マーケティング
【永久保存版】Webマーケティング担当者が知っておきたい売上につながる行動心理学7選!
こんにちは、流行りモノに飛びつくのは否定するくせに、案外ミーハーだと言われることが多い相馬です。
人間の心理って面白いもんで、それまで全く興味なかったもが、人が良いと言った途端に良いものだと感じてしまうことって結構多いです。
好きな芸能人が来ている服のブランドを好きになってしまったり、好きなバンドが聴いている音楽を聴き始めてしまったり。そういうことって誰でも経験がありますよね?
こういう人間の心理って、マーケティング業界ではかなり重要視されています。
人の心を読んで、購買意欲を駆り立ててモノを売る。人の「行動心理学」は、ECサイトを運営者さんやWeb担当者さんであれば知っておいて損はありません。
ということで今回は、売上をアップさせるためのマーケティング戦略を立てるときに大いに役立ちそうな7つの「行動心理学」をご紹介します。
人間の心理は調べれば調べるほど面白くて、この記事を書くために色々調べながら、マーケティングに役立つことはもちろん、興味深い発見がたくさんありましたよー。
マーケティングに役立つ!売り上げにつながる行動心理学
バンドワゴン効果
これは冒頭で話したボクのような心理のこと。特に日本人に多く見られることかもしれません。
人間は、他人の評判を判断材料にして商品を選ぶ傾向があります。
人間は流行に弱いもの。これはどの時代になっても変わりません。「流行っているもの」「人気があるもの」には、商品そのものとは違う別の魅力が生まれます。また、その逆パターンも大いにあります。
欲しいと思っていたもののAmazonのレビューを見て、購入を取り止めた経験、ありませんか?
カリギュラ効果
禁止されていることってますますしたくなりませんか?校則ってなぜか破りたくなりますよね?
これが「カリギュラ効果」というもの。
ダメだと言われていることや、許された人しか知ることが出来ないことを、ますます知りたくなってくる。誰にでもある行動心理です。
スノッブ効果
数年前の「食べるラー油」ブームを覚えていますか?古いものでは「たまごっち」や「エアマックス'95」なんかも当てはまります。
テレビで紹介されるやいなや人気に火がつき、お店で手に入らなくなり、欲しくてたまらなくなってくる。
貴重なものや、手に入りにくいものを魅力的に感じる心理のことを「スノップ効果」と呼びます。
期間限定品や数量限定品などは、この心理を狙ったマーケティングのひとつですね。
権威への服従原理
これは読んで字の如く。
「この商品はあの有名人も使っています!」「有名大学との共同開発!」こんな字面が並んでいるだけでも、商品そのものの信頼性が格段にアップします。
誰でも肩書や専門の権威には弱いものです。
ウィンザー効果
直接褒められるよりも、第三者を介して褒められたほうがより実感が湧いてウレシイ、というもの。
商品を売る業者に「この商品は凄いですよ!」と直接謳われるよりも、友人から「あの商品は凄いらしい」と言われたほうが「なんかホントに凄そう・・・」というもの。
クチコミやSNSなんかのマーケティングに近いものがあります。
アンカリング効果
最初に受けた数字を基準に考えてしまうという、マーケティングの分野では定番の行動心理。
実際は5,000円で売りたい商品をあえて8,000円で販売し、購入のハードルを下げるという手法です。
チラシなどでよく見かけますよね。
ザイオンス効果
初めて会う人でも、毎日顔を合わせればそのうち打ち解けてきます。
これはマーケティングにも言えることで、毎日目に触れるお店があればつい贔屓してしまうもの。
これが「ザイオンス効果」です。
FacebookやInstagramでフォローしてもらえば、あとはこのザイオンス効果が発揮され、ファンになる確率は高くなりますね。メルマガを利用したマーケティングもこれにあたります。
まとめ:売上につながるマーケティングは、ユーザーの心理を知るところから
はい、行動心理学の中でもWebマーケティングに関連が強そうなものをピックアップしました。
こうやってみると自分に全て思い当たるもの。知らず知らずにマーケティングの策略にハマって買ってしまっていたのかもしれません。
ユーザーに商品の本当の良さを伝えるためにも、こういった行動心理学は知っておいた方が良いことは確かです。
この7つの他にも沢山の行動心理学があり、どれも興味深いものばかり。
ECサイト運営者さんは、一度じっくり調べて見ても良いかもしれません。売上につながるヒントが、ゴロッと転がっているかもしれませんよ。
ではでは!ありがとうございました。
マーケティング
Webマーケティングに強力な味方!絶対に役に立つ無料分析ツール5選!
Webマーケティングを適切に行うには、まずは戦略を立てる上で必要な情報収集が鍵となります。
市場や業界全体の流れを俯瞰し、先行企業や競合する他社の動向を把握することなくして、ECビジネスの成功はありません。
業種にかかわらずマーケティングの役に立つ、無料で使える分析ツールをご紹介します。
「キーワードプランナー」
画像引用元: Google adwords
SEMのための必須ツール
ECを利用する消費者のほとんどが、商品を購入する際だけでなく、ほぼ毎日のように検索エンジンを利用しています。そんな日々移り変わる消費者の動向をつかむ上で欠かせないのがSEM(サーチエンジンマーケティング)です。
無料のものだけでも、様々なツールが出回っていますが、最も利用価値が高いのが、Googleによるインターネット広告サービス「アドワーズ(Google AdWords)」が提供している「キーワードプランナー(Keyword Planner)」です。
EC事業者であればきっと知っている人も多いと思いますが、GoogleだけでなくgooやAOL、BIGLOBEといったパートナーのサーチエンジンから、検索された単語の回数や統計(平均月間検索ボリューム)を取得することでSEO対策を講じたり、また特定の単語について、同時に検索される傾向がある関連キーワードや複合キーワード、また競合性(その単語と関係するサイトがどれくらい存在しているか)や推奨入札単価についても知ることができます。
他のSEMとの併用がより効果的
「キーワードプランナー」以外にも、ただ単語を入力するだけで関連キーワードを簡単に検索できるものなど、より手軽なサービスもあるので、状況に応じて使い分けると良いでしょう。
ただ、無料版では検索する回数や機能に制限があったりするので、ひとまずはすべてのサービスが無料で利用できる「キーワードプランナー」をおすすめします。
「グーグルトレンド」
画像引用元: Search Engine Land
キーワードを制する者はECを制する
同じくGoogleが提供している「グーグルトレンド(Google Trends)」もぜひ利用したいツールの一つです。特定の単語がどれくらい検索されているか、いわゆる「キーワードのトレンド」についてリサーチするのが最も基本的な使い方です。
検索ボリュームが時系列でわかりやすくグラフに表示されるだけでなく、検索数の動きに影響したと思われるイベントについても知ることができます。また、国や都市・地域ごとの人気についてもランキング形式で提供されるほか、通常のWebページ検索の他、画像やニュース、動画、ショッピングといった検索サービス単位で統計を絞ることもできます。
市場の動向を大局で捉える習慣づけに
「グーグルトレンド」を利用するにあたって知っておきたいのが、グラフ化された情報のうち縦軸が表すのは、単語が検索された絶対数ではないということ。「グーグルトレンド」では、すべてのGoogle検索における相対的な数値、すなわちすべての検索総数のうち、当該の単語が検索された割合が示されています。
マーケティング上で有意義なのは、単語の検索数それ自体ではなく、あくまで趨勢変動です。中長期的な消費者のニーズの動向をつかむには、業界だけでなく社会全体の動きを俯瞰しながら、トレンドの移り変わりを把握することが不可欠です。そうした市場の動きを大局的に捉えることができる点にこそ、「グーグルトレンド」の有用さがあると言えるでしょう。
「シミラーウェブ」
画像引用元: Similar Web
パワフルなアクセス解析ツール
自社サイトの現状を把握するだけでなく、コンバージョンを最適化する上で、アクセス解析はWebマーケティングにおいて常識となっていますが、これを競合する他社やお手本とする企業のサイトにおいて行おうというのがWebサイト分析ツールと呼ばれるものです。なかでも最もよく知られているのが「シミラーウェブ(SimilarWeb)」。
自社サイトのアクセス解析で行うアクセス数、滞在時間また流入経路やどんな単語を経由してアクセスされているかなどを簡単に調べることができます。マーケッターの多くが利用する信頼のおけるツールですが、無料版では有料版に比べトラフィックデータの精度こそ劣りますが、アクセスの概要について把握することは可能で、自社サイトをより適切に構築する上でたいへん有用です。
「Ahrefs」
画像引用元: ahrefs
驚くべき情報量を誇る被リンク分析ツール
コンテンツマーケティングが重視されればされるほど、被リンクの獲得が適切に行われているかどうかの確認作業が必要になりますが、数ある被リンク分析ツールのなかでも、最強と言われているのが「Ahrefs」。
数兆を超えると言われるサイト情報を蓄え、しかも2週間ごとに更新がなされているという膨大なデータを背景に、極めて詳細な被リンク分析が可能です。使い方はとっても簡単。調べたいサイトのURLを入力するだけで、多岐にわたるデータを取得することができます。
URLランクやバックリンク数、リンク元の情報はもちろん、被リンクがどう推移しているかもわかりやすいグラフで一目瞭然。また、ページやコンテンツ単位で、しかも日毎にかなり細かく調べられるようになっています。無料版では分析の回数やデータの表示に制限があるものの、パワー不足は感じません。
「バズスーモ」
画像引用元: Siteber
「バズ」を発見するSNS拡散分析ツール
プロモーションにおいて大きな効果を発揮するSNSをマーケティングのツールとして利用するEC事業者も多いと思います。そんなFacebookやTwitterなどのSNS上で、コンテンツの拡散状況について手軽に調べることができるのがSNS拡散分析ツール「バズスーモ(BuzzSumo)」です。
キーワードやURLを入力するだけで、該当するキーワードを含んだコンテンツ、もしくはURL内の人気コンテンツが、シェア率の高い順に並べられるという仕組み。
さらにこの「バズスーモ」の面白いのは、「View Sharers」機能を使うと、SNS上で広く拡散されるきっかけを作ったユーザーを特定できるという点。ビジターは使用回数に制限がありますが、無料登録すれば無制限となります。利用価値の高いツールなので、ぜひお試しください。
さいごに
Webマーケティングにとって有利な無料で使える分析ツールを5つご紹介しました。
ECサイトを運営する上で強い味方になってくれるに違いありませんが、いずれもデータを提供するものですから、重要なのはその使い方です。無料で入手可能であるということは、誰もが全く同じデータを所有していることを意味します。
気の利いた戦略などというものはありません。データを眺めながら改良点を見つけては対処し、効果があらわれなければまた別の方法を試す。パワフルで派手な印象の分析ツールが力を発揮するのは、そんな地道な作業の積み重ねとともにある時と言えるでしょう。
マーケティング
アパレルEC運営者が押さえておきたい基本的なブランディング方法とは?
あらゆるEC事業者にとって、商品の力を高めたり、洗練されたUIを構築することなどに加え、顧客にとっての商品の価値や存在意義を付与する、いわゆるブランディングを行うことが常識となってきました。
とりわけ取り扱う商品が趣味や感性と深く関わるアパレルECにとって、効果的なビジネス展開のためには欠かせないプロセスです。
そこで、今回はアパレルECサイトを運営するにあたっての基本的なブランディングについてご紹介します。
Instagramなど画像共有サービスを利用したブランディング
画像引用元: Shopify
無名ブランドにとって特に有用な画像系SNS
アパレルECが取り扱う商品は、少なくともブランドが無名の段階で、検索エンジンを通じて直接顧客と接点を持つことはほぼ不可能と言ってよいでしょう。
むしろアパレルECのブランディングに効果があると言われるのが、SNSの利用、とりわけヴィジュアルを通じて直感的に訴えかけることができるInstagramに代表される画像共有サービスです。
Instagramの浸透力が効果的なプロモーションを可能にする
アパレルECが取り扱う商品の性質上、Instagramが画像ベースのサービスであることに加え、その編集機能によって商品が美しく加工されることがブランディングにプラスであることは明らかです。
さらに重要なのは、そのSNS機能によって、商品の情報がフォロワーという「信頼できるユーザー」経由で、きわめてポジティブなバイアスがかかった状態で流されていくことです。しかもInstagramが有用なのは、本来はターゲットの外にいるはずの顧客までも、フォロワーを軸とした結びつきによって囲い込むことができるという点にあります。
欲しい人に情報を届けるというよりは、情報が届いたところに欲しい人がいるという、極めて効果的なプロモーションが可能になるわけです。
SNSとイベントやコラボとを連動させることでさらなるブランディング効果が
その意味で、各種イベントに参加したり、コレボレーションを実施することによっても、SNSを通じたブランディング効果が期待できます。
音楽イベントやギャラリー、さらにはセレクトショップやレストラン、美容院に至るまで、情報発信能力があるだけでなく、すでにブランディングが確立し、多くの支持者やフォロワーを持つ企業やショップ、個人と連動することで、それぞれパートナーが主体となったバイラル・マーケティングによって効果的な情報拡散を行うことが可能になります。
EC上で行うブランディング
画像引用元: Competences
効果の高いウェブコンテンツによるブランディング
ECサイトを利用したブランディングとは、すなわちウェブマガジンのコンテンツを作成することを意味しますが、これにはアパレルECそのものにウェブマガジンの機能を持たせるか、もしくは別個にオウンドメディアを立ち上げるという方法と、影響力ある既存のウェブマガジンにコンテンツを掲載するという方法の二つが考えられます。
いずれの方法をとるにしても、一定期間は魅力的な情報を発信し続けることがブランディングの前提条件ですが、情報の発信頻度が高いことだでなく、コンテンツの質を高く維持することも重要です。
最も即時的な方法として挙げられるのは、やはり著名人の起用です。著名人といっても、例えば有名モデルに商品を着用してもらうだけでなく、例えばスタイリストやバイヤーといった商品イメージを向上させる、いわゆるインフルエンサーを招いて対談などを企画するという手法も大きなブランディング効果が期待できます。
また、デザイナーやマーチャンダイザーなど商品の誕生に深い関わりのある人物が登場し、商品の魅力を熱く伝えるコンテンツ作成もブランドイメージの向上に有効です。
ウェブコンテンツなら合理的なブランディングが可能に
また商品のイメージ動画やルックブックを作成し、ウェブコンテンツとして整備しておけば、自社ECサイトやオウンドメディアだけでなく、動画サイトやキュレーションメディア、個人ブログ(フェイクも含め)など、様々な形でリユースでき、効果的なブランディングが可能になります。
すみやかな対費用効果の検証も容易
アパレルECサイト、オウンドメディア上でのウェブマガジンを利用したブランディングは、コンバージョンに直接結びつきやすいという利点があるのはもちろんですが、対費用効果の検証を容易に行うことができるというのも大きなメリットです。
ブランディングにとっては、その内容も大切ですが、ブランディングが成功しているかどうか、つまり顧客の獲得につながっているかを早急に見極め、すみやかに方向修正を行える状態を作っておくこともまた重要といえるでしょう。
さいごに
画像引用元: MS DOMAINS
ブランド・アイデンティティとは流動的なもの
アパレルECを運営する上で、いま知っておきたいブランディングの基本についてご紹介してきました。コストさえかけることができれば、ある程度の認知を獲得し、商品や商標をブランドとして育て上げることはもちろん可能です。
ところがブランド・アイデンティティとは、固定したものではなく流動的で、とくにファッションを取り扱うアパレルECの場合、時代の流れに応じた練りなおしの作業が絶えず必要になります。
たえず新しい手法の模索がブランディング成功の鍵
ここではブランディングの方法について、SNSとウェブマガジンという旬なメディアを取り上げましたが、重要なのは市場のトレンドに適合した方法がとられなければならないということです。ここでご紹介した方法は、いずれまたまったく新しいブランディング方法に取って代わることでしょう。
時代の動向に留意しながら、常に最も効果的なブランディングを模索することが、優良なアパレルEC事業には欠かせないのです。
マーケティング
知っておきたい!オウンドメディアの成功事例3パターンとは?
今回は、オウンドメディアについて、そしてオウンドメディアの成功事例をパターン別に分類してご紹介します!これからオウンドメディアを展開したい方には必見の内容になっています!ぜひ、ご覧ください!
マーケティング
今話題のインフルエンサーってどういう意味?調べてみました!
インフルエンサーという言葉を聞いたことがありますか?ウェブマーケティングではよく使われる用語なのですが、案外正しい意味が知られていません。
TwitterやFacebookなどのSNSが日常生活に浸透している現在、インフルエンサーはマーケティングでより重要になってきています。用語の意味をしっかりと理解した上で、マーケティングに活用していくことが求められています。
本記事では、インフルエンサーの意味やインフルエンサーの探し方について解説します。
インフルエンサーの基礎知識
インフルエンサーとは?
インフルエンサーとは、ウェブマーケティングにおいて重要な働きをする人物のことです。
インフルエンサーは、英語では「influencer」と書きます。「影響をあたえる」という意味の「influence」を含むことからわかるように、ネット上で影響を与える人物のことを指しています。
もう少し具体的に言うと、TwitterやFacebookなどのSNSや、ブログなどのメディアを使って情報を発信している人物のことです。インフルエンサーの発した情報によって、商品やサービスの売れ行きが左右されることもよくあります。
誰がインフルエンサーなのか?
ところで、いったい誰がインフルエンサーなのでしょうか?
ウェブ上には、多種多様なインフルエンサーがいます。わかりやすいところで言うと、芸能人やモデル、スポーツ選手などの有名人ですね。日ごろからテレビやブログでたくさんの人に見られていますから、有名人が発した情報はたくさんの人の注目を浴びるのです。
著名なブロガーやYouTuberと呼ばれる人たちも、インフルエンサーと言えます。おもしろいコンテンツや有益な情報を発信していて、ネットだけにとどまらず、テレビや書籍でも活躍しています。多数のファンを抱えているので、影響力も大きいのです。
インフルエンサーの探し方
インフルエンサーについてご理解いただけたでしょうか?この記事ではもう一歩だけ踏み込んで、マーケティングとの関係についてみていきたいと思います。
実は、インフルエンサーはマーケティングとの相性が良いことで知られています。インフルエンサー・マーケティングという言葉が使われているほど。インフルエンサーの力を借りることで、販売戦略やブランディングでの効果アップが期待できるのです。
マーケティングに活用するためには、まずはインフルエンサーを見つけなければいけませんよね。インフルエンサーを見つける方法について、いくつかご紹介しておきましょう。
SNSで直接探す
インフルエンサーに力を貸してもらうには、まずはインフルエンサーを探す必要があります。一番手っ取り早いのは、SNSで直接インフルエンサーを探すこと。
例えば、Twitterのトレンドを見てたくさんのリツイートを集めているユーザーを探してみたり、アナリティクスを使ってもいいでしょう。FacebookやGoogle +などのSNSでも、同様に検索を使ってインフルエンサーを探せます。
ツールを使う
インフルエンサーを選ぶ時に、主観が入ってしまうと困ります。できれば数値化して選びたいもの。
そこでおすすめなのが、KloutやPeerIndexなど、SNSでの影響力を測定するツールです。SNS上での影響力が点数で確認できるので、客観的にインフルエンサーを選ぶことができます。
Klout
Klout
Kloutは、アメリカの企業が運営しているツールです。Twitterのフォロワー数やリツイートの回数、Facebookの「いいね!」などを元に、そのユーザーの影響力を数値化して見られます。
PeerIndex
PeerIndex
PeerIndexもKloutと似たようなサービスです。SNS上での影響力をもとに、インフルエンサーを探すことができます。
Kred
Kred
Kredは、独自のアルゴリズムでネット上での影響度をスコアで見ることができるサービスです。スコアもビジュアルで表示されるのでわかりやすいですね。
まとめ
インフルエンサーの基礎知識と探し方についてご紹介しました。マーケティング用語と聞くと何やら難しそうですが、私たちも日ごろからインフルエンサーの影響を受けているのです。
記事でご紹介した通り、インフルエンサーとの協力はマーケティング施策の一手になります。インフルエンサーを活用して、ビジネスを加速させていきましょう。
マーケティング
最速で理解する!マーケティングオートメーションの基本とは?
近年、アメリカではマーケティングオートメーションという言葉が注目を集めています。これは、マーケティング業務を効率化してくれるソフトウェアのことです。
マーケティング業務は従来、煩雑になりがちでした。マーケティングオートメーションはこういった業務のムダを省くとともに、精度の高い施策の手助けとなってくれます。
本記事では、マーケティングオートメーションの基礎的な知識についてまとめています。マーケティングに携わる方には必見の内容になっていますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
マーケティングオートメーションの基礎知識
マーケティングオートメーションとは?
マーケティングオートメーションとは、アメリカで登場したソフトウェアのことです。オートメーション(自動化)という言葉からわかるように、マンパワー(人力)で行っていたマーケティング活動を効率化するものです。
マーケティングオートメーションを提供している会社は、アメリカを中心に複数存在しています。各サービスごとに機能に違いはあるのですが、主な機能をまとめると下のようになります。
コンテンツの配信(主にメール)
キャンペーンの管理
リードの分析とターゲティング
KPIの設定と計測
レポート機能
マーケティングオートメーションが登場した背景
ところで、なぜマーケティングオートメーションが登場したのでしょうか?得られる効果を理解したり、活用もし易くなります。背景について簡単に解説しておきましょう。
マーケティングは、自動化や標準化が難しい業務と言われてきました。扱うデータの量も種類も多いですし、分析も専門的なプロセスが必要だったからです。それではなぜ、マーケティング業務の自動化ができるようになったのでしょうか?
最も大きな理由は、IT技術の進歩です。特に、ビッグデータが利用できるようになったことが大きいですね。ビッグデータとは、これまで扱うことができなかった大量かつ複雑なデータのこと。
マーケティングで扱うデータも、いわばビッグデータなのです。コンテンツや媒体が多様化し、顧客との接点は多岐にわたります。その上で、顧客の行動を集計して分析することは、人力では困難ですよね。
ビッグデータ周辺技術の進化によって、膨大なデータとその解析をソフトウェアにまかせられるようになりました。マーケティングオートメーションが生まれた背景には、そういったところにあります。
マーケティングオートメーションで得られるメリット
マーケティングオートメーションを導入すると、どういったメリットが得られるのでしょうか。代表的なメリットについてまとめておきましょう。
マーケティング業務の効率化
マーケティング業務の効率化が、最大のメリットです。
これまで人力で行っていた作業のほとんどを、ソフトウェアにまかせられるようになるのです。データの集計やメールの配信は、あまり頭を使わない業務ですよね。そういったところはソフトウェアにまかせて、本来のマーケティング施策に注力できるようになるのです。
ミスや失敗が減る
これまでは人力で行っていたため、どうしても人為的なミスがありました。マーケティングオートメーションを導入することでこういったミスを極力減らすことができるようになります。
またビッグデータ技術によって、リードの分析がより正確に行うことができるようになります。これによって失敗の少ない、確度の高い施策を行っていくことができるようになります。
マーケティング業務の改善
マーケティングオートメーションは業務を自動化するだけでなく、業務改善のための機能も備えています。
その一つが、KPIの設定と計測です。KPIとは、マーケティング施策の達成度を測る指標のことです。マーケティングオートメションでKPIを継続的にウォッチしながら、マーケティング業務を日々改善していくことができるようになります。
まとめ
マーケティングオートメーションの特徴について解説してきました。得られるメリットも多く、従来のマーケティング活動を大きく変えてくれる期待のツールと言うことができます。
マーケティングオートメーションがうまく利用できるかは、マーケティング以外の部門との連携も重要になってきます。経営戦略や営業部門などの方も、知識として持っておくといいでしょう。
なお、マーケティングオートメーションは導入する会社の体制によって、使い方が大きく異なってきます。導入を検討されている方は、自社の組織についても考慮しつつ、最適なマーケティングオートメーションツールを選択するようにしてください。
マーケティング
知ってて当然!?改めて理解するリスティング広告の基本とは?
リスティング広告って名前は聞いたことあるけど、実際のところは良く分かっていない方って結構多くいるんです。
恐らくリスティング広告が有名になってきて、色んな方がその名前を聞くようになったことが理由の1つと、リスティング広告を導入しようとしている会社が増えてきていることが、もう1つの理由だと考えられます。
そんなネット広告の常識となっているリスティング広告ですが、そろそろ基礎くらいは知っておかないとヤバイと思っている方は本記事がお役に立てるかもしれません。
今回は、知らない方からちょっとは知っている方まで、リスティング広告の基本についてご紹介したいと思います。
上級者には知ってて当たり前の内容ですが、改めて読んでみると忘れていたことを思い出すかもしれませんので是非ご参考にして下さい!
リスティング広告って一体なに?
まず始めにリスティング広告の仕組みについてご説明しますね。
リスティング広告とは、検索エンジンでユーザーが検索したとき、その語句に連動して表示される広告のことを言います。
上の写真を例にしてみると、「リスティング広告」で検索したときに、赤い枠で囲われている内容が広告として表示されているのですが、これがリスティング広告になります。
ちなみにYahooの場合はこちらになります。
このように、ユーザーが検索した語句に連動して表示されるので、検索連動型広告とも呼ばれています。
リスティング広告はキーワード単位で出稿できる
リスティング広告は表示させたいキーワードを自分で決めることが出来ます。
例えばあなたのサイトがファッションECサイトだったとして、激安のTシャツを売りたいとします。そうした場合、リスティング広告で「激安 Tシャツ」というキーワードを設定すれば、そのキーワードを入力したユーザーに対してのみ広告を表示させることが可能になります。
SEOよりも早く効果的に利益を上げることが出来る
SEOには時間が必要です。しかしリスティング広告には時間は必要ありません。SEOのように何ヶ月も待たなくても、キーワードを選んで設定すれば、早ければ何時間後かには広告が表示されています。
また、SEOの場合はキーワードを間違えてしまうと命取りになりますが、リスティング広告の場合はキーワードを次から次へと設定できるので、効果が出なければ次のキーワードを設定すれば済みます。
リスティング広告の費用ってどれくらい?
リスティング広告は月額いくらといった定額制ではありません。クリックされて始めて費用が発生します。なので1クリックいくらといった感じですね。
そして最低1円からでもスタートさせることが出来ます。しかしこのクリック単価の設定はキーワードによって変わり、推奨単価を下回ると検索結果の1ページ目に表示されないので効果が薄れてしまう場合があります。
一般的には検索数の多いキーワードのほうが単価は高いですが、検索数の少ないキーワードでも競合の多いものだと高くなることがあります。
リスティング広告で最低限抑えるべきポイント
リスティング広告をどのように始めれば良いのか分からない方のためにも、まずは最低限抑えてほしいポイントをご紹介します。
キーワードの競合を調べておくこと
この世の中、競合のいない商売は無いに等しいと思います。そこで、まずは自分で選んだキーワードを検索してみて、どんな競合サイトがいるのか調べてみましょう。
チェックするのは競合の数と大手企業がいるのかという点です。競合が多いと表示順位を上げることが大変になり、また大手企業は資金が潤沢なので費用面で対抗することが難しくなります。
様々な状況を考えたうえで、最適なキーワードを選ぶようにしていきましょう。
キーワード予算をしっかり把握する
キーワードの単価はそれぞれ違います。まずは自分でキーワードの候補をピックアップして、そのキーワードの単価がいくらなのか把握しておきましょう。
これをやらないで始めると、クリック単価が高すぎて利益に見合わないという状況になってしまい、リスティング広告から撤退するという事態にもなりかねないので気をつけたいところです。
利益の確保が出来るのか調べる
実際に広告を始める前に、どれくらいの費用でどれくらいの利益になるのかを計算しておきましょう。
かけられる費用が少ないとリスティング広告を始めても売上げに繋がらず、結局費用だけがかかって赤字になる場合もあるので正確な計算が求められます。
その計算をもとに、クリック単価と照らし合わせながらおおよその費用を概算で出し、利益が出そうであればテスト運用してみると良いと思います。
リスティング広告での目標を明確にする
リスティング広告でどんな結果が欲しいのかを明確にしましょう。例えば商品を買って欲しいのか、メルマガ会員になって欲しいのか、資料請求をして欲しいのかなど、ゴールを決めると成功のボーダーラインが見えるようになります。
さいごに
いかがでしたでしょうか。今回は誰でも分かる簡単なリスティング広告の基礎をご紹介いたしました。
一昔前だと、リスティング広告は一部のマーケティング担当者が知っているか、ネット広告に敏感な方が先取りして運用しているようなイメージでしたが、今ではネット広告の代名詞と言っても過言ではないほど人気となりました。
現在ではどんな世代でもインターネットを利用しています。その分リスティング広告のメリットも大きくなっているので、今からでも始めようと思っている方は手始めにテスト運用から始めてみてはいかがでしょうか。
もしかすると新たな集客方法が手に入るかもしれませんので、是非お試しください。
マーケティング
【Web担当者必見!】話題のインバウンドマーケティングの基本と事例!
こんにちは。
先日、久しぶりに訪れた町が大きく変わっていてびっくりしました。
地元の商店街などは小規模になってしまい、代わりに量販店や大型ショッピングセンターができるような時代になってしまいましたね。
都内のお店なんかですと、お店自体の回転が速く、ついこの間までスイーツの店だったのに、靴屋になっているなんてこともありました。笑
時代の移り変わりとともに、様々な変化が生じてきますね。
マーケティングの世界にも時代の移り変わりとともに、様々な変化が生じているんですよ!
そこで、今回は少し前から話題の「インバウンドマーケティング」に触れてみようかと思います。
本記事では
インバウンドマーケティングの登場
その効果や如何に? 基本的な知識と手法
実際の事例をご紹介
上記3つの内容をご紹介致します。
インバウンドマーケティングの登場、その背景にあるのは…
はじめに、インバウンドマーケティングの歴史背景から振り返っていきましょう。
基本的な知識も大切ですが、このマーケティング手法のルーツを知っておくと、より理解しやすいかと思います。
もともと、マーケティングには多くの手法が存在していました。それらの中には今も用いられているものから、最近ではあまり効果を発揮しなくなってきた手法もございます。
そんな数ある手法の中で、代表的なのが「広告」であります。媒体はテレビや新聞、雑誌やインターネットなどと様々存在しますが、これらすべてに共通するのが「ユーザーに見せる」ということであります。それも強制的に。
強制的に、というのは例を挙げて説明すると、
「テレビ番組を見ている時にCMを流さないようにするのは不可能」
「新聞を広げた時に広告欄だけ無くすことなんて不可能」
といったことから強制的にユーザーに見せています。
これらをアウトバウンドマーケティングといい、今でも用いられているマーケティング手法の1つです。
しかし、広告を打つのには莫大なコストがかかりますよね?
さらに「不特定多数の人に見せるため、自社のターゲット層に局所的にアプローチができない」などの問題も生じてきます。
これらを解決できるようになった出来事が「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の登場」であります。
テレビCMほどの周知力までとはいきませんが、高拡散性を持ち、低コストで、発信しようと思えば手軽に配信できるSNSは有効なマーケティングツールとして多くの企業に取り入れられるようになりました。
このように、SNSなどを通じて、「ユーザーに選んでもらう(見つけてもらう)」という、先ほどのアウトバウンドマーケティングとは正反対の意味を持つため、”イン”バウンドマーケティングとして普及し始めたのです。
基本的な知識、手法、効果を知っておこう!
先ほどと少し重複する箇所もございますが、基本的な知識に触れていきます。
アウトバウンドマーケティングとは反対に、ユーザー側から、自社が発信したコンテンツを選んでもらう(見つけてもらう)のが「インバウンドマーケティング」の特徴でした。
ユーザーは利用したコンテンツに価値を見出せば、定期的に訪れてくれるようになり、さらには友人や知人にSNSを用いてシェアしてくれたり、口コミでサービスを紹介してくれたりもします。
これらの流れは非常に強力なものになりますので、発信するコンテンツは良質なものであることが重要です!!
ここからは具体的な手法について触れていきます。
コンテンツの発信
まず、コンテンツを作成する前に、どんなユーザーをターゲットにするのかを決める必要性があります。ターゲットになるユーザーを具体化してみましょう。
具体化する際に氏名・年齢・性別・住所・職業・役職・家族構成・年収・ライフスタイル・休日の過ごし方などとできる限りリアルな人間に近づけることが重要とされます。
この手法をペルソナマーケティングと言いますが、それについてはここでは掘り下げないこととします。
リアルなターゲット像が完成したら、ターゲットが検索しそうなキーワードを含め、コンテンツを作成し、配信します。同時にSNSで拡散することも効果的でしょう。
この段階では、ユーザーに見つけてもらう段階です。良質なコンテンツであれば、次第に検索上位にも表示されるようになりますので、継続してコンテンツ配信を行ってみてください。
ユーザーのリード化
次のステップに移りましょう。
質の良さに少しずつユーザーが気づき始め、アクセスが増えてきます。しかし、そこにセールス全開の雰囲気で迫っては、ユーザーは逃げてしまいます。
落ち着いて、まずは無料見積もりや無料カタログダウンロードなどからメールアドレスを入手し、メルマガ登録へと結び付けたいところです。
ここでも良質なコンテンツであるほど、メルマガ登録率が高まる傾向にあります。
これによって、ユーザーをリード化することに成功したならば、顧客化に向けて、ユーザーを教育し、関係性を構築していきます。
いよいよ顧客化
リード化により、ユーザーが購入してくれやすい段階にまで連れてきたとします。
ここで顧客化するための行動を起こしましょう!
目的が商品の購入であれば、お試し商品プレゼントや割引購入特典
目的がサービスの登録であれば、初月会員費無料など
ここまでくれば、比較的成約に結び付きやすいものです。
顧客化に成功したのがゴールではなく、そこから継続的顧客になってもらうために、顧客満足度は常に意識した運営を行っていく必要性がありますね。
実際に活用している事例をご紹介!
SMMLab
SMMLab
ご存じの方も多いかと思います。企業のソーシャルメディアマーケティングやWebプロモーションを支援するサービスを展開しているアライドアーキテクツが運営しているメディア、SMMLabです。
気になる記事や資料ダウンロードリンクバナーやSNS連携ができるようになっている箇所もありますね。
LISKUL
LISKUL
こちらも有名なメディアですね。リスティング広告などのマーケティング支援サービスを行っているソウルドアウトが運営しているメディアであります。
自社メディアの運営事例を分析し、公開しておりましたので、そちらも下にご紹介しておきたいと思います。
自社メディア分析記事
まとめ
いかがだったでしょうか?
インバウンドマーケティングが普及してきた理由が少しはお分かりいただけたでしょうか?
ぜひ、まだ取り入れていない方は前向きに進めていってみましょう。
低コストで手軽に始めることが可能です!
弊社ではInstagramやTwitterでのキャンペーンサイトを無料で作れるサービス「OLO(オロ)」を展開しております。SNSを活用してキャンペーンを展開する際には是非ご検討ください。
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