こんにちは。先日、友人への誕生日祝いをネットで探していました。友人と私は共通の趣味があり、趣味関連のものをプレゼントしようかな~とボンヤリしたイメージでいろいろ探していました。
そう、予想通り、私も自分用に買ってしまいました。笑 ネットで買い物ができるのはとても便利なのですが、ついつい余計な買い物までしてしまうんですよねぇ~。
さあ、そんな今回はネットショップにおける「商品選定」のお話をしたいと思います。
本記事では
- EC市場の現状、今後について
- 運営の際に大切な3つのこと
- 儲けるための商品選定ポイント
上記の内容をご紹介致します。
ネットショップの世界ってどうなの? EC市場の現状と今後を把握!
例えば必ず儲かる商品があったとしましょう。すごく魅力的な商品ですね。販売する側としては、ぜひとも店頭に並べたいところです。
しかし、どうでしょう?
「その市場全体が縮小している」
「需要が急激に減っている」
こんな状況では儲かる商品とは言えませんよね。現状では儲かる商品でも長期的な目線でみると、赤字必至です。
まずは、しっかりとEC市場の現状と今後について把握しておきましょう。
シンプルに言ってしまうと「市場は拡大」しています。それも継続的に。
下のグラフを見ていただけると、お分かりいただけるかと思います。下図は経済産業省が発表しているデータでして、国内EC市場規模の経年推移を表しております。
市場規模は綺麗な右肩上がりを続けていますね。ただ、まだまだEC化率(%表記がされている箇所)は低いですね。今後は市場規模、EC化率ともにさらなる拡大・上昇が見込まれるでしょう。
そのような市場であるため、多くの人が市場進出を試みます。また、「ネットショップを開業できるサービス7選」でもご紹介しているようなサービスを提供する企業も出てきており、専門的な知識のない方でも簡単にショップを立ちあげられる現状にあります。参入のハードルが低くなってきたため、競合同士での競争が活発になっています。
そして、他社との差別化を図るために「画期的な新サービス」こちらのようなサービスを展開するショップも少なくありません。
EC市場の現状、今後の展望は明るいようですが、継続的運営を行うためには、他社との差別化が課題となるようです。
あなたは大丈夫?? 運営をする際に大切にしたい3つのこと
他社との差別化を図ることも非常に大切ですが、基本を忘れてはいませんか?
基礎がしっかりとしていないと、その上で施策などがしっかりと機能しませんよね。
ここで運営に大切な基本的なポイントを確認しておきましょう。
顧客視点を意識した運営をしましょう
お客さんがいなくては、ショップ運営をしていても意味がありません。自店舗のターゲット顧客をしっかりと明確化し、彼らのニーズやウォンツをしっかりと把握しておきましょう。
自店舗のリピーターを増やそう!
運営を行う際に新規集客というのは常に行っておかなくてはなりませんね。新規集客がうまくいっており、売上もあるかもしれません。
しかし、新規集客にはある程度のコストがかかるものです。その点、既存顧客のリピーター化に必要なコストはあまりかかりません。適切なアフターフォロー、サポートをしっかりと心掛けましょう。
自らのレベルアップを大切に!
先ほども少し触れたように最近のネットショップ立ち上げのハードルは低くなっています。
ただ、自身ができないことをすべて外注していてはコストもかかりますし、自身の経験値になりません。
長期的な視点に立ち、様々なことに挑戦し、自身のスキルアップ、知識向上を大切にしましょう!
儲からなきゃ、意味がない! 儲けるための商品選び、ポイント
ネットショップは商品が無くては始まらない!
儲けるための商品選び、大切なポイントをご紹介致します。
儲かる商品、つまりは「利益が出る商品選び」
ということですね。
利益を出すためには「支出を減らす」という考えがありますね。
まずはネットショップ運営に必要な支出を考えてみましょう。
支出には固定費と変動費、投資費の3種類がありますね。
- 固定費…人件費、倉庫代、システム使用料等
- 変動費…商品原価、配送代
- 投資費…広告代、キャンペーン展開コスト
具体例を挙げると上記のようなものが挙げられるかと思います。
固定費を下げる
小売業界で利益を上げるためには、「固定費を下げる」という手法が王道と言われますね。
システム使用料などは、出店するオンラインモールなどの料金が必要なので下げるのは厳しいでしょう。
次に倉庫代に注目してみましょう。ネットショップ運営を行う際に在庫を抱えるのは避けられないことですよね。しかし、在庫管理に倉庫が必要ないような、もしくは小スペースで済むような商品を扱うという方法を取るのはどうでしょう?
最後に人件費ですが、ここは極端に下げることは厳しいでしょう。
ですので、売上全体に対する人件費の割合を小さくすればよいのです。
配送や梱包、受注対応などにかかる人件費は商品によってたいして変化しません。低価格でバリエーションの多い商品などを扱う場合などでは、梱包や配送の手間がかかるので得策とは言えないでしょう。
投資費用を下げる
では、もうひとつ利益を出すために投資費を下げるという試みもアリかもしれませんね。
一見、この試みを聞くと投資をしない、もしくは今までに比べ広告費を減らすというような意味にとれるかもしれませんが、そうではありません。
簡単に言いますと「投資する費用に対しての効果を高める」という理解をしていただければと思います。
そのために行うのはターゲティングですね。もちろん開業する前の準備段階にターゲット顧客の選定をすることは当たり前ですね。ただ、運営をしていくなかで見直しや再分析をしっかりと行っているでしょうか? 改めて見直してみましょう。
もうひとつ、取り入れたいのが局所的な市場を狙うという方法です。
- 商品ジャンルやニーズがある市場をニッチなものに絞る。
- 1点集中で商品展開を行う。
これらの施策は他社との差別化にもなりますし、そこである程度の結果を出してから、商品ラインの幅を広げていくという形を取るのがベターかもしれませんね。
どの手法も利益を出すためには欠かせません。現状の運営に満足せずに、常に自身ができることを考えながら運営を続けていきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ただ単に販売していればガッポガッポ儲かるというような魔法の商品は存在しません。
ただ、商品の選び方や、他の支出を減らすことで利益を上げることができることがお分かりいただけたかと思います。長期的な視点で継続的運営を心がけましょう。
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