こんにちは。
先日、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」を見返していました。というのも少し前になりますが、本作で描かれていた30年後の世界が昨年2015年の10月であったからです。
このことに関しては多くの記事やまとめサイトなどがあるので、気になる方はチェックしてみると面白いですよ!映画好きの私としても、興味深いものでした。
実現されているもの、されていないものなどいろいろありましたが、いずれにせよ確実に進化をしているものがたくさんあるということです。
進化と言えば、ファッションECサイトも進化しているんですよ?
ネットショッピングが一般的になってきている現在、多くの企業が画期的なサービスを展開しています。
さあ、本記事では
- ファッションEC市場の行く末、ニーズの多様化
- 多様化したニーズに対応できる5つのサービスを展開しているECサイト
- 生存競争を勝ち抜くための実店舗での取り組み
上記3つの内容をご紹介したいと思います。
ニーズが多様化している?! 今後のファッションEC市場について
ネットショッピングで購入するものは人によって様々かと思いますが、人々が生活する上で必要なものはだいたい同じでしょう。
昔から「衣・食・住」という言葉があるように、我々が生活を送る上で衣服はかかせないものですよね?
インターネットが登場してから数十年、今ではオンライン上で購入できる時代になりました。これも進化の1つですよね。
今までは実店舗のみでしか販売を行っていなかった企業やブランドも、現在ではネット上にECサイトを設け、販売を行っていたり、オンラインモールへ出店していたりします。
このようにファッションEC市場への参入は活発になっており、参入する際の障壁もかなり低くなっているのが現状です。ここではファッションEC市場について少し見ていきましょう。
シンプルに言いますと、ファッションEC市場に限ると「急速な成長」を遂げています。
なんと成長率は驚異の10%超え! 具体的な市場規模は2014年の時点で1兆3,680億円です。経済産業省の発表によりますと、この数字は2020年には2.6兆円ほどにまで成長すると言われております。
実店舗を構える百貨店や量販店チャネルの市場規模は前年比でみてみますと、やや縮小傾向にあるのが現状です。少子高齢化で人口減が見込まれている日本にとって、EC市場も含めると横ばいの動きをしているファッション市場には、ECチャネルから市場活性化を働きかける必要がありますね。
しかし、まだまだファッションEC市場は成長途中の段階なのです。ユーザーの中には「試着ができないから」「実物の色味を見られないから」などの声が良く聞かれ、通信販売やECサイトでのショッピングを避ける人も少なからずいます。
多様化してゆくニーズに、これからどこまで対応することができるのか?
これが、今後ファッションEC市場の成長を加速させるための、課題の1つかもしれませんね。
もはや今までの概念をひっくりかえす革新的な5つのサービスを展開するECサイト
成長を遂げているファッションEC市場ですが、多様化しているニーズに対応するために既に対策を始めているECサイトもございます。
ここでは、今まででは考えられなかったサービスや機能を展開しているECサイトをいくつかご紹介致します。
このサービスが一般的になれば、多くの人のネットショッピングや通信販売への抵抗が少なくなる未来が実現するはずです。
LOCONDO.jp
シューズやパンツなど、一度は試着してから購入したい!
というアイテムをはじめとするほか、バッグやアクセサリー、時計や衣類全般を購入できるECサイトです。レディース、メンズやキッズの取り扱いがあるので幅広い方にご利用いていただけます。
このECサイトの大きな魅力は通常品ならば、返品送料が無料であるという点です。セール品になりますと、一返送ごとに一律500円がかかりますが、試着できるのはうれしいサービスですね。返品受付の期限は出荷日から21日間なので、安心して試着ができますね。
サービスの利用には登録が必要ですが、会員登録費用はかかりません。
Amazon.jp
いわずと知れた大手オンラインモール アマゾンでは「アマゾン発送の商品であれば30日間返送料無料」です。Amazonマーケットプレイスに出店している店舗では適用されませんのでご注意を!
また、返品は基本的に試着のみをした場合の商品のみ、可能であります。
そのため、商品タグがついたままである、汚れやダメージがない、などの条件がいくつかございます。しっかりと事前に確認してからのご利用をおススメします。
MAGASEEK(マガシーク)
こちらはスウェーデン発の総合ファッション通販サイトです。日本でもレディース・メンズアイテムの販売を行っています。
このサイトで特徴的なのが、「Virtusize(バーチャサイズ)」という機能です。
過去に、このサイトで購入したものであれば、そのアイテムとのサイズ比較が可能なのです。また、購入したことがない人でも自身の持っている洋服の採寸結果を登録すれば、そのアイテムとのサイズ比較が可能です。
そのため、自身のサイズにしっかりとフィットしたものを購入できるという仕組みです。
ここまでしても、もし、万が一サイズが合わないという場合も大丈夫です。MAGASEEKでは商品到着9日以内であれば返品も可能です。ただ、返送料は自身の負担となります。バーチャサイズを利用すれば、返品するということはあまりないと思われます。
楽天
こちらも大手オンラインモールの楽天です。
まだ試験段階のようですが、購入前に自らの体型や体重の情報を入力することで着用イメージが分かる「バーチャル・フィッティングルーム」や、自身の好みのフィット感の商品をおススメしてくれる「フィット・アドバイザー」の2つの機能を一部店舗で提供しているようです。
サービスの精度は、北米や欧州でバーチャル試着サービスを展開しているイギリスの会社、Fits.me(フィッツ・ミー)の技術を活用しているでしょうから、期待できそうです。
Shodazzle
こちらは海外のサイトになりますが、おもしろいサービスだったので、ピックアップしてみました。登録時に出される20~30問の質問に答えることで、おすすめスタイルが毎月送られてくるというサービスです。
自身の好み通りに合っているか、チェックしてみてはいかがでしょうか?
生き残るのは誰か! 実店舗でも画期的な取り組みをおこなっている企業
先ほどご紹介したECサイトのみでなく、実店舗でも様々な取り組みを行っています。
それがITの活用です。本記事の読者の方の中にも実店舗にてITの力を取り入れている運営者の方もいるかと思われます。
iPadなどのタブレット端末を用いる
店頭での接客の際に、在庫管理や販売データの視覚化を可能にしたり、決済時などに活用したりされています。最新の商品情報を把握できるので、顧客の待ち時間を減らせますね。
結果的に回転率も上がり販売件数が増加をするなどと活躍してくれる存在です。
オンラインプロモーション
Twitter、Instagram、FacebookなどのSNSを用いてキャンペーンを展開、セール情報や最新の商品情報などの配信も、無料かつ手軽に行えます。
特にInstagramはサービスの特性やユーザー層によりファッション業界のアカウントが大量に存在しております。写真がメインコンテンツなので洋服などを表現しやすいのでしょうね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
洋服を購入するためには、実店舗からオンラインへと変化しつつあるというのも「進化」ですね。
今後、どのような画期的なサービスが登場してくるのかが、楽しみですね。
弊社ではInstagramやTwitterでのキャンペーンサイトを無料で作れるサービス「OLO(オロ)」を展開しております。SNSを活用してキャンペーンを展開する際には是非ご検討ください。