ECサイトのメルマガほど利益を出しやすい方法は無いかもしれません。なぜなら、メルマガを登録しているのは一度は購入してくれている顧客か、あるいはお店に対して何かしらのアクションを起こしている見込み客だからです。
昔よりもメルマガの効力は弱まったと言う人もいますが、メールが散乱するこの世の中でも、自分の関心のあるテーマや役立つ情報ならきっと読むはずです。
さらに、メルマガは顧客と連絡を取り続けることが出来る唯一の方法とも言えますので、ぜひメルマガ登録者は増やしておきたいところですね。
そこで本記事では、ECサイトのメルマガ登録者を増やす簡単な方法をご紹介したいと思います。
購買意欲の高いメールリストが作りたいなら是非ご参考にしてください!
プレゼント応募で購読者を一気に増やす
ECサイトでメルマガ会員を増やすなら、プレゼントキャンペーンが簡単でおすすめです。
まずは購読者の数を増やしたい、お店に注目してもらいたい、商品の良さを知ってもらいたい、このような場合にも使える方法です。
あくまでも無料で商品が手に入るので、そこまで購買意欲の高いリストと言う訳ではありませんが、その分、十分な数の購読者を集めることが出来ます。
そして肝心なのはプレゼントする商品は魅力的なものにするということです。いくら無料といっても、魅力が無ければわざわざメルマガ登録をしてまで応募してくれないので気をつけましょう!
メール会員だけの特別セール
こちらもECサイトならではの方法と言えます。
「メール会員になれば通常価格よりも2割3割安く買える」や、「目玉商品がメルマガ会員限定で安く買える」などのセールをすれば、買ってもらって更に購買意欲のあるリストも集めることが出来ます。
たとえこのセールの時に売上げが赤字だったとしても、今後のメルマガで利益を出せば良いので最終的にはプラスになる方法です。
あくまでもメルマガの購読者を増やすための目的として実施していきましょう!
登録すると無料で特典が得られるようにする
こちらはECサイトに限らず、どのようなジャンルでも使える方法です。
例えば帽子を扱うECサイトなら、プロしか知らない帽子のお手入れ方法や長持ちさせるテクニックなど、ユーザーが必要としている情報を無料で提供することでメルマガ購読者を増やすことが出来ます。
そして取り扱っている商品に関連した情報をどんどん配信していけば、愛読者を生み出すことができ、メルマガも解除されずに顧客との関係を維持していけるので試してみる価値は十分にあると思います!
またこちらとは別で、メルマガ登録をするとポイント贈呈という方法もありますが、ポイント数が少なければ購読者も増えないので、バランスを考えて試してみましょう。
登録ページの記入項目を減らす
メルマガの登録ページは、出来るだけ記入項目を減らすようにしましょう。必要以上に記入するところが多いと離脱してしまう可能性が高くなります。
例えば、顧客の趣味だったり出かけるスポットなどは最初に聞かなくても良い情報です。まずはメルマガ会員になってもらい、しばらくしてからアンケートを実施すれば欲しい情報を手に入れることが出来ます。
ハードルの高いメルマガ登録は禁物です。ユーザーが嫌悪感を抱かないようにしましょう!
さいごに:メルマガを配信する際の注意点
広告がヒットしなかったり新規顧客の売上げが思うように出ないとき、既存顧客の力は本当に助かります。
そしてメルマガは低コストでありながら広告以上の成果を生み出すことが出来る特別な集客方法です。愛読者を生み出し、信頼関係を築けるコンテンツを配信していけば、毎月の売上げも予想しやすくなるので力を入れておきたいところですね。
しかし間違った力の入れ方ではECサイトのメルマガ会員は逃げてしまいますので、メルマガ配信における注意点を最後にご紹介したいと思います。
読みやすい文章と行の調整をする
例えその情報が素晴らしいものでも、文章が下手だったり行間が空いてなかったりすると、魅力は半減してしまいます。
最後まで読んでもらう為にも、文章力と全体の見た目は整えるようにしましょう!
メールにテーマや話題を盛り込みすぎないこと
メッセージは1つに絞って配信しましょう。人間の脳は別のことが気になるとそちらを読まずにはいられなくなり、読者の集中力が途切れてしまってメルマガの効果が落ちてしまいます。
行動を促す
最終的にそのメルマガで何をして欲しいのか書きましょう。ECサイトの場合、ただ情報だけを送るのではなく、最終的に買って欲しいのか、アクセスして欲しいのか、登録して欲しいのかなど、何かしらのアクションを求めるようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。今回は簡単にできるECサイトのメルマガ登録者の増やし方についてご紹介いたしました。
本当の商売は最初に商品を売った後から始まると言われるように、1回買ってもらっただけでは商売は成り立ちません。
1回買ってくれた顧客が、また次も買ってもらえるようにメルマガを活用していきたいですね!その為に本記事がお役にたてたなら幸いです。