近頃はもう春ですね!冬が好きだと言い続けてきましたが、こうもスッキリ晴れていて過ごしやすそうだと春が好きになりつつあります・・・みっしぇるです!こんにちは!
今では通販といえばECサイトですが、以前は通販カタログが主流だったのをご存知ですか?
定期購読で毎月もしくは毎シーズンカタログが自宅に届き、気に入ったものが見つかれば電話かハガキで応募するのですが、近頃はその以前までの勢いが失われつつあります。
時代の流れといいますか、どれだけネットというものが普及してきていて、世間の紙離れが進んでいるかが伺えます。
そうしてやむを得ずカタログを廃止してECサイトへ移行していく通販企業が多い中、カタログ販売一本で売り上げを維持している企業やカタログの廃止ではなくECサイトと連携させることでうまく活用することに成功したニッセンやベルメゾンなどの有名企業も存在します。
なぜそれらの企業は成功することができたのか?
それにはやはりカタログならではの良さというものがあるからなのでしょう。
これからECサイトを運営しようという人にとって、媒体は違うにしても同じ通販業界ですし生き残るために成功法はぜひ知りたいですよね!
今回はECサイトに活かせる、購買欲を高められるような通販カタログの良い要素を調べてみました!
魅せ方を凝ろう
カタログに限らずECサイトでも常に課題となる「魅せ方」。
様々な方法がありますが、ECサイトの場合は商品詳細ページだけでなく、イベントページや特集ページを設けられるので活用できる場は幅広いと思います。
ここで魅せる方法を頭に入れ、商品やテーマに合ったものを採用しましょう。
演出系
まずテーマを決めて、それに合わせた演出をしライフスタイルを提案するとともに商品を紹介するといった方法です。
普段の生活風景の中で商品が紹介されているのでとてもイメージしやすいですね。
雑貨や家具なんかでよく見られる方法かもしれません。
アイテム系
一つ一つの商品の詳細がぎゅっとつまったページ構成です。
情報をたくさん載せる分、見やすさをより考慮しながらレイアウトを考えなければいけないですが、消費者側としてはデザインや色の種類・素材感も知ることができるのでより購入しやすくなります。
やはりインテリア系や実際に身に付けたり使用するものだと、色や素材は重要な部分なので活用するといいかもしれませんね。
How to 系
雑誌などではよく見られる、定番の方法ですよね。
商品紹介だけでなく使い方やテクニックなどが一緒に載っていて、商品の事がより理解できるので購買意欲を高めることができます。
生活用品やビューティグッズなどに効果的な手法だと思います!
読みやすさやわかりやすさを常に意識して
商品を紹介するとなると、やはり情報がたくさんあればあるほどいいですよね。よりどんな商品かが伝わりやすい。
しかし、詰め込めば詰め込むほど、残念ながら見やすさは落ちていくばかりです。
情報は大切ですが、その中でも重視すべきはやはり「見やすさ(読みやすさ・わかりやすさ)」です。
ここではカタログで採用されている方法をご紹介していきます。
必要な情報のみ載せましょう
あれもこれもと言ってすべて載せてはきりがありません。
消費者の立場から見て、選ぶときに知りたい情報はどれかをしっかり選定し、尚且つ文字だらけにならないように図や写真を使用するなど工夫しましょう。
消費者の生活向上や悩み解消に役立つかどうかを考えると選びやすいかもしれないですね!
フォントを読みやすいものに変更
誰だってぐにゃぐにゃしたものやユニークすぎるものだと読みにくいですよね。
フォントを探し出すと種類が多くで目が回りそうですが、近年ではユニバーサルデザインというものが多く開発されていて、判読性や視認性を高くするためにデザインされたものらしいのでぜひ探してみてください!
ゆるい要素もプラス
取り扱い商品やブランドイメージによって、これを採用するかは大きく左右されると思いますが、全体的にサイトが堅苦しいと消費者側も緊張してしまいます。
高級感があれば特別感が味わえるかもしれませんが、きっちりしすぎても購買意欲はかきたてられません。
そこでちょっとしたゆるい部分をプラスしてあげるのです。
カタログや紙面では、コミカルなイラストを見かけることがありますよね。あえて綺麗なイラストではなくコミカルというのがポイントです。
サイトの場合、イラストを使用できるようなデザインであればいいのですが、それが難しい場合は特集ページを設けたり、SNSを活用していればそこは少しゆるめにしてサイトのきっちり感とバランスをとるのもいいですね!
おすすめPOINTなどはしっかり打ち出して
雑誌なんかも多いかもしれません。
特に消費者に伝えたい情報は、「編集長のおすすめPOINT!」や「便利POINT!」などで他と区別をした打ち出し方をするといいと思います。
商品の最大の特徴なんかをこのやり方で打ち出してみてもいいかもしれませんね。
この時注意しなければいけないのは、「他とは違う特別な情報」なので、デザインでしっかり魅せられるにするということです。
決めポーズはもうやめよう
ファッション系などの場合、モデルさんは必要不可欠ですよね。
ポージングなど色々考えるのだと思いますが、決めポーズはハッキリ言って商品を魅力的にはしません。
消費者が見たいのは、商品を実際に使用したらどんな感じなのか?使い勝手はいいのか?質感は?どうやって見えるの?などです。
それなら効果的なのはやはり仕様風景や商品を着用して生活している場面だと思います。
ファッション系なら街中を歩いてみたり、カフェでお茶してみたりが極自然でイメージがしやすいと思います。
最後に
カタログを参考にして、ECサイトで活用できるような部分ご紹介してきました。
上記はあくまでデザイン的な部分をご紹介しましたが、梱包やパッケージをグレードアップさせたり、メッセージカードを同封して少しでも気持ちよく受け取ってもらえるようにと様々な工夫を施されている企業も見られました。
凝れば凝るほど載せたいものややりたい事は増えてきますよね。
今回カタログを調べていて、やはり文字・画像・図などの情報のバランスは大切だと感じました。
今はSNSやブログなどもあるので、こだわりなんかはそっちで公開するなどして活用するのも手ですね。