あけましておめでとうございます。2016年になり、気持ちを新たに新年の抱負を決めた方もいらっしゃると思います。
仕事のこと、自身のこと、家族のことなどなどあると思います。今回はネットショップ運営者の方が知りたいであろう新規顧客獲得のメソッドをご紹介します。
本記事では
- SNSの登場がもたらしたマーケティングの移り変わり
- インバウンドマーケティングにおける、良質なコンテンツが必要な理由と重要性
- ユーザーがシェアしたくなるような5種類のコンテンツ
- コンテンツをより多くの人に知ってもらうべく行う8つの施策
上記の内容を習得していただけるかと思います。
抱負のひとつに「自店舗の新規顧客増加」を掲げた方にとってはピッタリの内容となるはずです。しっかりと習得し、いいスタートを切りましょう!
SNSの登場で変化!?背景にあるマーケティング面の移り変わり
はじめに、今やマーケティングのツールとしては欠かせないSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の台頭による,マーケティング面の変化を「背景」としてしっかりと理解しておく必要があるのでご説明いたします。
今までは広告を打つ、電話で営業をかけるとった不特定多数の人にアプローチをかけるアウトバウンドマーケティングが主流でした。この方法では多くの人の目に触れるためには膨大なコストがかかることがネックとなっていました。
それに対し、最近ではオウンドメディア(ブログやホームページ)などで有益な情報を発信し、見込み顧客側に自社、自店舗を選んでもらうインバウンドマーケティングが主となってきました。
そこに追い風となったものが「SNSの台頭」なのです。ユーザー側が有益だと感じた情報や記事、コラムなどはFacebookやTwitterなどのSNSで手軽にシェアすることができます。この拡散性の高さが、時として良い方向にも悪い方向にもすさまじい反響をもたらすのです。
良質なコンテンツとは? 必要な理由とその重要性
インバウンドマーケティングにおいてはユーザーに選んでもらうわけですから、こちら側が良質なコンテンツを提供していないと選ぶどころか見てももらえませんし、SNSでシェアしてもらうにはほど遠いでしょう。良質なコンテンツが必要な理由、重要性はお分かりいただけたかと思います。
では、オウンドメディアや自社、自店舗が拡散されるにはどうするべきでしょうか?
ユーザーが拡散してくれるまで指を咥えて待っていればいいのでしょうか?
いいえ、答えはシンプルで「良質なコンテンツ」を作り上げればよいのです。
ユーザーは良質なコンテンツを求めており、その要望に応えなければシェアされるにも至りません。インバウンドマーケティングにおいて「良質なコンテンツ作りは命」だと認識しておいてください。
ところで、「良質なコンテンツ」とはいったいどんなコンテンツなのか?良質なコンテンツはSNSでシェアされやすい、SNSでシェアがされ多くの人に周知できる。この目的は新規顧客の獲得ですよね?
コンテンツは目的によって3種類に分けられます。
- 新規顧客・潜在顧客を新たに獲得するためのコンテンツ
- 1で獲得した顧客を見込み顧客にするためのコンテンツ
- 2で見込み顧客にした顧客を既存顧客へと変化させるためのコンテンツ
本記事では新規顧客獲得にスポットをあてていますので、1つめの目的を達成するためのコンテンツに注目します。
集客・新規顧客獲得に最適!ユーザーがシェアしたくなる5種類のコンテンツ
先ほどご紹介したように新規顧客獲得のためにはSNSでシェアされやすい良質なコンテンツを作ることがポイントでした。
ネットショップで集客・新規顧客獲得を目指す、シェアされやすいコンテンツを作るには
STEP1 目的ごとに作るべきコンテンツを決める
STEP2 作るコンテンツが決まったらしっかりとリサーチをする
STEP3 より多くの人に周知できるように施策に取り組む
この流れを意識しておきましょう!
以下にシェアされやすい5種類のコンテンツをご紹介します。
How To (ハウツー)コンテンツ
ニュースコンテンツ
業界まとめコンテンツ
まとめコンテンツ
画像や動画などの視覚的コンテンツ
よくよく自身のSNSなどでシェアされている記事やコンテンツに注目してみるとこのような内容のものが多くシェアされていると思います。日ごろから気にしてみるとユーザーがどんなものをシェアしているのかといった傾向が見えてくると思います。
自社や自店舗でどのようなコンテンツを展開するか決まったところで、いよいよコンテンツ作りのリサーチ段階に進みます。このステップは非常に重要なもので、コンテンツの良し悪しを左右するポイントとなるのでしっかりと抑えておきましょう。
先ほどインバウンドマーケティングにおいて「良質なコンテンツ作りは命」とご紹介しました。
ここでは新たに要素として、コンテンツ作りにおいて「ユーザーの視点になることが命」と言っておきましょう。結局はコンテンツを見るか見ないか、シェアするかしないかはユーザーによって決まります。つまりはユーザーが求めているコンテンツを提供すべきなのです。
そのために行うべきなのが「キーワードリサーチ」です。Google AdWordsキーワードプランナーなどを使用して、キーワードの検索ボリュームなどの情報を手に入れましょう。ユーザーがどんなキーワードを検索しているのかを把握するのは非常に大切です。「キーワードプランナー、5つの特徴と使い方」にて詳しくご紹介しているので参考にしてみてください。
キーワードが決まったら検索をかけてみて、実際にどんな内容のコンテンツが多くシェアされているのか? どんな記事が検索上位に表示されているのかといった傾向を把握しましょう。それらを抑えた上で、差別化を図るための+αを盛り込みましょう!
コンテンツを多くの人に周知しよう!より多数の人にアプローチするための8つの施策
ここまでの内容で、なぜ良質なコンテンツ作りが重要になってきたのか。その背景と理由を説明し、その上でどのようなコンテンツをどんな準備段階を踏まえて作成すべきかをご理解いただけたかと思います。
これで新規顧客獲得のための良質なコンテンツ作りを習得していただけたかと思います。最後にそれらのコンテンツをより多くの方に周知できるように取り組むべく施策を8個ご紹介します。
「1. SEO」
GoogleやYahoo! などの代表的な検索エンジンにおいて、ユーザー側の検索によるアクセスを獲得するための施策です。即効性は低いのですが、長期的視野でみると必須のものと言えるでしょう。
「2. リスティング広告」
検索結果のページ上位に表示する広告。料金を支払えばすぐに広告を表示できるためSEOより多少即効性はあがりますが、細やかな運用管理が必要となってきます。
「3. アドネットワーク広告」
WEB上のさまざまなメディアにバナー広告やテキスト広告を配信すること。リスティング広告より多くのユーザーにアプローチすることが可能です。
「4. アフィリエイト広告」
ブログやWEBサイトにリンクを掲載してもらい、その媒体からの流入があった場合に成果に応じた報酬を媒体側に支払う形式です。顧客獲得の母数が少ないため、企業やブランドイメージを損なうリスクがあります。
「5. SMM(ソーシャルメディアマーケティング)」
Facebook、Twitter、InstagramなどのSNSで自社アカウントを開設し、運用すること。拡散性が高いため、急激な効果を期待できるが、ユーザーとのコミュニケーションを持つ必要があります。「Instagramを用いた3つの集客方法」にてInstagramにおける運用の方法などはご紹介しております。
「6. SNS広告」
FacebookやTwitterといったSNSで広告を配信すること。リスティング広告と同様、細やかな運用管理が必要となる。
「7. 他メディアへの広告」
ある程度、認知度が高いメディアに広告を出稿する形式。メディアによって、どのくらいのコストでどんな層に届くのかといった資料がある場合が多いので、参考にしてみるとイメージがしやすいでしょう。
「8. オフライン広告」
非常に多く人にアプローチが可能だが、その分コストも非常に高い。いかにオフラインからオンライン上にユーザーを導けるかがキーポイント。
いかがでしょうか? これら紹介した施策はローコストですぐにでも取り組めるものも含まれています。自社、自店舗の規模や予算などに合わせて上手く活用してみると良いかもしれませんね。
まとめ
今回は新規顧客獲得にスポットを当てての記事となりました。マーケティングとしては、ここがゴールではありません。彼らをベースとして、見込み顧客、既存顧客へと育てていき、自社商品の購入などがゴールになると思います。
自社、自店舗を飛躍させられるように今のうちからしっかりと取り組み始めましょう。
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