているのは何だか嬉しいですよね。今回はファッション系ECサイト運営者なら知っておきたい!おしゃれなコーディネートが見られる海外サイト5選を紹介したいと思います。 スナップサイトのSnap! magazin SEASON SNAPは、ファッション、ライフスタイル、ストリート写真を配信するオシャレなスナップサイトです。ファッションスナップは特別なポーズをとっているわけではなく、日常のワンシーンを写真に収めたような印象です。 メンズファッションでは、パーティースタイル、ホリデイスタイル、マウンテンスタイル、カジュアルスタイルなど、様々なスタイルのショットが掲載されています。 レディースファッションでは、ナチュラル、アジアンビューティー、マリンスタイル、ストリートスタイルなどに分類されています。 ファッション雑誌では、特別なポーズにオシャレな服装のモデルが掲載されていますが、日常的ではないので読者は真似をしにくいですよね。SEASON SNAPの写真は、自然なコーディネートなので、お手本にしやすいのが特徴です。 SEASON SNAPには代官山や原宿の建物、夜の街並みの写真もアップされています。ファッションの写真ばかりでなく、ビルディングの写真を見ることも感性を高める勉強になります。 ユニークなスナップサイトのTHE SARTORIALIST THE SARTORIALISTでは、カジュアルなファッションだけでなく、ユニークで斬新なファッションの写真が掲載されています。写真のジャンルはファッションだけではありません。水の都で有名なヴェニスの街並み、ヴェルサイユ宮殿のような豪華なお城、アンティーク風の家具の写真など、絵画のような写真もサイト内で閲覧できます。 ファッションのアイデアは、有名な絵画、キレイな景色、年齢性別人種に関係なく、様々な人のコーディネートなどから刺激を受けることで生まれるのかもしれません。またカラフルな街並みの写真は色彩感覚を養ってくれます。 ヴィンテージフォトのコーナーでは白黒写真がたくさん掲載されています。モダンなファッションとは違ったレトロなセンスを学ぶことができます。現代でも、レトロな服装が流行するときがありますよね。白黒写真の多くは本当に年代物で、1940年代や1930年代に撮影されたものです。 幅広いジャンルのファッションスナップが楽しめるChictopia Chictopiaは2008年に設立されて以来、女性を中心に人気を集め、急成長を遂げてきました。今ではトップクラスのスナップサイトとして、15万人のユーザーに利用されており、毎月130万回閲覧されています。 Chictopia最大の特徴は、幅広いジャンルのファッションスナップが見られることです。ジャンルは、パンク、ロマンティック、ヒッピー、プレッピー、ナインティー、スニーカーなどがあります。やっている人の少ないファッションジャンルは、スナップサイトでも取り扱っていないことが多いので、ジャンルの多いChictopiaは重宝したいですよね。女性のスナップが多いですが、男性のスナップもあります。 世界中のファッションスナップを閲覧できるStreet Peeper Street Peeperは世界中のファッションスナップを見ることができます。ニューヨーク、パリ、メルボルン、上海、コペンハーゲンなどの大都市で流行しているファッションスナップを掲載しています。 マイアミは、年間を通して海水浴が楽しめるマリンシティーとして有名なので、ファッションも開放的はスタイルが多いのが特徴です。また上海は、中国の文化を色濃く受け継いでいるため、アジアンテイストなスタイルが目立ちます。 ファッションは文化や気候によって変化してきます。様々なジャンルのスタイルを見ることは、自分が誰にどんな服を販売したいかという目的を明確にする上でも、大切なのではないでしょうか。 男性向けのスナップサイトcostin.M ファッションと言えば、女性が中心と思われがちですが、男性向けのスナップサイトも結構あるのです。costin.Mもその一つで、カジュアルからスーツ系まで、幅広いファッションスタイルをクールに着こなす、男性のスナップをたくさん掲載しています。 特徴は、おススメのミュージックをピックアップしていることです。視聴もできるので便利ですよね。またオシャレなインテリアのスナップも載せています。オシャレな男性は服だけでなく、聴く音楽や自分の部屋にもこだわりを持つということなのでしょうか。 ファッションECサイトのオーナーはスナップサイトをチェック ファッション系EC運営者なら知っておきたい!おしゃれなコーディネートが見られる海外サイト5選はいかがだったでしょうか? スナップサイトの利用者は、日常的なファッションのコーディネートを勉強したいユーザーが大部分だと思われます。しかしスナップサイトは、ファッションECサイトの運営者が閲覧することで、勉強になることもたくさんあります。 ファッションアイテムを販売する上で、どのジャンルの服装がポピュラーなのかを知ることは必要不可欠ですよね。気候や文化によっても服装は変化してくるので、国内だけでなく、グローバルにECサイトを展開したいオーナーにとっては、国別にファッションをチェックしたいところです。 今は男性の中にもフェミニンなファッションを好む人もいるようです。固定観念を捨てて、幅広い視野でファッションを見つめる目を養いたいものですね。 https://howtobuype.jp/banners-important-for-ec-sites/ https://howtobuype.jp/ec%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%8F%82%E8%80%83%E3%81%AB%EF%BC%81%E6%B5%B7%E5%A4%96%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%AA%E3%82%A2%E7%B3%BBec%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%885/ https://howtobuype.jp/ec%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88%E3%81%A8facebook%E3%82%92%E4%B8%8A%E6%89%8B%E3%81%AB%E9%80%A3%E6%90%BA%EF%BC%81%E7%B4%A0%E6%95%B5%E3%81%AA%E4%BA%8B%E4%BE%8B3%E9%81%B8%EF%BC%81/

ちょっと待った!あなたのECサイト完成前にチェックしたい5つのこと!

一昔前までは、お店で商品を購入するというのが一般的でしたが、今はECサイトから商品を買うことが当たり前になっています。お店で買うよりも、ネットショップの方が値段の安い場合も多くあるからです。ネットショップと言っても、お店がある会社や商品を卸して販売する会社など様々です。 通信販売の大手はAmazonや楽天のような大手を想像しがちですよね。大手に対抗するために、商品を限定したECサイトも多く存在するのです。例えば、オシャレなインテリアや雑貨を販売するFrancfranc、ニューヨーク近代美術館が運営しており、ユニークな雑貨を販売するMoMA STOREなどが挙げられます。当然、商品の独自性だけでなく、ECサイトが成功するためには他にも要素がいくつかありますよね。 今回ご紹介するのは、ECサイト完成前にチェックしたい5つのことです。 コンテンツSEOを充実させること コンテンツSEOを簡単に言うと、文章、画像、動画を含むオリジナルコンテンツを自社ブログに掲載して集客を促す方法です。多くのECサイトは自社ブログを持っていますよね。商品を購入してもらう以前に、ECサイトの存在をユーザーに知ってもらわなければなりません。 検索で上位をキープできなければ集客も難しいのが現状です。ECサイトは山ほどあるので、できる限り質の良いコンテンツを多く発信し、信頼と知名度を上げ、差別化を図り、集客に繋げていきましょう。 アメブロを使わず自社ブログで掲載することも大切です。メーカーが直接発信する情報の方が、アメブロなどを経由して発信するよりも信頼できますよね。またコンテンツにオリジナリティを持たせて、ユーザーが別なサイトへ流れることも防ぎましょう。 SCOPEは食器、家具、ブランケットを販売するセレクトショップです。このサイトでは、ブランケットの製造工程を知るためにポルトガルへ取材に行ったブログを掲載しています。読んでいると自分も旅をしている気分になって楽しいし、何より商品の信頼性を高めてくれます。 Google Analyticsの設定を行う Google Analytics 一つの会社を運営するためには、色々な人のサポートが必要になります。ECサイトは購入者や訪問者の姿が見えないので、何のツールも使わないとユーザーの動向を把握することが難しいですよね。そんな時に役に立つのがGoogle Analytics、簡単に言うと解析ツールです。ページごとにユーザーの訪問頻度や滞在時間の分析、サイト内検索のサポート、ユーザーのサイト内の移動経路などが把握可能になります。 Google Analytics設定の他に、eコマースタグの設定やyahoo!リスティング経由の訪問客を切り分ける設定も必須です。どんなキーワードで訪問して、どれだけのユーザーがその商品を購入したのか、商品ごとの購入率などもわかります。 専門家を雇うとお金がかかるので、特に個人経営のECサイトには不向きと言えます。解析ツールなどを利用して経費を削減しましょう。 ECサイトがスマートフォンに対応している 現在ほとんどの人が携帯電話を持っており、生活の必需品になっています。一方パソコンを持っている人はかなり増えましたが、今でも一人一台は持っていないと思われます。スマートフォン対応でないサイトは、パソコンの画面を携帯で閲覧することになりますよね。パソコンの画面は大きいし、スマートフォンの画面は小さいので閲覧することが面倒です。 ECサイトが成功する秘訣は良い商品を販売するばかりではなく、大勢が持っている携帯電話で購入することができるかどうかにもあります。パソコンを持っているユーザーでも、頻繁に使用するスマートフォンでECサイトを閲覧し商品を購入する傾向にあるでしょう。ECサイトを開設するならスマートフォン対応は必須です。 レコメンド機能の搭載 ECサイトにレコメンド機能があると、たくさんある商品の中から好みのものを探しやすくなります。レコメンド機能を簡単に言うとおすすめ商品のことです。購入や閲覧すると、画面におすすめ画像が掲載されるのです。 Amazonで商品をチェックや購入すると、閲覧履歴からのおすすめやあなたのお買い物傾向からの商品が掲載されます。また、この商品を買った人はこんな商品も買っていますというのもレコメンド機能です。 最初の商品を購入しなくても、ユーザーを別な商品へ誘導することに繋がるので、とても重要な機能ですよね。実際のお店にもレコメンド機能はあります。例えば白菜の近くには鍋の素が置いてあることや衣料品店でのコーディネートなどです。 クレジットカード決済 ECサイトには、銀行振り込み、代引き、クレジットカード決済、郵便振替など様々な決済方法がありますよね。決済方法は多ければ多いほどユーザーのニッチな要求にも応えられます。 自分の好きな決済方法に対応していないため、ユーザーが別なサイトに流れてしまったなんてことがないように、ECサイトをオープンする際は十分に準備したいものです。 クレジットカード決済が当たり前になっていますが、個人情報の流出を心配するユーザーは代引きや振り込みを好む傾向にあります。決済など些細な事と考えられがちですが、数多くあるECサイトに対抗するために、小さなことから取り組んでいきましょう。 ECサイト開設で大切な事 ECサイトを開設するとき、一番大切なことは取り扱う商品やサービスと思われがちですが、スマートフォンに対応していること、レコメンド機能の搭載、クレジットカードの決済などの機能も同じぐらい重要です。例え品揃えの良いお店があっても、立地条件が悪く交通の便も悪かったら客足も遠のきますよね。またユーザーに自分のECサイトを知ってもらうためにはコンテンツSEOの充実が不可欠です。情報化社会と言われるほど周囲には情報が散乱しているため、信頼性のある情報を発信させることがアクセスに繋がり、結果的に顧客獲得に影響していきます。ECサイト独自のオリジナリティを持つことも忘れてはいけないでしょう。オリジナリティはコアなユーザーを招き、他サイトへの流出を防止します。 ここで紹介したポイントは、ECサイトをオープンさせるときに必要なことの一部ですが、ユーザー目線になって考えると他にも必要なことが見えてくるのではないでしょうか。

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