こんにちは、花粉症でひたすらくしゃみし続ける相馬です。
このままだと全身の水分がなくなるんじゃないか?と思うほどです。
さてさて、僕は現在、フリーのデザイナーとして生活しています。
誰でもそうですが、新人時代というものがありますよね。僕も5年ほど前にある会社にWebデザイナーとして就職したんですが、その時はほんとに右も左も上も下も、前も後ろも斜めすら分からずに必死の毎日でした。
今回はそんな5年前の僕のように、この春からデザイナーになった方や、これから目指す方、まだ新人という自覚がある方、それぞれのデザイナーさんにぜひオススメしたい書籍をご紹介します。
余談ですがこういう”新人向け”の本って、今読んでも全然勉強になります。
基礎ってやっぱり忘れがちだし、読むことで初心に帰ることもできるし、まだまだやなあ、と思うことばっかり。一生勉強ですねー。
現在ベテランの域に達している方も読んでみても良いかもしれません。
新人デザイナーに読んで欲しいWebデザイン書籍
現場のプロが教えるWebデザイン&レイアウトの最新常識
現場のプロが教えるWebデザイン&レイアウトの最新常識
テクニックや技術本というよりも、Webデザインの基本的なレイアウトを実例を交えて、何故このレイアウトになったのか、その過程と理由がしっかりと分かる本です。
現在重要視されるUI視点での考え方がトレンドな感じですが、いつの時代も変わらない根本的な部分をしっかりと理解できると思います。制作している中でふと思い出す。そんなことが沢山書いてある書籍ではないでしょうか。
タイポグラフィの基本ルール
タイポグラフィの基本ルール
これ、周りにも結構読んでる人が多いし、有名な書籍ですが、ひとまず抑えておきたいもののひとつ。
会社に勤めていた時に感じていたんですが、どんな優秀な新人さんでも文字組が上手くいってないパターンって結構多いんですよね。
この本には”なんとなく”で文字を組んでいた新人時代の僕をめちゃくちゃ助けてもらいました。
ロゴの作成はもちろん、文字を使うデザインはWebデザインであろうと大切です。
神速Photoshop
神速Photoshop
Photoshopを独学で学んだ場合に多いのが、ひとつのやり方しか知らない、というパターン。
どうしても爆速で終わらさなければならない仕事は現場では山程あります。そんな時に、作業時間を減らしてクリエイティブな時間に充てられれば、デザインそのものを考える時間を増やすことが出来ます。
目からウロコのテクニックが満載です。マイデスクの棚には必ず置いておきたい一冊。
Webデザインの新しい教科書
Webデザインの新しい教科書
Webとはなんなのか、ということをしっかりと深く掘り下げて解説してくれます。
就職の為にとにかくテクニックを身につけてきた新人デザイナーにはぴったりな本。自分で身につけたテクニックをもう一段階上のレベルに上げてくれます。
改訂新版が出たので、また買おうか悩んでいます。
プロとして恥ずかしくない 新・WEBデザインの大原則
プロとして恥ずかしくない 新・WEBデザインの大原則
レイアウトや配色からサイト公開後の運用まで、すべての基礎を現場レベルで学べる本です。
図が分かりやすく、Webについて見つけた基礎をよりしっかりと自分に落としこむのに最適。
会社に入るまでに身につけた知識やテクニックを、どうやって現場に活かしていくかを考えるとき、この本が役に立つと思います。
まとめ:書籍だけでなく、能動的にWebデザインを身につける
以上、新人デザイナーにオススメのWebデザインに関する書籍を5冊ピックアップしました。
僕が会社にいた時に、後で入ってくる後輩たちには、テクニックは高いレベルで身に着けていても、それを生かし切れない「もったいなさ」を感じる子がとても多かったのを覚えています。
せっかく身につけたものは最大限活かして、Webデザイナーとして活躍したいですよね。
そのためには、仕事をこなす中でも能動的に知識やテクニック、見つけていく必要があります。
基礎は変わらなくても、デザインというものは日々進化していくもの。進化していく過程で、基礎がスカスカだと、どこかでポキっと折れちゃいます。
基盤をしっかり作れる時間は、新人の時が一番あります。
その間にしっかりと太い基礎を作っておきましょう。
ではでは。