服も食べ物も日用品までなんでもネットで買えちゃう世の中ですね。
その世の中の流れにしっかり乗っかっているみっしぇるです。どうもこんにちは!
女性としては、何歳になっても可愛い服や小物を持っておしゃれを楽しみたいものですよね。更にファッション大好きという人なんかは、いつでも最先端のアイテムをゲットしたい!
でも自分の足で歩いて理想にガッチリ合ったものを見つけるということが、たまに億劫に感じますよね。
ピンとくるものがなかったり、逆にあってもサイズがなかったりなど…ガッカリして帰ってきた経験、私にもあります…!
そんな時、レディースファッションECサイトがとっても重宝するのです。
ただ、ECサイト運営者側としては、いささか不安な点もあるかと思います。これだけ便利なもの、企業が見過ごさないわけがありません。今やネットショッピングは大企業から中小企業まで幅広く乗り出してきている商法です。
ただ話題なだけでなく需要が高いので今後恐らく廃れる心配もない、長くやっていけると思いECサイトを開業したとしても、競合サイトはもうすでに数え切れないほど大量に存在します。
その中から勝ち抜くためには、ただ開業するだけでなく常にECサイトを分析し、テコ入れをしていかなくてはなりません。
今回は、そんなレディースファッションECサイトを開業したものの売上アップ・維持に困っているという方のために、5つのアドバイスをご紹介していきたいと思います。
すでに売り上げはそこそこいい感じだけど、今後のためにも運営見直しや、他にできることがないか模索している方にも、ぜひご覧いただけたらもしかしたら役に立つかもしれませんね!
定番のリスティング広告を徹底追及
まずはリスティング広告とはなにか?
リスティング広告、聞いたことある方もいらっしゃると思います。簡単に言うと、あなたが検索したキーワードと関連性の高いサイトを有料で検索結果の上位・サイドに表示させるもののことです。
リスティング広告を聞いたことないという人でも、下記の画像は見覚えがあるかと思います。
黄色いアイコンが付いているのがわかりますか?中には「広告」と書いてあります。このアイコンが付いているものは、リスティング広告を利用して上位表示させてあるサイトになります。サイドにズラーっと並んでいるものもそうですね。
やはり人は検索結果の上位をすぐクリックして見てしまうものです。なかには2ページ、3ページ目なんか見たことないという人もいると思います。そんな人の心理をうまく利用して生まれた広告方法ですね。
さらに、リスティング広告に関して知りたいという方は、こちらの記事をぜひ読んでみてください。
リスティング広告とは|今更聞けないリスティング広告の基礎
このリスティング広告を利用していく上でしっかり見なくてはならない部分があります。それはキーワードと広告文です。
例えば今回のテーマにもある、「レディースファッションECサイト」でのリスティングを検討しているとするならば、まず頭に浮かぶものはやはり「ファッション」「レディース」「通販」など、定番のものばかりですよね。
まず思い浮かぶもの=定番=人気=みんなやってる ということでこのキーワード使用者はとても多いため、入札価格は高くなってしまいます。(ちなみにこういったキーワードはビッグキーワードと呼ばれています)
たしかにビッグキーワードを入札できればアクセス数は上がるかもしれません。しかし、実際欲しいものがあって検索する場合、アイテムをキーワードに打ち込むことってありませんか?例えば「レディース パンツ」や、「ファッション プチプラ コート」などなど。
こういった細かいキーワードも入れておくことで、比較的入札価格は低めで、細かいキーワードで検索する人を取りこぼす心配もなくなります。
広告文は検索結果画面出る、サイト名の下に表示されている詳細文のことです。言わずもがな、詳細文なのでサイト説明を短文でうまく伝えなければなりません。
その際に、入札しているキーワードを含めて説明文を作ることが、結構重要となってきます。なぜか?
キーワード部分が太文字になるからです。
なんだよそんなことか。とバカにしてはいけません!
太文字ということは、他の文字よりも目立っているのでよく目につくということです。説明文に太文字キーワードがあることで視認性が向上し、「これ、今私が探しているものとマッチするかも」と感じさせることができるのです。
こうしてクリックされやすくしていくことで、そのキーワード品質が上がり、単価が低くなる傾向にもあるらしいので、お安くクリックを稼げるようになる期待もできるわけです。
最近よく目にするリマーケティング広告を導入
さてお次はこちら、リマーケティング広告です。
Googleではリマーケティングで、Yahoo!ではサイトリターゲティングと呼ばれるこれ、私は正直結構頻繁に引っかかっています。
リターゲティング広告とは、インターネット広告の配信方式のうち、広告主のWebサイトを訪問したことがあるユーザーの行動を追跡し、他サイトの広告枠上で同じ広告主の広告を表示させることで、再度の訪問を促す方式のことである。
今はこの記事を書くためにリスティングやネットショップなど検索しているせいか、こんな広告が出てきました。
真ん中の画像はHOME’Sの広告ですね… はい、恥ずかしいですが住むとこ探してるのバレバレですね。
今はこういう広告ばかりでしたが、服や靴を探している時は、よくついさっきまで見てた商品やサイトの広告が表示されます。
リマーケティング広告を利用することで、購入せずにサイトから離脱した人にもう一度アプローチをすることができるのです。
また、リマーケティング広告利用者の中には、自サイトで購入した人には配信しないようにしているユーザーもいるようですが、配信したほうが断然良いです。
レディースファッションECサイトであれば尚更、季節毎に販売商品が変わったりキャンペーンなどイベントが始まったりする場合に、購入者にも広告を配信しておけば、最新情報をお知らせすることもできるからです。
この他にも様々な境遇のターゲットに向けて広告を配信することができるので、使い勝手もきっといいかと思います。
私個人からすると、関係のない広告は正直邪魔だと感じることが多いですが、自分が今もっとも興味を持っている分野の広告であればむしろ惹かれます。
さらに、それがついさっきまで自分が見ていたサイトや商品となると、もう気になってしょうがなくなってしまいます。ここだけの話ですが、幾度となくお仕事中に「今買ってやろうかな」と悩んだこともあります。買いませんでしたけどね!
もっとリマーケティング広告のことを知りたいという方は、ぜひこちらの記事をご覧下さい!
【未経験者必見!】ゼロから始めるリマーケティング広告
売れている商品を分析し更に伸ばす
売れている奴はこれでいいんだ!とほったらかしにしてしまっていませんか?売れているものを無視して売れていないものを売ろうとしても、中々どうしたらいいか思いつきませんよね。
そんな時は、まず売れている商品を分析して良い部分を盗んじゃいましょう。
では分析するには何をしたらいいのか?せめてTOP3の商品が何か把握しておくようにしましょう。
これは把握だけしておけばいいという意味ではありません。TOP3まではせめて知っておくべきだという意味です。
ECサイトで人気ナンバー1の商品ということは、その商品が自社の売り上げ何%かと占めているということです。
経営者なのであれば、そういったところをわかっておかないと、分析が欠けているのではと言われてしまいます。
まずは、どんな商品が最も売れていて、何個売れているのか、どの時期が最も売り上げが上がっているのかなど、売れている理由を徹底分析してみましょう。
近頃では口コミの効果もバカにできないので、口コミ機能を採用しているのであれば、消費者がどう感じているのか見てみるのもいいと思います。
分析が出来たら今度は更なる売上UPを目指しましょう。
せっかく注目もされていて売れてもいるこの商品、更に改善することができればもっと売上アップにつながります。単純なようで、ここからが重要かつ難しい部分ではあると思いますが、ここをうまく実行できればゆくゆくはサイト全体の知名度アップにもつながっていくので踏ん張るところです。
改善するために注目すべきところは、ざっと考えて下記のようなものがあります。
- 商品写真は見やすいか
- 商品詳細文が魅力的でわかりやすいか
- 商品ページのレイアウトは見やすくなっているか
- 購入ボタンが見つけやすいところにあるか
売れているとは言えども、何も欠点がないというわけではありません。
その今は明るみに出ていない欠点を、ECサイト関係者みんなで考えてみれば、思いのほかたくさん出てくるかもしれません。
それらの欠点をつぶしていくことで、その商品だけでなくサイト全体が良くなり、消費者にとって優しいサイトと変わっていくでしょう。
関連商品と題した項目を作り、他商品もアプローチ
こちらはAmazonの商品ページです。
きっと利用した人もいることでしょう。かくいう私も実はこの機能が結構好きだったりします。
Amazonでは「この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています」としてありますが、他サイトでは「関連商品」にしてあったり、「お勧め商品」としてあったり、表示方法や掲載するものはそのサイトによって様々です。
ZOZOTOWNには、例えばスウェットの商品ページを開くと、下の方に「人気のスウェットランキング」というものが設置されています。特定のアイテムを探している人にとってとっても助かる機能ですよね。
こういった機能を利用することで、売り上げが伸び悩んでいる商品でも、売り上げが高い人気商品の商品ページに表示され、人の目につきやすくなります。
人気のない商品はランキングにも乗りずらいですし、多数ある商品の中に埋もれがちなのですが、これなら見てもらえるチャンスも増えますね。
楽天などはカスタム性が強いので、購入するボタンの他に「合わせて買うボタン」というものを設置している方もいるそうですね。
単純に一緒に買ってほしい商品のリンクを張っているだけなのですが、それを「合わせて買う」と書かれたボタンにし、注目度を上げることによって、この方法でも消費者を他の商品へ誘導することができます。
リピーターを勝ち取るためには信頼度向上が不可欠
商品写真をいくら綺麗にしても、詳細文をいくらわかりやすくしても、結局のところ最終的にはユーザーが「信頼できそう」と感じられなければリピーターは増えません。
リピーターを増やそうとイベントやキャンペーンをこまめにやるECサイトもありますが、購入方法や購入後の対応が雑だったらどう感じるでしょうか?
安くたって、お得だったって、好きなアイテムが売っていたって、また買おうという気はおきませんよね。ネットショッピングとはいえ、結局は人対人の商売です。コミュニケーションはとても重要となってきます。
では信頼度向上のためにどうしたらいいのか?
購入方法はわかりやすくするようにしましょう。
どこのECサイトでもヘルプや購入方法などのページは用意してあると思いますが、実際の文章がわかりにくかったら掲載している意味がありません。
しっかり簡潔にわかりやすくしておきましょう。また、少しややこしい購入手順だとしたら、まずはそこから改善した方がいいかもしれませんね。
決済方法は多種類であればあるほど喜ばれます。
コンビニ決済や代引きなど、決済方法は今やさまざまです。クレジットカード決済とか定番さえあればいいだろうと思っていたら大間違いです!
購入時の消費者の状況などによって使いたい決済方法は変わってきます。予めさまざまな決済方法を用意しておき、消費者が自由に選べるようにしておきましょう。
商品代金以外にかかる料金がすぐわかるようにしておきましょう。
こちらも、主にヘルプや特定商取引法などのページに載せておくようなことだとは思いますが、その際、結局どんな料金がかかってくるの?と不快感を感じさせてはいけません。
お金に関することはとてもナイーブです。お金関連が不明確だといくら欲しい商品でも他のわかりやすいECサイトに乗り換えられてしまいますので、ここは気を付けて掲載しましょう。
購入後の「注文受け付けメール」「発送完了メール」を送りましょう。
当たり前のようにやられている作業かもしれませんが、ここに親切さや対応の良さが表れたりします。例えば、注文受付メールは来たけど、その後1週間たつのに発送完了メールが送られてこない場合。ただ購入者の不安をあおっているだけですよね。
ここから簡単にクレームにつながってしまいます。口コミに書かれてしまうこともあります。発送が送れそうだったり問題があった場合は、必ずもう1通送っておきましょう。その他、伝えておいた方がいいかもと感じることがあればしっかりメールで連絡した方がよいです。
発送はどれだけ忙しくても予定通りを心がけましょう。
上記でもお話しした通り、どうしても遅れそうであればメール1通送りましょう。しかし、できるだけ予定はずらさないほうがいいに決まっています。待っている側の気持ちを考えれば分かりますよね。
発送側よりも購入者側の方が当然待たされている分、待っている時間が長く感じます。なぜなら欲しい商品はまだ来ないかと待ち遠しいからです。購入してもらったら終了じゃないので、発送もしっかり気を使うべきです。
などなど、基本的なことですが、まずはこれらを意識してみたらいかがでしょうか?
まとめ
広告を利用して打ち出し、更にユーザーにとって優しいECサイトにするように改善を重ね、訪問から購入・商品受け取りまでしっかり気を遣った対応や仕組みを作ることで、サイト自体の信頼度や知名度を勝ち取ることができ、売上アップにもつながることでしょう。
開業してからが勝負です!
ECサイト運営されているみなさんも、これから運営しようかなと検討中の方も、ぜひ参考にしてみてくださいね!