こんにちは、引き続き花見が楽しみな相馬です。
花見の「花」ってイコール桜ですが、他の花でも良い気がします。菜の花とか。
ということで、色別に魅力的なECサイトのデザインを紹介するシリーズの第四弾。
今回は菜の花の「黄色」に絞ってみました。
黄色は若々しさだったり、活発、あとはひょうきんなど、基本的にポジティブな色。
子供向けを連想させるカラーでもあります。
デザイナーとしても使いやすい色で、ボク自身よく使う色のひとつです。
春らしい、パパっと明るいサイトが並びました。
それではどうぞ。
黄色が映える、美しいデザインのECサイト5選
函館カール・レイモン
本場ドイツのソーセージを中心とした加工肉のECサイト。
木目をベースに黄色をポイントカラーにして、食材を扱う上で大切な信頼感を感じるサイトです。
メインイメージを中心に散りばめられた写真が美味しそう。
黄色を沢山使っているわけではありませんが、質感を加えていることと重要なポイントで使用しているおかげで印象が強いですね。
オレンジともマッチしています。
越後妻有オンラインショップ
越後妻有の特産物などが通販で購入できるECサイト。
ちょっと質感がある白ベースに、黄色と黒がマッチしてパキッとしたPOPなイメージに。
地方の通販のどこか”田舎っぽい”イメージを覆す意外性のあるデザインです。
商品に対するマイナスとなりそうなイメージを、デザインで払拭することも出来ます。
こちらも黄色の使用量のバランスが良いですね。
旅する丸干し 株式会社下園薩男商店
メインのスライドショーがインパクトのあるサイト。ウルメイワシのオイルというちょっと新しい食べ方の商品。
「各国の味をイメージしたオイルとウルメイワシ」というコンセプトを軸にしており、キャッチーなイラストや洋食の写真が目に飛び込んできますが、使用する黄色や青も明るめではなくちょっとくすんだ色にすることで、どこか和風を感じさせます。一見イラストとミスマッチと思える明朝のフォントもミソですね。
各商品のおすすめの食べ方も、購入を迷っているユーザーの背中を後押しするコンテンツとして参考にするべきポイントです。
シュークリーム専門店 ビアードパパ
シュークリームがところどころに散りばめられた、お腹の空いている今のボクにはたまらないECサイト。
黄色をガッツリ使ってシュークリームのイメージをますます具現化しています。
ボタンのマウスオーバーのふわっとしたエフェクトも、シュークリームの生地感を連想させますね。
ファーストビュー左部にあるシュークリームの小さなスライドがちょっと新しい使い方に感じました。
新潮文庫の100冊 2015
新潮文庫おすすめの100冊、2015年のECサイト。
様々な無駄に楽しいコンテンツがいっぱいあります。きっと制作者も楽しく作ったんじゃないでしょうか。
色とは関係ありませんが、”無駄だけど面白い”要素はデザインだからこそできる要素ですね。
濃い黄色をベースに、手作り感のあるイラストが温かく親しみやすさを感じさせます。
サウンドもとっても良いので、ぜひ音ありで閲覧してみてください。
まとめ:身近さを感じる「黄色」
以上、黄色が効いているデザインのECサイトを5つ挙げてみました。
黄色をポイントで使用することによって、高級感よりは親しみやすさ、お求めやすさをアピールすることに一役買っています。
どのサイトも使い方が上手ですよね。
親しみやすさは信頼感や安心に繋がります。
子供向けの商品や、口にするものを取り扱うECサイトであれば、メインカラーには黄色を候補に入れておくことをオススメします。
黒やグレーなどにもとても相性の良い黄色は、サイト全体を和やかに明るくさせるには持って来いの色だと思います。
ではでは。