私たちの周りには通信販売のサイトがたくさんあります。Amazonはその中でもかなりの大手であり、衣服、本、化粧品、家電、食品、スポーツ用品など取扱商品は数え切れず、色んなジャンルのお店がAmazonを通して商品を販売しています。
ネットショップのオーナーになるにはまとまった資金が必要で、経営学など専門の知識が必要と思うかもしれません。当然、実際のお店をオープンするには資金や専門知識も必要ですが、今のネットショップは資金や勉強が必要なく、簡単に自分のお店を持つことができるのです。
楽天オークションでは個人が写真を撮影して商品を出品していますよね。あのシステムに似ています。
今回は誰でも簡単にネットショップがオープンできるサービスを5つご紹介します。
無料で作成できるネットショップは、ほとんど同じ機能を搭載していますが、有料になると様々なオプションが搭載されています。
ビギナーでもネットショップを開設できるサイトBASE
ネットショップを簡単に開設できると言ってもその難易度は様々です。お小遣い稼ぎから本職にしたい人向けまで、サービスは細かく分類されています。
BASEはビギナー向けのネットショップ開設サイトで、簡単な登録をするだけで利用できます。初期費用、月額費用はかからないため、資金がゼロから始められます。
ネットショップのデザインにはパーツがたくさん用意されています。組み合わせて自由に作成でき、800通りもあるので他者とかぶることもなさそうです。
ショップ運営には欠かせないアクセス数や売上履歴も管理もできます。海外からのアクセスですが、画面が自動で英語に切り替わり通貨も変更されます。英語が苦手な人でもグローバルに商品を販売できるのです。
無料と有料プランのあるサイトStores.jp
Stores.jpはBASEと同じく気軽に商品を販売できるサイトです。ビギナー向けということもあり、販促サポートがあるのでショップの告知や集客をしてくれます。
BASEと違うところは、無料と有料の2種類が用意されているところです。
有料と言っても980円と安価なので気兼ねなく利用できます。無料ですが販売、決済、オーダーの管理、発送などショップ運営に必要なことはすべて備わっています。こちらもBASEと同じく英語に対応しているので海外にも輸出できます。
中級者向けのネットショップ開設サイトカラーミー
カラーミーは無料のプランはなくすべて有料になっています。初期費用は3240円かかり、月額費用は1332円、3240円、7800円の3種類の中からセレクトします。
全プラン共通の機能
- 商品登録数の無制限
- スマホ対応
- アクセス機能解析
- 外部サイトへのカート設置
費用が上がると商品に使用できる画像の枚数が増え、クーポン機能、レビュー機能が搭載されます。
BASEやStores.jpのようにどこでもカートの機能が場合は、自分のブログやホームページにカートを設置することで集客の効果を期待できます。ネットショップのデザインはテンプレートを使って作成します。
ネットショップにおける商品写真の重要性
ネットショップから商品を購入するとき、商品写真がとても重要になってきます。
ブログやホームページだけでなく、それらの商品写真をInstagram(インスタグラム)に投稿し、ユーザーに興味を持ってもらうことも販路の獲得に繋がるからです。
またBASE、Stores.jp、カラーミーでは写真や音楽のデジタルコンテンツが販売可能です。写真が商品なので、写真に特化したInstagramやPinterest(ピンタレスト)で宣伝が可能です。
自分だけのデザインが作成できるMakeshop!
ネットショップのデザインは、パーツやテンプレートを組み合わせて作成します。誰でも気軽に始められるので人気がありますが、自分で最初からデザインしたい人にはMakeshop!がお勧めです。
Makeshop!ではデザインを自分で作成することができます。もちろん、テンプレートも用意してあるのでどちらでも大丈夫です。無料プランでも集客ツールやFacebook連結機能が搭載してあります。
売り上げを伸ばすにはSNSとの連結が必要不可欠ですよね。また検索エンジンで上位をキープするのに必要なSEO設定が商品ごとに細かく行えることも集客に役立っています。
どこでもカートだけが独立した機能e-shopsカート2
今まで紹介してきたサイトはネットショップを作成するサービスですが、e-shopsカート2はどこでもカートだけが独立した機能です。ネットショップを作成しなくても、自前のホームページやブログにどこでもカートを設置するだけで、ネットショップに変身させることができます。
初期費用1万円、月額費用2400円/3400円とかかりますが、ロイヤリティがないので販売者が売り上げのほとんどを受け取れます。この機能を利用しているサイトには、紅茶の専門店mahisaや洗剤などを販売するがんこ本舗が挙げられます。
ネットショップとInstagramを併用して集客
特に写真や音楽を販売するデジタルコンテンツのECサイトではInstagramやPinterestなどの写真に特化したSNSを有効に活用することがアクセス数を増やして集客することに繋がっていきます。
Instagramの広告サービスはかなり進んでいて、以前にはなかった商品購入や会員登録ができるボタンを設置しているそうです。
類似するECサイトがたくさんあり、単独では他者に勝つことが難しくなっていますが、Instagramと併用すれば宣伝効果や知名度アップにも繋がり、結果的に他者よりも売り上げを伸ばすことができます。流行遅れにならないように、時代に合った経営戦略で生き残りを図っていきたいですね。
まとめ
誰でも簡単に開設できるネットショップ5選はいかがだったでしょうか?
少し前までは、お店のオーナーになることは難しいことのように思われていましたが、現在では便利なサイトのおかげで誰でもなれる身近なものになりました。
既製品だけでなく自分で制作した物を販売する場にもなります。実際のお店をオープンするよりコストとリスクが少なく済むこともメリットですよね。
どのサイトもサポート体制が充実していて、初心者でもハードルが低く始められますが、生計を立てることはやはり簡単ではありません。商品に独自性を持たせたり、商品写真を魅力的に見せたりと工夫の仕方は千差万別です。ぜひ、この記事を参考にしてみてくださいね!