オフショア開発
絶対ブリッジエンジニアをこれから目指した方が良い7個の理由
ブリッジエンジニア・ブリッジSEはオフショア開発や多国籍のチームで開発やプロジェクトを遂行し成功させる上では必須のポジションでありリソース・人材です。弊社も≪時給で始めるオフショア開発『Mattock』≫を開始するまでにたくさんの失敗や上手くいかなかったプロジェクトを経験したのですが。
それらのケースの大きな原因の1つは、チーム内でのコミュニケーションが上手く機能していないと言うことが解りました。そしてそれを解決するためには経験が豊富なだけではなくマネジメント能力とコミュニケーション能力が高いブリッジエンジニア・ブリッジSEが必要です。
ブリッジエンジニア・ブリッジSEとは??
ブリッジエンジニア・ブリッジSEとは、オフショア開発でクライアントと開発チーム(海外の現地チーム)の橋渡しをするエンジニアさんの事を言います。大体英語でのやり取りと現地の言葉への翻訳通訳も行います。
ひとことでブリッジエンジニア・ブリッジSEと言っても、開発元に常駐するタイプから日本国内のクライアントもしくは自社にいながらリモートで開発チームとやり取りする方法など各種あります。ここではそれはおいておきますが。
私はオフショア開発に参入してまだ10年ぐらいにしかなりませんが。そこそこの期間になり。失敗をして身に染みて感じた事ですが。
オフショア開発失敗の大きな原因
大抵の失敗は、プロジェクトマネジメントとコミュニケーションこの2つに起因するというのがすべてだなと思ってます。それを色々と感情的になってというケースを見ますが。大体はこれ2つが入っているというか両方入っているのが定番です。
そんな中で弊社も色んなプロジェクトマネージャー(PM)さんとお仕事して、思ったのが。プロジェクトマネージャー(PM)経験が豊富でもオフショア開発の経験やブリッジエンジニアの経験がないと上手く回んないんだなという事です。
今でもまだまだ勉強中ですが。参入当初は単純に類似のプロジェクト経験者でマネジメント経験も豊富であれば余裕でしょう。。ぐらいに単純に考えてましたが。
実際にプロジェクトがスタートしてみると、まあ上手く行きません。そしてしまいには開発チームの能力不足、責任という話しで投げ出したり。責任の擦り付け合いという泥仕合になったりというのを見て来ました。
開発者・エンジニアが置かれてる競争環境
今回タイトルにある通り、ブリッジエンジニア・ブリッジSEという職業はこれからはメチャ需要もあるし、拡大しまくるエンジニア格差社会でも上位層に喰い込むことは十分できるポジションだなと感じた次第であります。
エンジニアの皆さん、ブリッジエンジニア・ブリッジSEを絶対目指しましょう!!2020年までは確実に喰いっぱぐれないはず...です!!そしてうちに是非ジョインしてください(笑)
開発環境やスキルの変化スピードが半端ない。
よく書店などで「どのプログラミング言語を最初に学ぶべきか?」などと言った本を目にするんですが。これって大きな間違いだと思うんです。皆さんご存知の通り、日本でインターネットが誕生?登場?して約30年ぐらいですが。
インターネット誕生初期のころは単純に開発言語を覚えるだけで食べていけました。なぜならば、作れるものが限られて限定的だったからです。でも現在は、デバイスにコンテンツにとめちゃくちゃ複雑化しています。そして変化も早く、クライアントや市場のニーズ・需要も非常に多岐に分かれます。
例えばiphoneだけでも新しいバージョンが次々とリリースされてますし。ipadにapple watchにと新しいデバイスも出てきます。
このような開発者が置かれてる環境の変化というのはめちゃくちゃなスピードで変化・進化してってるんです。これからはIOTとかAIとかって新しい領域が次々と出てきています。
そんな中で着実とエンジニア間での格差(収入、能力など)がかなりの勢いで差が開いてるんですがまずどのプログラミング言語を覚える、学ぶかよりも将来的にどこを自分が目指すかというところから逆算して今の選択をすべきだと思うんです。まああんまし偉そうな事言えるレベルではありませんが。
このスタート・入口でプログラミング言語から決めるというやり方だと、どうしても社畜...いやぶれずに進めるというのが難しくなるかなと思うんです。
2016年の開発言語別の給料ランキング(米国)
codementor:What Programming Language Should a Beginner Learn in 2016?
海外(アメリカ)ですが。2016年の開発言語別の給料ランキングです。日本では違うよとかって突っ込みは無しでお願いします。1位のSwiftですが2014年6月2日に登場となっててまだ2年弱です。
勿論、言語で給料決まる訳じゃないですが。格差が広がる中でより自分の良いポジションをつかみ取るにはトレンドと将来を見つつで選択してく必要があるなとこのグラフをみてふとおもっちゃいました。
ただ私がタイトルの通り押してるブリッジエンジニア・ブリッジSEは開発言語が求められるところじゃないんですね。大きくはコミュニケーション能力が1番であとはプロジェクトマネジメントが出来ると最高といった感じなんですね。
※勿論、企業によりその要求するところは異なります。
一部のエンジニアは仕事がなくなる??
今後AIや新しい技術の登場により一部のエンジニアは仕事がなくなる可能性があります。
囲碁に将棋にチェスにとAIの頭脳が恐ろしくハイスペックなのは皆さんご存知の通りです。そしてAI(人工知能)の特徴として「識別」「予測」「実行」の3つが利用可能な範囲と言われています。
プログラミングについてもある一定のルールの中で規則性があるものなどはAIにその仕事を奪われることは間違いないと思います。ただAIの技術が進歩し、サービスやツール化された場合にそのコストパフォーマンスがどうなのか?と言った観点からオフショア開発などが完全になくなるというのはすぐにはあり得ません。
そして開発者が置かれてる環境の変化・進化スピードの速さが凄まじいというのは既にご紹介しましたが。この格差の中でAIが仕事を奪う事が困難なのがブリッジエンジニア・ブリッジSEであります。
言語は理解出来ても、現時点のAIでは相手の気持ちや文化までを鑑みてマネジメントする事はかなり難しいと思われます。個人的にはロボットにマネジメントされるというだけでも何だか屈辱的です。だから一部の国のプライドの高いエンジニアであれば仕事自体をボイコットするかもしれません。
ブリッジエンジニア・ブリッジSEを目指すならばベトナムでしょ。
ビジネスでもそうですが。誰がやっても難しい商売はやらない方が良い、誰がやっても成功するような時代の波に乗ってる商売をやった方が良い。。。。。
てなことを確かソフトバンクの孫さんが言ったとかいうネット記事を見たことがありますが。まさしくその通りだと思います。まだ成功出来てないんで偉い人の言葉借りるしかできませんが。まさしく仕事においてもその通りだと思います。そしてブリッジエンジニア・ブリッジSEを目指すうえでもその通りで追い風で既にピークでも将来性がかなり見込めるとか、これから益々発展するとかっていう領域を攻めるべきであります。
そしてブリッジエンジニア・ブリッジSEですが。まだそこまで日の目を見てませんが。個人的にはこの領域を極めれば相当な高給を得ることも十分に可能だと考えてます。
あとはオフショア先の国をどこもかしこもブリッジエンジニア・ブリッジSE出来るとかっていうのは物理的に難しいと思います。だから特定の国に対してのブリッジエンジニアのキャリアを積むべきでありますが。
私の個人的な考えですが、押しはベトナムですね。既に日本企業がかなり進出しているのと進出している企業さんが長年掛けてその土壌を作って下さっているので比較的他国よりもやりやすいです。勿論、文化とか国民性とか色々とありますが。その辺は省きます。
そしてここが一番大事ですが。国、政治の面でのコミットが強い国を選ぶべきでありますが。その点、ベトナムはIT領域に国を挙げてフルコミットしていますんで将来的な伸びしろも非常に大きいわけです。
あとは労働人口とその年齢層ですね。ですから皆さんもブリッジエンジニアするならば得意とする国を決めて特化しましょう。
ブリッジエンジニア・ブリッジSEを目指した方が良い理由
ここまでで凄くブリッジエンジニア・ブリッジSEを押しに押しましたが(笑)具体的にその理由を考えてみたいと思います。
理由1、エンジニア人口が減りオフショア開発は必須に!
日本の開発者人口の減少
参照:人口が激減する日本にオフショア開発が必須な理由を考えてみた。
こちらの記事でもご紹介してますが。そもそもの日本の人口がこれから激減します。そのとき当然ですが。労働人口も大きく減ります。それは結果としてビジネス市場・マーケットとしても縮小することを意味します。
参照:総務省 人口統計局 人口推計(平成26年10月1日現在)
これ見て下さい。。65歳以上が全人口の26%を超えてます。今、高齢者の定義を変えると言ってますが。開発においては正直この年齢の方では適応は難しいです。
参照:IT人材白書 2016 わが国の IT人材総数の推計
ITエンジニアは約85万人と言われていますが。これからこのエンジニア人口も大きく変動します。つまり足りなくなるんです。そのときオフショア開発が必須というか当たり前の時代に確実になります。これまでにブリッジエンジニア・ブリッジSEとしてのスキルアップと経験値を積んで置ければキャリアアップや起業・転職の際に間違いなく活かせます。
理由2、エンジニアの格差に負けない武器になる
エンジニアに限らず日本経済でも大きな格差社会へと突き進んでおります。これからAI化や技術の進歩に伴ってさらに大きく広がっていくことは間違いのない事実であります。
格差といっても人それぞれ物差しは違うかと思いますが。一番大きな気にするところ関心の高いものといえば『収入』だと思います。
参照:Tech総研 30代前半エンジニアの広がる年収格差
このグラフを見て欲しいんですが。30代前半エンジニアの年収の図ですが。30歳の最高が820万円(まあもっと貰っている人もいるでしょうけど。)で最低が200万円(失礼ですが。生活が出来ないレベルですね。。)です。
この200万は下手するとベトナムの高給取りよりも薄給です。なぜにここまで差が広がるか。。ただソフトかハードかでの給料の差はさほど大きくは無いようです。
参照:Tech総研 30代前半ハード系のエンジニア年収
参照:Tech総研 30代前半ソフト系のエンジニア年収
では具体的にどこで大きな差が開くのか??それはポジション(役職、役割)と業界ですね。まあ当然といえば当然でありますが。これらが大きく収入格差に影響が出ているようです。業界、ポジション取りという点で言うとビジネスも同じですね。儲かるか儲からないかの分岐点になります^^
参照:Tech総研 【勤務先の業種別】ソフト系の平均年収・最高年収・最低年収
参照:Tech総研 【職種別】ソフト系の平均年収・最高年収・最低年収
参照:Tech総研 【勤務先の業種別】ハード系平均年収・最高年収・最低年収
参照:Tech総研 【職種別】ハード系平均年収・最高年収・最低年収
この表を見てもらえれば一目瞭然ですが。プロジェクトマネージャーの年収の高さと安定性に注目して頂ければと思うんですが。オフショア開発においてはプロジェクトマネージャーとは異なるポジションですが。同じ要素を持つのが『ブリッジエンジニア・ブリッジSE』何ですね。
そしてマネジメントが上手くいくかどうかもコミュニケーションが上手く取れるかと言うところにもなり『ブリッジエンジニア・ブリッジSE』の役割と仕事ぶり、能力が非常に重要になります。ですからオフショア開発がこれからさらに普及し当たり前になったときにこそ評価され当然それが報酬であり役職でありと言うリターンでかえっくることは間違いありません。
理由3、技術オンリーでは食っていけない
私も仕事柄国内、国外のエンジニアさんやプロジェクトマネージャーさん、ブリッジエンジニア・ブリッジSEさん、ディレクターさん。社員、フリーランサー、海外のメンバーなど国籍、性別、年齢、ポジションも多種多様な方と一緒にプロジェクトを行って色んな気づきや学びを得るんですが。
やっぱり長く一緒に仕事をしたい人に共通することってあるんですね。逆に一緒に仕事をしたくない人もこれまた共通点が結構あります。
向上心が高い人
期日や約束を守れる人
...
オフショア開発
時給で始めるオフショア開発『Mattock(マトック)』を始めた理由。
皆さん新年明けましておめでとうございます!今年も宜しくお願い致します!!
正月休みで爆買いならぬ、爆食いしてたハンターズの藤吉です。そして、日経平均よりもドル円の為替よりもなによりも血糖値が気になる今日この頃ですw昨年を振り返ると、2016年は非常に我慢の年でありました。色々とありました^^
耕す畑が見つからない、見つからないww
我々が2020年までに進む道とフィールド(畑)を見つけるためにアレコレ試しては、、、止めて。また試して見ては、色んなことを。。。と側から見れば節度のない節操のない阿呆にw見えてたと思いますが。
今年2017年は見つけた畑を耕し種を蒔く年であります。まだまだキャッシュフローとしては我慢が必要な年になりそうでありますが。頑張ります!そして少ない利益をフルコミットでばら撒いたのでヤイヤイ言われますが。やっとこさ我々の畑も2つ決まりました!!
まず1つ目が、新興国で中間層以上のネットワークを作る。
そして2つ目が、コマース領域です。
1つ目は、弊社が以前から展開しているオフショア開発サービスの『Mattock(マトック)』をリニューアルし。従来のオフショア開発のラボ型と受託型に囚われず。時給で始められるクラウドソーシングに舵を切りました。理由はいくつかありまして。
ベトナムの優秀な人材は働き方が多様化している。
これはベトナムに限った話ではないのですが。優秀であればあるほど日本でもそうですが。本業だけに囚われずに仕事に励むって方が多いんですが。ベトナムでも同じように本業が終わったあとに副業orフリーランサーになるって方が非常に増えております。というか当たり前にやってます。
そしてこれから益々この動きは強まっていくと考えられています。なぜならば、ベトナムに限らずですが。アジア圏の諸外国では英語というのは一定のレベル以上の教養を持ち合わせていれば使えるのが当たり前でして。そういうことから欧米諸国を相手にフリーランサーとして仕事をやるっていうのは当たり前にやっています。
なんでかって言いますと、単純に報酬も良いし。クリエイティブで楽しい仕事が多いからです。そして、一定数の顧客とスキル・経験を積んだ優秀なエンジニアは早々に本業を退職し田舎に帰り。せっせとフリーランサーとして活躍するわけです。昨年、一昨年とそういう人材を多数見ているなかで私自身これはどこの国でも起きる事だし至極当然の動き、流れだなと思ったわけです。国として成熟し、インフラが整えられていけばいくほどこれが当たり前になっていくと考えてます。
だからそれを今のビジネスに活かして、新しいサービス形態を創造しなければということで思いついたのが。
『時給』で始めるオフショア開発:Mattock(マトック)であります。
正直、スタッフや関係者から無理でしょ!!とか。どこで儲けるわけ。。とかきっついビジネスになるよ~!とか言われる訳ですが。
時代に合わせて先手を打って、布石を打たなければ成功はありません。
だからこそ、我々はまずベトナム市場で一番のフリーランサーのグループを作ります!!
そしてそこで出来たネットワークこそが次のフェーズに入る時の我々の大きな資産になることは間違いありません。
これから人口が1億を切る。そして、お叱り受けそうですがw厚労相、高齢者定義引き上げとか言ってますが。見た目は若くても高齢者は高齢者です。そしてスピードが勝負のITのマーケットではやはり若い人に圧倒的に分があります。
いつの時代も新しい革命、幕開けを起こすのは若い人です^^
日本の企業の99%が中小企業である。
これはどの業界でもいえる事ですが。ほとんどが大企業ではありません。日々のキャッシュフローに、予算にとお金の問題というか課題を常にウォッチしていかないといけない企業さんが大多数であります。そんな企業さん、個人事業主の方にとって従来のオフショア開発はちょっと予算(コスト)や経験・情報などの面から二の足を踏んじゃうっていうケースがたくさんありました。
勿論、我々の実力不足も勿論ありますが。実際に我々も零細企業として常にお金・人材・情報・時間・ネットワークと無いもの尽くしでの苦しみというかもどかしさというかそういものを常に感じています。そこで思ったのが、これは本当に大きな大きな機会の損失であると考えたわけです。
なぜならばこういった制限が無ければ成功するためのチャンスを掴めたかもしれない訳です。綺麗ごとではありますが。これを解決するための一助に我々の時給で始めるオフショア開発Mattock(マトック)が絶対にお役に立てると考えたわけです。時給でスタートしフレキシブルに人材・チームの調整が出来るサービスであればこれほど助かることはありません。(私自身が欲しかったサービスですw)
そして言語やコミュニケーション、マネジメントといったプロジェクトの成功に必須の要素については、我々Mattock(マトック)のスタッフが間に入り。プロジェクトマネージャー、ブリッジエンジニアがフリーランサーをコントロールしKPIを用いて成功までバックアップ致しますので開発経験の浅い企業さまでもご安心頂けます。
新興国で中間層以上のネットワークを作る。
我々は今回のMattock(マトック)プロジェクトでベトナムで一番のフリーランサーグループのネットワークを作り。そこで作ったコミュニティーでの新しいビジネスを創りたいというのがもう1個先の目的です。そしてこのモデルがハマれば、他の新興国でも再現できるという甘くてユルイ考えから思い立ったわけです。
ベトナムの方は数か月分の月給に値するスマホを持ち、日本ブランドの安心感から国産に比べ高価なHONDAなどのバイクを好んで乗ります。また人口は9000万人超です。経済成長率は16位の6.679%で正直まだまだな余力と伸びしろを残してこの数字です。ちなみに日本は160位です。。。一人当たりGDPについては136位で同じアジア圏内ではブータン、フィリピン、モンゴルよりも低いんです。まだまだ上がる余地がありますね!
またUSD(米ドル)に対しての為替レートもまあまあ安定してます。過去を見ても。そして何よりも既に諸先輩の日本企業の方がオフショア開発で現地での基盤を作られていますので既に日本クオリティや日本の意識の高さや商習慣については意外と浸透しています。これらの事からまず最初のスタートはベトナムがベストだと判断したわけです。
あとはまだベトナムって日本の楽天市場やAmazonみたいに圧倒的に市場を寡占してて、国民に馴染みのサービスが確立されてないんです。もちろん、大手さんのサイトとかありますが。物流などのインフラが出来てないのでECで買うと厄介でストレスになることがあるから買わないって人が多いです。これもまた1つのチャンスだなとか思ったわけであります。
そしてもう1つ驚きなのが、帝国データバンク調べの「海外進出に関する企業の意識調査」データで販売先の海外拠点ランキングの4位がなんとビックリの『ベトナム』なんですね~。。しかも生産拠点ではランキング1位です。これは完全に中国の代替先としてするりと1位になった感じなんでしょうけど販売先でも上位に来ているのが驚きです。しかもインドネシアやシンガポールよりも上位。。あとは撤退の多さにも目を引くのですが。やはり撤退理由は、お金の回収問題や為替レートなどのようです。
今回のMattock(マトック)プロジェクトではUSD(米ドル)のキャッシュフローを欧米・中国等で稼ぎつつ。フリーランサーのメンバーのキャッシュの出入りのところを押さえれば新しいサービスを彼らに提供した際にも取っパぐれもないかな~と。あとは為替リスクも低減できますし。
参照:外務省:ベトナム社会主義共和国(Socialist Republic of Viet Nam) 基礎データ
参照:世界の経済成長率(世界経済のネタ帳)
参照:<新興国eye>ベトナム、対ドル為替レートの安定性はアジア3位
参照:海外進出に関する企業の意識調査
参照:世界の一人当たりの名目GDP(USドル)ランキング(世界経済のネタ帳)
なんだかまとまりも無いですが。
ひとまず今年一年ベトナムで一番のフリーランサーグループを作ることを達成するために邁進します~!!
今日の名言
To reap a return in ten years, plant trees. To reap a...
オフショア開発
人口が激減する日本にオフショア開発が必須な理由を考えてみた。
『皆さん、ごきげんよう!コマンタレブー』
最近やたらと3歳の息子が使うので『コマンタレブー』とはなんぞやと調べてみたらフランス語で”ご機嫌いかがですか?”って意味だったんですね。いや~今時の3歳児はフランス語を習うのかと感心して嫁に聞いたら。まあ何のことは無いんですが。youtuber(ユーチューバー)に触発されて連呼しだしたみたいです(笑)
我が家ではIT教育の一環でタブレットとスマホでのググるとかは、リテラシー向上のためにちょっとだけ触らせてます。と言っても9割がたYouTube(ユーチューブ)で子供向けのチャネル見てますけどね^^
今日は弊社でも展開してます。オフショア開発事業について、なんで弊社が事業としてオフショア開発を始めたのか?またなんでそんなにスタートアップや日本の中小企業のWEB制作やアプリ開発を事業とする企業やそこのスタッフさんにわたしがオフショア開発をめちゃ薦めるのか。営業としての観点だけじゃないんだっていうモヤモヤを整理する意味合いでも考えてみました。
オフショア開発とは...
オフショア開発って何??って聞かれることがいまだにあります。正直回りくどく色々と説明すると分かりづらくなりますので、かなり省略して説明しますと。
オフショア開発=海外...人件費の安い国でアプリ開発やWEBコーディング、システム開発を行う事ですね。
実際には開発業務だけではなく、会計やカスタマーサポートなどのバックオフィス業務(画像加工、コールセンター、データ入力など)からフロントオフィス業務などもあり凄く多岐に分かれています。
弊社というか私自身もスタートはホームページ制作業務を海外で行えないか。。物販事業の仕入れや業務面で、一番のコストである人件費を抑えたいというのが目的で約10年以上前から中国に拠点を求めて反日運動のさなかはもちろんのこと上海・広州・深圳・合肥・大連と視察を行いました。
周りからは危険だと諭されながらも、中国人に中国語で話しかけられるぐらい現地人・コミュニティに溶け込めるぐら足繫く通いつめ。また数回の詐欺や事業・プロジェクトの頓挫を経験しつつも。奇跡的に現在のパートナー兼責任者とも出会い何とか今の組織を作ることができました。
また現在の中国のパートナー兼責任者は、私との付き合いも約8年と事業の苦楽も共にした間柄で今では私も嫁さんの次ぐらいに頭が上がりません^^;
そんな中国ですがコスト・元高で、当時の2倍以上に感じるぐらいコスト上昇したのですが。ベトナムにマレーシア・タイ・インド・カンボジア・ミャンマー・フィリピンと続々とオフショア開発の受け皿となるエリアが増えております。
そして弊社の経験からも言えることですが。目先の短期的なコスト削減のみが目的でオフショア開発を利用するのはあんましおススメが出来ません。なんでかって言いますと、まあ国が違えば文化も言語も当然違います。日本で当たり前に出来る事が出来ない。
そして日本では『侘び寂び(わびさび)』なんて洒落た言葉と、コミュニケーションにおける作法??の1つがありますが。まあオフショア開発で色んな国の方と仕事してきましたが。侘び寂びどころか言った・指示したことすら実施されないなんて苦労も絶えません。
でもなんで弊社が海外に拠点を設けたか。
日本の開発者人口の減少
参照:総務省 人口統計局 人口推計(平成26年10月1日現在)
これ見て下さい。。65歳以上が全人口の26%です。会社法でいう株主でしたら議決権を単独で阻止できるレベルの割合です。この数値が既に示していますが。労働人口が確実に激減するのが2020年、2030年に向けて確実に起きるってことです。
まあ当然、その時には経済的にも難儀してるんでしょうが。。
参照:IT人材白書 2016 わが国の IT人材総数の推計
現在、ITエンジニアは約85万人とも言われていますが。先進国の中ではその数の伸びが圧倒的に低く。慢性的に不足の状態が続いており。今後は不足どころでは済まない状況になるのは間違いないです。人が足りなくなったら...どうするかどっかから足すか。必要なくなるような技術やアイデアを考えるしかありません。AI(人工知能)がプログラマの代替になる世界が来ると言われていますが。まあ中々現時点では厳しいかなというのが個人的な見解であります。
ビジネスにおける国際化は避けられない。
日本の雇用統計や業種別の割合で見ると確かに、製造業などのモノづくりがかなり割合を占めており。現在の日本経済のかじ取りをされている年代の政治家や経済界の方々からすると当然『モノづくり日本!!』となるのは理解できるのですが。
やはり時流というかトレンドというか、時代の流れを見誤った舵取りは命取りになりかねません。その点、我々が拠点を置いているベトナムはまだまだ発展途上とみられる方も多いですが。ことITに置ける国家の力の入れようと言ったら半端ないです。
そして教育うんぬんではなく、国民一人一人も豊かになりたいという向上心にあふれており。そのためにはIT関連の業務に就くために努力するというのが若者にはかなり多いように思います。なんせIT関連の仕事で出世すれば、一般的な給与の5倍近くの給料を得られるわけですからそれは当然ですよね^^
あ、だいぶ話が脱線してますが。1で人口・労働者の数も激減するって紹介してますが。人が減るってことは当然ですが。動くモノヒトカネが全部減るってことなんですよね~。だから我々が事業をしてくうえで拡大するのならば、なるべく成長スピードが高いマーケット(伸びしろや余白が多い)にポジションを置いておくのが一番だと思うんです。そう考えると、零細企業のうちから海外での拠点や人的ネットワークなどを構築しておくのは必須だと考えたわけなんです。
あとはコスト比率的に海外がかなり大きな比重を占める弊社では現状、USD(ドル)建てでの給与支払いのため為替リスクというか影響をもろに受けますのでどうしても米ドル獲得のためのビジネスが必要となります。
先進国の中で大きく遅れているプログラミング教育と国家戦略とコミットメント
現在の世界経済におけるITというのはまだまだかなりの伸びしろと余白を残しているビジネス領域であります。そして実際にフォーブスのThe World's Billionairesやスタートアップランキングなどを見ましてもかなりの割合でIT企業や関連する企業や個人が名を連ねています。しかも余計なゲスイ話しですが。中国の富豪ランキングは400まである中、日本はなんと...50までしかカウントされてません。。。悲しいというか、これから差がさらに開く可能性が高いことを考えると国際化は必須ですね。
そしてIT教育の前にコードやエンジニア間でのコミュニケーションにおける必須スキルの英語も先進国では非常に遅れていると言わざるを得ないです。
当然ですが、人材においても非常に重要視されるITエンジニアや関連職でありますが。日本においては義務教育における育成を兼ねたようなカリキュラムなどはまだまだ実施されていません。
参照
The World's Billionaires Forbes
Japan’s 50 Richest People Forbes
日本の起業家ランキング2016 フォーブス
アメリカのIT教育
先進国ではアメリカではプログラミング教育の推進を進めるNPO法人のCode.orgがありますし、元オバマ大統領自身も教育におけるプログラミングの必修化が必要であると発言されています。
また2013年のキャンペーン時には、Facebookのマーク・ザッカーバーグ氏やマイクロソフトのビル・ゲイツ氏などがコメントした動画を公開するなど国・企業を上げての活動などさすがIt教育の先進国です。
中国のIT教育
2004年の情報ではありますが。既にこの頃から幼稚園で英語・国語の学習。小学校低学年でマイクロソフトのエクセル・ワードなどのリテラシー教育やホームページ作成を行い。中学ではデータベース作成を行うという。。これでは勝ち目は当然ですが、無いですね。。
参照:小一からIT教育 中学でプログラミング
https://goo.gl/5pVLKD
どうでしょうか??ここまでオフショア開発をはじめて約8年弱の零細企業がどうしてオフショア開発を選んだのかを思いつくままに書いてみました。まあ8年弱零細企業をやっててどうなの??とかって突っ込みはごめん下さい(笑)この8年弱の間に色々と紆余曲折御座いまして..^^
なんか日本の悪口ばっか偉そうに書いてる感じですが。日本を愛するがゆえにといったのが正直なところです。そして予算(お金)が無ければオフショア開発をスタートすることすら難しいよってお声も多いと思います。
私の場合は、気合と時の運だけで色んな方との出逢いに恵まれ。そして、各国でのパートナーや優秀なマネージャー、エンジニアに恵まれて今に至ります。ただオフショア開発で皆さんには失敗をしてほしくないなあと言うのが正直なところです。
文量的に、もっと書きたい情報があるんですが省略させて頂き。次回の記事へとバトンしたいと思います。
最後にちょっと宣伝!!
弊社ではこのたび、オフショア開発事業をより間口を広げ、予算や人材が無くても日本のスタートアップの皆さんが素晴らしいアイデアを実現出来るようなサービスを創るというコンセプトとともにMattockサービスをリニューアルし1月よりリリースします。
具体的には、今までラボ型や受託形式での開発を請け負っておりましたが。今回のリニューアルに伴いまして、プロジェクト・タスク単位で弊社にご相談頂くと中国・ベトナムの優秀なフリーランサーを仲介します。
ここまでだと海外のよくあるクラウドソーシングサービスですが。
弊社がお客さまとフリーランサーの間に入り、ディレクションやプロジェクトマネジメントを行い。プロジェクト・タスクの成功も担保致します。
しかも時給・フリーランサーというハンパない柔軟でより安価で使い勝手の良いリソースという開発サイドから見ると非常に都合の良い。
こんなのアリ??なサービスをリリースします。
弊社からも色々とご協力・ご相談させて頂くところもあるかと思いますが。よろしくお願い致します!
今日の名言
スティーブ・ジョブズ CREDIT:
I’m a very big believer in equal opportunity...
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