こんにちは。
日本語には「ひらがな・カタカナ・漢字」3形式の言葉がありますよね?
各形式の使用頻度というのは歴史の移り変わりに伴い、変化していそうですよね。
というのも、「最近の人はカタカナ文字を多く使うようになったよなぁ」と勝手に感じていたからであります。
日常的に使うものもありますし、ビジネスシーンで使うものもありますよね?
働く業界によっても多少変化しますが、以前に比べるとカタカナ文字が増えているのは明らかだと思います。
特にWebマーケティングやマーケティングの世界では、多くのカタカナ文字やアルファベット文字が存在しているでしょう?
ひとりのビジネスマンとしてしっかりと、意味を理解できていますか?
先輩に笑われてしまう前に、理解しておきましょう。
本記事では
- マーケティングについての基礎知識
- 50音順・ジャンル別!覚えておくべきマーケティング用語集
- Webマーケティングを学ぶ3つの方法
上記3つの内容をご紹介致します。
しっかりと答えられる? マーケティング、Webマーケティングについての基礎知識
突然ですが、「マーケティングとWebマーケティングとデジタルマーケティング、それぞれの違いについて説明してください。」
どうでしょう? すぐに答えられましたか?
人によっては、こんなのすぐに答えられて当たり前だよ! と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、中には「実は分からない」「ぼんやりとしたイメージなら…」という方も少なくはないのが実情です。
とても基本的な内容なので、この際に再確認しておきましょう。
シンプルに言ってしまいますと、マーケティングとは
「企業が集客施策をし、商品購入をしてもらい消費者になってもらう、さらにはリピーターになってもらうための取り組み」
と言えるでしょう。
Webマーケティングとは、これらの取り組みをWeb上で展開することです。
デジタルマーケティングとは、Webマーケティングよりもっと広義な、SNSやスマートフォンアプリなども考慮した取り組みのことを言います。
3つとも似ていますが、大きく異なる意味になる場合もあるので、しっかりと理解しておきましょう。
覚えておこう! Webマーケティング用語集
ここでは覚えておくべき用語を4つのジャンルごとにご紹介します。
各ジャンル内では用語50音順でが記載してあります。
アドテクノロジー関連用語
・DSP
Demand Side Platformの略
広告主が利用できる広告配信プラットフォーム
単価、配信時間などの入札条件を登録し、その内容を元にSSPからの入札リクエストに対して自動で広告枠の買い付け入札をしてくれる
・RTB
Real-Time Bidding(リアルタイムビッティング)の略
インプレッションが発生するたびに、広告主側とメディア側の間に立ち、入札と応札を自動で行い、配信する広告を決める
・SSP
Supply Side Platform(サプライサイドプラットフォーム)の略
メディアが利用できる広告配信プラットフォームのこと
複数のアドネットワークやアフィリエイトプログラムの中から、訪問者ごとに最も収益性の高い広告を自動で選び配信してくれる仕組み
・アドサーバー
広告を配信するためのサーバー
広告を配信するメディアは、コンテンツ(広告以外)の表示と広告の表示で別のサーバーを使う場合が多い
・アドネットワーク
複数のメディアに対して一斉に広告配信できるサービス
・アドマーケットプレイス
広告主とメディアが直接広告枠の受発注などのやり取りをできる市場
・行動ターゲティング広告
ユーザーが興味を持ちそうなテーマを推測して広告を表示する仕組み
・ジオターゲティング
ユーザーのアクセス場所をIPアドレスなどから判別し、地域によって異なる情報を表示する仕組み
・データエクスチェンジ
複数のメディアから提供されたオーディエンスデータを取りまとめてDMPと取引すること
・バーティカル・アドネットワーク
特定のセグメントのユーザーに特化したアドネットワークのこと
・プライベートエクスチェンジ
特定の広告主だけが入札に参加できるアドエクスチェンジ
一般的なアドエクスチェンジに比べ、広告主が限定されていたり、メディア側で最低価格を設定したりするため、広告価値が下落しにくい
数値計測関連用語
・CPA
Cost Per Acquisition(コスト・パー・アクイジション)の略
一人あたりのコンバージョン獲得単価を表す指標
計算式:CPA=広告掲載コスト÷コンバージョン数
・CPC
Cost Per Click(コスト・パー・クリック)の略
1クリックあたりの費用を表す指標
計算式:CPC=広告掲載コスト÷クリック数
・CPM
Cost Per Mille(コスト・パー・マイル)の略
1000インプレッションあたりの費用を表す指標
インプレッション課金の広告に用いる
計算式:CPM=広告掲載コスト÷インプレッション数×1000
・CTR
Click Through Rate(クリック・スルー・レート)の略
表示回数に対してのクリック数を表す指標
計算式:CTR=クリック数÷インプレッション数
・CV
Conversion(コンバージョン)の略
資料請求や会員登録、購入など、サイトごとに決めたユーザーに期待するアクションの成果地点。
・CVR
Conversion Rate(コンバージョン・レート)の略
ユーザーが広告をクリックした回数に対してコンバージョンまで至ったユーザー数の割合を表す指標
計算式:CVR=CV数÷クリック数
・ROAS
Return On Ad Spend(リターン・オン・アド・スペンド)の略
広告の費用対効果を表す指標。広告掲載費用に対してどれだけ「売上」があったかを見る
計算式:ROAS=売上÷広告掲載コスト
広告種別関連用語
・O2O
Online to Offline(オンライン・トゥ・オフライン)の略
オンライン上からオフライン(実店舗など)に対してユーザーを誘導する事を指す。
・PPA広告
Pay Per Action(ペイ・パー・アクション)の略
ユーザーが成果地点まで至った分だけ成果報酬型で費用を支払う広告の総称。
・PPC広告
Pay Per Click(ペイ・パー・クリック)の略
ユーザーがクリックした分だけ成果報酬型で費用を支払う広告を総称。
・オプトアウト
ユーザーの許可がないにも関わらずメールなどを配信すること。
・オプトイン
ユーザーが明示的に受け取りを許可すること。「オプトインメール」と使う場合は、メール配信の許可をした人のみへのメール配信という意味になる。「ダブルオプトイン」もある。
・コール・トゥ・アクション
略してCTAとも言われる。サイトに訪れたユーザーに対して、取って欲しい行動(資料請求、会員登録etc)を喚起すること。
・ティザー
サービス公開前に、一部の情報を公開してユーザーの興味を引くプロモーション。「ティザーサイト」「ティザー広告」といった使い方をする。
・ペイパーコール
広告に掲載された電話番号に電話がかかって来た件数に応じて報酬を支払う成果保証型広告。
・リターゲティング広告
指定したサイトに訪れたユーザーに対してのみ、広告を表示させる仕組み。出稿はリターゲティング広告サービスを提供している各社から行う。
SEO関連用語
・301リダイレクト
ドメイン移行などをする場合に、恒久的にリダイレクトさせること。リダイレクト元のページは検索エンジンのインデックスから消えます。一時的なリダイレクトは302リダイレクトと言います。
・Page Rank
Googleの検索順位アルゴリズムの一つ。「多くのリンク(特に良質なサイトから)を獲得しているページは、重要なページである」という考えの元、被リンク数などに応じて重みを付け順位付けしているランキング。ドメイン公開直後はPage Rankは0から始まる。
・QDD
Query Deserves Diversityの略
検索結果にさまざまなタイプのページを表示する、というGoogleのアルゴリズム。
・QDF
Query Deserves Freshnessの略
注目を浴びているテーマについては新しい記事を表示しやすくする、というGoogleのアルゴリズム。
・SERP
Search Engine Result Pageの略
検索エンジンの検索結果ページのこと
・インデックス
SEO関連では「インデックスされた」などと使い、検索エンジンのクローラーによって、検索エンジン側のデータベースに格納される事を指す。
・オーソリティ
ドメインの信頼性の事を指す。オーソリティが高いサイトから被リンクを貰ったほうが、SEO的に有利になる。
・ノーフォロー
被リンクによるPage Rankの引渡しを防ぐために設定するタグ(rel=”nofollow”)のこと。通常、あるページから他のページへリンクを貼るとリンクジュースが流れるが、ノーフォローをつけると引き渡されない。
・リンクジュース
リンクを貼った時にリンク先に対して、リンク元から引き渡される価値。Googleは単純にリンクの数だけではなくリンク元の質も見ている。リンク元の質に応じて、リンク先に引き渡される価値が変わる。
・リンクビルディング
被リンクを獲得する行為自体のことを総称する言葉。
Webマーケティングを深く学ぼう! 3つの学習方法
よくつかわれる用語は学べたでしょうか?
あくまでこれらを覚えておくのは基本的なことです。
更に学習をするために3つの学習方法をご紹介しましょう。
- セミナーに参加しよう
- Web上で学ぼう
- 書籍を購入し、学ぼう
セミナーに参加するのに費用がかかりますが、会社によっては補助が出る場合がありますので、積極的に活用しましょう! 一流のマーケターの講義を目の前で聞ける貴重な機会ですよ!
Web上も現在は簡単に学ぶことができます。時間や場所を選ばないので、手軽に学習を開始できますよ!
書籍は自身の所有物になるのでおススメです。好きに書き込むこともできますしね。買って満足するのだけは気を付けましょう。笑
まとめ
いかがだったでしょうか?
専門的な用語が多い分野だからこそ、しっかりと覚えておきましょう。
少しずつ学んでいくことが上達への道ですよ!
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