SEOには外部施策と内部施策があることをご存知ですか?
外部施策とは他のサイトからのリンクを集める施策のことで、検索エンジンがサイトを評価する要因の1つに被リンクの多さが関わっています。
つまり他のサイトからリンクを張ってもらうということは、自分のサイトは重要で必要とされているサイトなんだということになり、検索順位の向上に繋がるようになっています。
一方、内部施策についてはどうでしょうか。外部施策は単純にリンクに関する施策でしたが、内部施策は押えておきたいポイントが色々とあります。
そこで本記事では、ECサイトのSEO対策で、行うべき内部施策をまとめてご紹介したいと思います。
今すぐ出来る施策ばかりなので、少しでもECサイトのSEO効果を上げたいならぜひ実践してみてください!
今すぐ実践できるSEOの内部施策
内部施策の具体的な方法についてまとめてみました。特にECサイトのSEOに特化した内容となっています。
SEOは過剰にやり過ぎるとGoogleからペナルティを受けてしまう場合もあるので、今からご紹介する記事を参考にしていただいて、正しい内部対策を行っていきましょう!
見出しタグを正しく使う
見出しタグとはh1やh2などになります。こちらはページの構成を作るうえで重要なタグとなっていて、正しく記述しないと誤った構成となってしまい、評価を下げる要因になってしまいます。
基本的な記述方法ですが、まず大見出しとしてh1を使い、中見出しとしてh2を使います。また小見出しとしてh3を使うのですが、基本的にはこの3つのタグを使って記事を構成していきます。
見出しタグの構成例
<h1>レディースのファッション</h1>
<h2>アウター</h2>
<h3>コート&ジャケット</h3>
<h2>ボトム</h2>
<h3>ジーンズ</h3>
上記の例のようにh1タグは記事の中で1回しか使いません。h2やh3は何度でも使えますが、順番を間違えないように記述しましょう。
ページURLを最適化する
ページのURLは出来る限り短いものにしましょう。そしてページに関連したキーワードを含ませ、ハイフンを使って単語ごとに区切りを入れましょう。
ページのタイトルや説明文を重複させない
ページのタイトルはSEOにとってとても重要な役割を果たしています。このタイトルさえ適切に書いていれば、それだけで上位表示がされるほどです。
ECサイトにおいては、商品名だけを変えて他の所は全ページ一緒ということがありがちですが、そうではなく、商品の売りや検索数の多いキーワードをそれぞれ設定することでSEO効果が倍増するので、面倒臭がらずに正しく設定していきましょう。
内部リンクの構築を強化する
とりわけECサイトのSEOでは、外部対策であるリンク集めに苦労します。というのも商品ページにリンクを張ってくれるのは稀だからです。ブログの記事などで有益なものであれば被リンクも集まりやすいですが、商品ページとなるとリンクを集めことが難しく、またその商品が好きだからと言ってもリンクを張るとは限りません。
そこで、内部対策である内部リンクを増やすことが重要になってきます。
例えば関連商品などを表示させることで内部リンクを設定できますし、サイトマップは全ページに載せることでどこからでもリンクが辿れるようになります。
こうすることで検索エンジンのクローラーがサイト内を巡回しやすくなり、それが結果としてサイトの評価に繋がっていくのでぜひ実践していきましょう。
画像の設定を最適化する
画像はテキストじゃないからSEOには関係ないと思っていませんか?これは大きな間違いです。画像は単なるコンテンツの飾りではなく、ちゃんとSEOとしての役割があります。
画像のファイル名を適切に設定する
画像のファイル名にはshouhin1.jpgやitem1.jpgのような簡易的なものではなく、それぞれの画像に合った名前を付けていきましょう。
ページのタイトルを考えて付けるのと同じように、画像のファイル名をユニークなものにすると画像検索されたときに上位表示を狙うことが出来ます。
alt属性を設定する
altとは画像の説明文になります。これはユーザビリティとしても重要ですが、SEOとしても重要です。
例えば画像リンクの場合、altに書かれている説明文がアンカーテキストの役割を果たすので、適切な内容を記述しておかないと意味不明なアンカーテキストとなってしまいます。
さいごに
最後にお伝えすること、それはやっぱり質の高いコンテンツを作り続けることですね。これに限ると思います。
一昔前ではコンテンツ内容よりも外部対策である被リンク集めに意識が向いていましたが、今ではコンテンツ内容こそがSEOの一番重要な要素だという流れになっています。
しかしこれは当たり前のことで、せっかくWEBページで情報を発信している訳ですから意味のない情報は伝えたくないですよね。
見てくれるユーザーのために、有益で為になるコンテンツを作り続けば、その努力は検索エンジンにも伝わりきっと適正な評価をしてくれるはずです。
その為にもSEOの内部施策を正しく実施するようにしましょう!