インターネットが一般家庭などに普及し始めてから、だいたい20年くらいでしょうか?
今ではスマートフォンやタブレット端末を利用することで、さらに身近な存在となっていますよね。
オンライン上には様々な情報が存在し、情報があふれすぎているため、自分自身で正しい情報か? それとも誤っている情報か? しっかりと見極める力が必要とされていることでしょう。
今回はメディアクリエイターやコンテンツ製作者などの方は必見! 「信頼されるコンテンツの作り方」がテーマでございます。
本記事では
- データから見える! 日本人がコンテンツに求めること
- コンテンツ作りに欠かせない3つのポイント
- 信頼されるコンテンツを作る4つの方法
上記3つの内容をご紹介致します。
具体的な数値データから分かる!日本人がメディアのコンテンツに何を求めているのか?
今回のテーマである「コンテンツの信頼性」は非常に大切なものですよね?
コンテンツマーケティングを行う企業や、ブログや記事を書くライターにとっても重要な点であります。
このような現状があるにもかかわらず「信頼性」というのは抽象的なもので、具体的な方法が明記されていなかったり、信頼性が重要だということばかり主張しているメディアであったり、まだボンヤリしているのが実態です。
まずは「信頼性」もそうですが、日本人がコンテンツに何を求めているのかを把握しておく必要があるでしょう。
シンプルに結果を明記してしまいますと、
「日本人は長めのコンテンツより、話題の短めのコンテンツを数多く閲覧したい」
「コンテンツの信頼性は、あまり重視しない」
このような結果になっているようです。
特に!2つ目の結果は、この記事の存在意義を否定されかねない結果です!!
この結果について詳しくみていきましょう。
日本人は長めのコンテンツより、話題の短めのコンテンツを数多く閲覧したい
データ出典元:アドビシステムズ調査[MarkeZine]
これはなんとなくイメージがついていましたが、日本人の80%近くがこのように思っているようです。
毎日アクセスする情報源としては「Facebookなどのソーシャルメディア」(28%)、「YouTubeなどのオンライン動画メディア」(25%)、「企業のメルマガ・ニュースメール」(21%)、「Twitter」(19%)などとなっています。
多くの日本人は周りの人と話題を共有するためにも、幅広い話題を取り入れたいと思っているのが、このような結果になっているのかもしれませんね。
コンテンツの信頼性は、あまり重視しない
データ出典元:アドビシステムズ調査[MarkeZine]
これは非常に驚きの結果であります。
というのも、コンテンツを作る側の人間だからかもしれませんが、、
具体的な数値ですと、日本人の70%ほどの人は情報の信頼性を疑問視しないようです!
ちなみに世界平均は約半数が疑問視をすると答えています。
これは日本人という国民性や性格からかもしれませんが、そもそも誤った情報や信頼性の低い情報に触れる機会が少ないからかもしれません。
製作する側が「信頼性のある情報を取り扱うのは当たり前!」となっているからこその結果かもしれませんね。
この結果に甘んじて信頼性を重視するのをやめるのではなく、信頼できて当たり前の情報社会にしていきたいですね。
良質なメディアのコンテンツ作りに必要な3つのポイント
では、実際にコンテンツを作る際に大切にしておきたいポイントをご紹介致しましょう。
- ユーザーにとって有益な情報を提供する
- 文字数、画像、レイアウトなどの基本的な条件を満たす
- 掲載する情報の信頼性を維持する
ユーザーにとって有益な情報を提供する
そもそもユーザーが見たい!知りたい!と思えるようなコンテンツでなければ、意味がありません。
そのためにも、ユーザー側がどんな情報を欲しているのか? 何を知りたいのか? どのように知りたいのか? などのコンテンツのコンセプトを明確にしましょう。
文字数、画像、レイアウトなどの基本的な条件を満たす
日本人は下記のような場合、半数近くの人がコンテンツから離脱してしまうようです。
「長すぎる」「読み込みに時間がかかる」「画像が表示されない」「レイアウトや画像が魅力的ではない」
ユーザーが快適に体験できるようなコンテンツを作ることも、欠かすことはできません。
掲載する情報の信頼性を維持する
特に数値データやグラフ・表などを引用し、紹介する場合には重要です。
コンテンツで取り扱う情報自体の信頼性が求められます。
では、信頼性を獲得するには、どのような方法を用いればよいのでしょうか?
次章で具体的な方法について、ご紹介致します。
メディアのコンテンツで信頼を獲得しよう!ぜひとも参考にしたい4つの方法
いまでは企業や個人と、幅広い方々がコンテンツの制作者となっている時代でございます。
コンテンツ自体や需要が増えていることからも、信頼性というのは今後、さらに必要性が増してくることだと思われます。
ここでは信頼性を構築するための具体的な4つの方法についてご紹介致します。
- 専門性のある人を活用する
- 立場のある人を活用する
- 言及されることを活用する
- ユーザー側の連想を活用する
それぞれの方法を見ていきましょう!
専門性のある人を活用する
ユーザー側は情報を求めてコンテンツを閲覧するため、欲している情報に関して無知、もしくは知識レベルが低いことほとんどです。
そのため、その分野に精通している専門家の意見や言葉というのは非常に説得力があり、信頼性も高いと感じます。
ただ、注意しておきたいのは入門レベルのユーザーにとって、分かりやすく説明してもらうことが重要なことです。専門家の意見でも、専門用語やカタカナ文字ばかりではユーザーは理解できないと感じ、コンテンツ離脱に繋がるので避けましょう。
立場のある人を活用する
人は地位や肩書きなどの権威がある人の情報は信頼性があると感じます。例えば、コンテンツマーケティングとしてオウンドメディアを展開する会社があったとし、自社サービスが関連する重要分野をテーマとしたメディアを作りました。
このコンテンツの筆者はフリーのライターである時と、会社の代表である時と、どちらの内容を信頼しますか? といったイメージです。重要なコンテンツは重要な人に作成してもらうと良いでしょう。
言及されることを活用する
人は信頼できる人が共有していると、そのコンテンツも信頼するものです。
人気のまとめサイトで取り上げられたり、著名なブロガーにリンク付けされたりした場合、高い信頼性を獲得できます。
また、言及された際は自身としてもアピールしておく必要があるでしょう。
よく書籍の帯に有名な映画監督の感想や評価が掲載されていますよね?
まったく知らない人にも高い信頼性を寄せてもらえます。
ユーザー側の連想を活用する
人は無相関なものでも、勝手に脳内で関連付けてしまうことが多くあります。
それを利用し、信頼性の高いメディアやコンテンツのレイアウトやデザインなどを取り入れてみるのも方法の1つです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
信頼性を獲得する方法は様々ございました。
ぜひ、ご自身のコンテンツや製作メディアに適した方法を活用してみてくださいね。
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