Amazonと楽天市場の出店って何が違うの?4つの違いをまとめてみました

こんにちは、相馬です。これまで、たくさんのECサイトを利用してきました。

その中にはECサイトの2大巨頭、楽天市場Amazonマーケットプレイスのお店がたくさんありました。そこでふと気になったのは、出店するならどちらが良いのだろう?ということ。

今回は、楽天市場とAmazonマーケットプレイスを比較してみました。

それぞれメリット、デメリットがあるので、商品やスタンスと相性が良いのはどちらなのか、参考にしてみてください。

楽天市場とAmazonマーケットプレイスの違い

今回は、楽天市場とAmazonマーケットプレイスの以下の4つの違いについてご紹介します。

  • 利用料金
  • 利用者の質
  • ユーザリビティ
  • サポートの手厚さ

これらの違いを見ながら、どんな違いがあるのか知っていきましょう!

利用料金

こういったECサイトモールの料金設定の定番ですが、それぞれロイヤリティと手数料が発生します。

それぞれ数種類のアカウントのがありますが、ここでは月額4,900円の大口出品者を選択した場合の手数料と、楽天市場でスタンダードプランを選んだ場合を比較します。

Amazonの場合

 

Amazonのカテゴリごとの販売手数料
Amazonのカテゴリごとの販売手数料

Amazonの販売手数料はカテゴリによってバラつきがありますが、8%~15%となっています。
商品が売れた際に、手数料が差し引かれたお金がAmazonから入金されます。

販売した時点で、詳細な手数料を確認出来ます。Amazonは手数料が高いというイメージがありますが、ユーザーの多さや、AdSenseなどの広告はAmazonがやってくれることを考えると、決して高いわけではないかもしれません。

楽天市場の場合

楽天料金
楽天の料金プラン

楽天市場の場合は、契約するプランによって異なります。
スタンダードプランの場合、2%~4%のロイヤリティーとなっています。Amazonより安いですが、この他にも決済サービスの手数料や楽天ポイントシステム利用料など最低限必要なサービスを利用すると、その手数料も上がってくるので注意が必要。

さらに広告も出して、他のオプションも利用したりしていると、Amazonよりも高くなってしまうこともあります。

一番のネックは、楽天は頻繁に規約変更をするので、手数料アップという事も全然ありえます。楽天出店にはそのリスクを覚悟しておきましょう。

利用者の質

ユーザーの年齢層や性別は商品にとって重要な要素になってきます。
それぞれ一体どんな方が利用することが多いのでしょうか?

Amazonの場合

“アマゾンおやじ”の研究
引用:“アマゾンおやじ”の研究

これを見ると、60代の男性、いわゆる「アマゾンおやじ」が目立ちます。
引用元の記事によるとプライム会員もこの年代が多いとのこと。

楽天市場の場合

楽天ユーザー層

引用:Amazonと楽天市場へ出店してわかった9つの事

対して楽天市場。
20代〜30代の女性ユーザーが圧倒的です。

2つを比較すると、Amazonと楽天ではユーザー層が全く違うことが分かります。
商品に対して、どちらが相性が良いのかの判断材料のひとつです。

ユーザビリティ

ECサイトをオープンする際にどれだけ作りやすいか。
サイトが使いにくければ購入に至らないケースもあることを考えると、思い通りのサイトを作れるか作れないかはとても気になるところ。

この点は、はっきり言ってAmazonに分がありそう。

楽天のシステムはとても複雑にできており、素人にはかなりハードルが高いです。必然的に制作会社に依頼することになり、初期費用が更に掛かることになります。

その点Amazonは非常にシンプル。初心者でもよほどPC操作が苦手でなければ、1日あれば操作に慣れてくるはずです。

サポートの手厚さ

販売初心者にとっては、商品を売るためのマーケティングには専門家のサポートが必要です。

Amazonは基本的にサポートセンターを利用してこちらから疑問点を解決していく形になります。
正直言って少々手間ですが、対応はなかなか手厚いようで、いくつかの専門部署を用意して的確なアドバイスが貰えます。

一方、楽天は担当のコンサルティングが付きますが、あまり評判はよろしく無いようで・・・。
相談しても、広告プランで解決する提案がほとんどのようで、さらに費用がかさむ。そんな繰り返しのようです。これでは意味がありませんよね。

まとめ:それぞれに柔軟に対応した販売スタンスを

ここまで読むと完全にAmazonを上げて楽天をディスってますが、そんなデメリットを分かっておけば、対策も立てられます。楽天のユーザーの多さもやはり魅力です。

商品と規模、販売スタンスをしっかりと考慮して、どちらで出品するのが良いのかをしっかり判断しましょう。

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ファッション系EC運営者なら知っておきたい!おしゃれなコーディネートが見られる海外サイト5選!

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ちょっと待った!あなたのECサイト完成前にチェックしたい5つのこと!

一昔前までは、お店で商品を購入するというのが一般的でしたが、今はECサイトから商品を買うことが当たり前になっています。お店で買うよりも、ネットショップの方が値段の安い場合も多くあるからです。ネットショップと言っても、お店がある会社や商品を卸して販売する会社など様々です。 通信販売の大手はAmazonや楽天のような大手を想像しがちですよね。大手に対抗するために、商品を限定したECサイトも多く存在するのです。例えば、オシャレなインテリアや雑貨を販売するFrancfranc、ニューヨーク近代美術館が運営しており、ユニークな雑貨を販売するMoMA STOREなどが挙げられます。当然、商品の独自性だけでなく、ECサイトが成功するためには他にも要素がいくつかありますよね。 今回ご紹介するのは、ECサイト完成前にチェックしたい5つのことです。 コンテンツSEOを充実させること コンテンツSEOを簡単に言うと、文章、画像、動画を含むオリジナルコンテンツを自社ブログに掲載して集客を促す方法です。多くのECサイトは自社ブログを持っていますよね。商品を購入してもらう以前に、ECサイトの存在をユーザーに知ってもらわなければなりません。 検索で上位をキープできなければ集客も難しいのが現状です。ECサイトは山ほどあるので、できる限り質の良いコンテンツを多く発信し、信頼と知名度を上げ、差別化を図り、集客に繋げていきましょう。 アメブロを使わず自社ブログで掲載することも大切です。メーカーが直接発信する情報の方が、アメブロなどを経由して発信するよりも信頼できますよね。またコンテンツにオリジナリティを持たせて、ユーザーが別なサイトへ流れることも防ぎましょう。 SCOPEは食器、家具、ブランケットを販売するセレクトショップです。このサイトでは、ブランケットの製造工程を知るためにポルトガルへ取材に行ったブログを掲載しています。読んでいると自分も旅をしている気分になって楽しいし、何より商品の信頼性を高めてくれます。 Google Analyticsの設定を行う Google Analytics 一つの会社を運営するためには、色々な人のサポートが必要になります。ECサイトは購入者や訪問者の姿が見えないので、何のツールも使わないとユーザーの動向を把握することが難しいですよね。そんな時に役に立つのがGoogle Analytics、簡単に言うと解析ツールです。ページごとにユーザーの訪問頻度や滞在時間の分析、サイト内検索のサポート、ユーザーのサイト内の移動経路などが把握可能になります。 Google Analytics設定の他に、eコマースタグの設定やyahoo!リスティング経由の訪問客を切り分ける設定も必須です。どんなキーワードで訪問して、どれだけのユーザーがその商品を購入したのか、商品ごとの購入率などもわかります。 専門家を雇うとお金がかかるので、特に個人経営のECサイトには不向きと言えます。解析ツールなどを利用して経費を削減しましょう。 ECサイトがスマートフォンに対応している 現在ほとんどの人が携帯電話を持っており、生活の必需品になっています。一方パソコンを持っている人はかなり増えましたが、今でも一人一台は持っていないと思われます。スマートフォン対応でないサイトは、パソコンの画面を携帯で閲覧することになりますよね。パソコンの画面は大きいし、スマートフォンの画面は小さいので閲覧することが面倒です。 ECサイトが成功する秘訣は良い商品を販売するばかりではなく、大勢が持っている携帯電話で購入することができるかどうかにもあります。パソコンを持っているユーザーでも、頻繁に使用するスマートフォンでECサイトを閲覧し商品を購入する傾向にあるでしょう。ECサイトを開設するならスマートフォン対応は必須です。 レコメンド機能の搭載 ECサイトにレコメンド機能があると、たくさんある商品の中から好みのものを探しやすくなります。レコメンド機能を簡単に言うとおすすめ商品のことです。購入や閲覧すると、画面におすすめ画像が掲載されるのです。 Amazonで商品をチェックや購入すると、閲覧履歴からのおすすめやあなたのお買い物傾向からの商品が掲載されます。また、この商品を買った人はこんな商品も買っていますというのもレコメンド機能です。 最初の商品を購入しなくても、ユーザーを別な商品へ誘導することに繋がるので、とても重要な機能ですよね。実際のお店にもレコメンド機能はあります。例えば白菜の近くには鍋の素が置いてあることや衣料品店でのコーディネートなどです。 クレジットカード決済 ECサイトには、銀行振り込み、代引き、クレジットカード決済、郵便振替など様々な決済方法がありますよね。決済方法は多ければ多いほどユーザーのニッチな要求にも応えられます。 自分の好きな決済方法に対応していないため、ユーザーが別なサイトに流れてしまったなんてことがないように、ECサイトをオープンする際は十分に準備したいものです。 クレジットカード決済が当たり前になっていますが、個人情報の流出を心配するユーザーは代引きや振り込みを好む傾向にあります。決済など些細な事と考えられがちですが、数多くあるECサイトに対抗するために、小さなことから取り組んでいきましょう。 ECサイト開設で大切な事 ECサイトを開設するとき、一番大切なことは取り扱う商品やサービスと思われがちですが、スマートフォンに対応していること、レコメンド機能の搭載、クレジットカードの決済などの機能も同じぐらい重要です。例え品揃えの良いお店があっても、立地条件が悪く交通の便も悪かったら客足も遠のきますよね。またユーザーに自分のECサイトを知ってもらうためにはコンテンツSEOの充実が不可欠です。情報化社会と言われるほど周囲には情報が散乱しているため、信頼性のある情報を発信させることがアクセスに繋がり、結果的に顧客獲得に影響していきます。ECサイト独自のオリジナリティを持つことも忘れてはいけないでしょう。オリジナリティはコアなユーザーを招き、他サイトへの流出を防止します。 ここで紹介したポイントは、ECサイトをオープンさせるときに必要なことの一部ですが、ユーザー目線になって考えると他にも必要なことが見えてくるのではないでしょうか。

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