こんにちは。やはり土日はどこも混みますねぇ~。笑
学生時代は長期休暇の時に平日にスキーやスノーボードに行っていた分、余計に土日の混雑が鬱陶しく感じてしまいます。
夏祭りとかのにぎやかな雰囲気は好きなんですけどねぇ~。不思議なものです。
さぁ、今回は賑やかなECサイトの代名詞、楽天市場についてご紹介したいと思います。
本記事では
- EC市場の現状と大手の占有率
- 市場を構成するショップ形式
- 楽天市場は儲かるのか?!その真相とは
上記の内容をご紹介致します。
EC市場の現状を把握しよう!市場規模、展望、気になる大手の占有率とは?
おそらく本記事の読者の方の中には、
「既にネットショップ運営をしていて、楽天市場に出店をしようかなとお考えの方」
「もしくは新規でネットショップを運営してみようかなとお考えの方」
がいらっしゃるかと思います。そのため、まずはEC業界の市場規模や今後の展望、市場構成に触れていこうと思います。
はじめに市場規模について分かりやすく、確実性のあるデータをご紹介致します。
こちらは経済産業省が発表している国内EC市場規模の経年推移を表しているグラフとなっております。
また、%表記がなされているEC化率については、小売市場全体におけるEC市場の規模を表しており、その数値はまだまだ低く、今後の更なる伸びが期待される点でございます。
市場の成長を裏付けるデータとして総務省が発表しているデータをご紹介しましょう。
出典:総務省 家計消費状況調査
こちらも年々右肩上がりになっていますね。
現在では約3割の世帯が利用しており、この数を伸ばすためにはネットショッピングで買い物をしない理由上位常連の、「試着ができない」や「現物を見ることができない」という課題を解消することが解決への第一歩となるのではないでしょうか?実際にバーチャル試着サービスなどの画期的な取り組みが導入されつつあります。
では、ここまで成長が見込まれているEC市場において、大手のECサイトはどれくらいの占有率を持っているのでしょうか?大手と言えるであろう、Amazonや楽天市場、ヤフーショッピングなどの有名どころの市場規模を見てみましょう
2013年の国内EC市場規模は経産省が発表していたグラフにもあるように、約11.1兆円ですね。次に東洋経済オンラインの記事によりますと、楽天市場は約1.8兆円、アマゾンジャパンは1.4兆円(推定値)、ヤフーショッピングは0.3兆円、その他事業者を考慮すると推計で4兆円ほどになるのだという。これは全体の35%くらいとなり、決して独占市場ではないと言えるでしょう。
つまり、まだまだ市場進出の余地は残されているのであります。
出典:東洋経済オンライン
市場を構成するネットショップには3つの出店形式があるんです!
では、実際に市場へ進出をしようと決めた際にご自身のお考えのプランや予算、規模があるかと思われます。また、スキルや知識などにも差があります。そういった方の為にもネットショップを開業するには様々な方法が存在します。
ここでは3種類のネットショップ出店形式についてご紹介します。
Amazonや楽天などのモール型サイトで出店
集客率が高く、幅広い顧客が集客できます。また、大手モールのためユーザーが安心して買い物をできます。一方、他店舗との差別化が図りづらいなどの特徴があります。
メルカリやLINEモールなどのASPサービス利用型サイトで出店
なんといっても手軽に出品できるのが魅力です。分かりやすいサイト設計で専門的知識が無くても大丈夫!ただ、楽天市場やAmazonに比べると集客力が低く、販売手数料も高めです。
STORES.JPやカラーミーショップを使った独自構築型サイトで出店
集客力が0からスタートするため、集客施策を自身で打つ必要がある。追加してWebデザインなどの専門的なスキルが要求されるが、他サイトとの差別化を図り、オリジナルなショップを出店するにはおススメです。
このようにそれぞれ様々な特徴がありますし、他にもまだまだ開業サービスは存在しています。「【初心者必見!】ネットショップを開業する3つの方法とは?」にて詳しくご紹介しておりますので、ご参考にしてみてください。
では、上でご紹介したモール型サイトである楽天市場に出店するのは儲かるのかどうなのか? についてご紹介したいと思います。
実際のところ、楽天市場に出店するのは儲かるのか??
モール型ECサイトは他にもオンラインモールや仮想ショッピングモールと呼ばれます。みなさんのイメージしている通り、ショッピングモールがオンライン上にあるイメージです。様々なジャンルの店舗が集まっており、ユーザーは即座に別ジャンルの店舗へ移動することができます。
これらオンラインモールの日本国内における世間的知名度はかなり高いでしょう。
では、出店者側からの印象はどうでしょう?
知名度という点については、知らない人はいないでしょう。
つまり
「もっとも有名なマーケットである」という印象。
そしてもう一つが
「出店しても儲からない」という印象です。
日本で最も有名なのに、なぜ儲からないの?! と大半の方が思うでしょう。
では、その理由をご説明しましょう。
1つ目に、「人はマイナス面ばかりを声高に主張する」という点ですね。
どういうことかといいますと、結果的に「出店しても儲からない」という印象があるようですが、楽天市場は出店すればみんな儲かるなんて魔法のサイトではないため、儲からなかった人たちももちろんいるはずです。
逆に儲かっている人は楽天市場という日本でもトップクラスのマーケットプレイスに出店しているので、儲かっていることをわざわざ主張しませんし、日本人の国民性からも同じことが言えるでしょう。
あくまで、このマイナス面の印象は多少誇張されていると考えてもよさそうです。
2つ目に「他店舗との差別化が図りにくい」という点が挙げられます。
これだけの知名度を誇るモールなので、当然多くの業者が出店し商品販売を行っています。その中には当然、同じ商品を扱う店舗も多く存在します。
これが儲からないと言われている2つ目の要因かと思われます。このような状況になり、結果的に価格競争に巻き込まれ淘汰されてしまうのです。
最後に挙げられるのが「ECコンサルタントへの過度な期待」です。
楽天市場では他オンラインモールとの差別化のため、出店することになると必ず担当者がついてくれます。彼らは100社以上の店舗を担当しており、メインである広告のポートフォリオを組むことなど様々な提案を行っています。
そこに過度な要求をかけるのは無理があります。そのため広告費だけが高い割に売り上げに結びつかないというケースに陥るのです。
他モールとの出店する際の選定基準にECコンサルタントの魅力が入っているのであれば、できればその期待は持たない方がよいでしょう。
その上で長期的な視点を持ち、目先の利益に捉われないように、利益を見込んだ事業計画をベースに広告費用の配分などを行うのが、儲かることへつながるのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
儲かるか、儲からないか、結果としては運営者側ですべてが決まるという結果でした。
大切なのは長期的な目線に立つこと、そして現状維持ではなく常に進化を模索することです。
他にも、楽天市場関係の記事を弊社では紹介しています!ぜひ、ご覧ください!
弊社ではInstagramやTwitterでのキャンペーンサイトを無料で作れるサービス「OLO(オロ)」を展開しております。SNSを活用してキャンペーンを展開する際には是非ご検討ください。