マーケティング
新人Web担当者必見!話題のコンテンツマーケティングの基本をおさらい!
こんにちは、相馬です。
ここ最近、Webマーケティングに関連する色んな所で目にする「コンテンツマーケティング」という言葉。
確かに、マーケティング以外のところでもWebは「コンテンツ重視」という流れになっていて、いかにユーザーにとって有益なコンテンツかが大切になってきました。
では、この「コンテンツマーケティング」とは、具体的にどのようなものなのでしょうか?
ここでは、今やマーケティング手法の主流になりつつある「コンテンツマーケティング」について、改めて考えてみたいと思います。
そもそも「コンテンツマーケティング」の意味とは?
最近広く使用される「コンテンツマーケティング」とは、簡単にいえば企業がユーザーと「コンテンツ」によるコミニュケーションの繋がりから波及するマーケティングのことです。
コミュニーケーションをするために企業や店舗は、消費者が求めている(であろう)「コンテンツ」を作成・編集して、それをもとに消費者と限りなく直接に近い形で繋がり、そこから売上を上げたり、ブランディングに繋げていく手法です。
この手法は、「消費者を取り込むためにどんなやり方を考えるか」というよりも、もっと素直に「良いコンテンツを提供して、消費者を取り込む」という考え方。ある意味、マーケティングにおいて戦略的な視点よりも、よりまっとうに消費者のことを考えた手法といえるものです。
コンテンツマーケティングで消費者と繋がり、そのつながりを活かして消費者のニーズを知り、それに基づいたコンテンツをまた提供する。消費者にとってもメリットの大きいマーケティングです。
これまでのマーケティングとの大きな違い
従来の消費者へのマーケティング、つまり広告の形は、企業側から一方的に押し付けるものでした。
ですが、「コンテンツマーケティング」は、企業がまずユーザーに情報(コンテンツ)を提供して、それに対するレスポンスを敏感に感じ取り、新たなコンテンツを提供していく、という消費者第一のマーケティングです。
企業は消費者が望むものを提供していくことがコンテンツマーケティングの前提となるため、消費者のことを考えなければスタートできません。でも、本来のマーケティングとはこういうものだと思いませんか?
ブログや雑誌の記事で見たり、他人の評判を聞いて、その商品が欲しくなることってありますよね。コンテンツマーケティングは、そのような商品と消費者の自然な出会いのきっかけを生み出すものです。
企業側がこのきっかけをいかに生み出すかが、コンテンツマーケティングの面白いところ。
ユーザーの心に届く情報を届けて、それをたまたまキャッチしたユーザーが、繰り返しその企業の情報を欲しがるようになる。その時点で、そのユーザーは企業のファンになったと言えます。そしてそのユーザーから新たなユーザーに広がっていく。
これは結果的に、商品を手にとってもらえるだけでなく、ブランディングの構築にもなっています。
広告媒体やメディアを使わずに、企業が自分自身をメディアに返信させるやり方。これがコンテンツマーケティングの特徴です。
コミュニケーションから生まれるマーケティング
テレビや雑誌、ラジオや街広告・・・。これまでの広告は、「どこでユーザーに伝えるか」に着目したものでした。しかし、コンテンツマーケティングの場合は、ユーザーに「どんな内容を伝えるか」が鍵です。ユーザーが「面白い」「興味深い」と感じるコンテンツを作成し、提供します。
ユーザーは、スマホやPCで知りたい情報を絶えず「検索」しています。コンテンツマーケティングは、そんなユーザーに対するマーケティングになります。つまり、「消費者側からのマーケティング」と言えるかもしれませんね。
情報を欲しがっているユーザーに、ピンポイントでマッチする情報を提供すること。
そのためには、今ユーザーが何を欲しがっているかを敏感に感じ取る必要があるのです。
まとめ:コンテンツマーケティングを成功させるために
コンテンツマーケティングは、今話題の手法です。ひとつのきっかけが大きな広がりを見せる可能性があり、しかもこれまでの予算よりも低額で、すぐにスタートできるマーケティングということもあります。
ただ、安易に実行してはいけません。
ユーザーが欲しているものを理解し、それに合わせた有益な情報を提供しなければ、いつまでたっても消費者にキャッチされないからです。いきなり実行してしまっては、それは従来の「押し付ける広告」と変わりはありません。
コミュニーケーションがキモのマーケティングだからこそ、念入りなリサーチと、トレンドをつかみとるための敏感なアンテナを張っておく必要があります。
しっかりと消費者のことを考えながら戦略を立てれば、その結果は絶大なメリットを生み出す。
それが「コンテンツマーケティング」なんですよね。
マーケット状況をしっかりと見つめ、消費者とのコミュニーケーションを大切にして、「コンテンツマーケティング」を成功させましょう!
マーケティング
マーケティングミックスの代表的な理論!4Pと4Cとは?
マーケティングミックスの代表的な理論である4pと4cについてご存知でしょうか?聞いたことがあるが、詳しくは知らないという人も多いことでしょう。
この代表的な理論を知ることで、今後よりよくマーケティングを行うことができます。誰でも覚えられる代表的なものなので、この機会にぜひ覚えてみてください。
今回は、マーケティングミックスの4pと4cを詳しく説明します。こちらの記事を読めば、完璧に理解することができるでしょう!それでは、早速見ていきましょう!
4p4cの前にマーケティングミックスってなに?
マーケティングミックス(w:Marketing mix)は、マーケティング戦略において、望ましい反応を市場から引き出すために、マーケティング・ツールを組み合わせることである。つまり、企業や非営利組織が顧客や生活者に商品やサービスの販売をしたり、何かを遂行したりするために、マーケティングの使用可能な複数の手段を組み合わせて戦略をたて、計画、実施すること。マーケティングミックス要因にはさまざまなものがあるが、今日、4P理論と二つの4C理論に集約できる。
引用:マーケティングミックス Wikipedia
まずは、マーケティングミックスについて知っておきましょう。マーケティングミックスとは簡単に言うと、名前の通りいろいろな手段や方法を組み合わせて戦略を立てることを指します。
マーケティングミックスよって立てた戦略をたて、それを計画、実行することでマーケティングを行っていきます。
その代表的な理論となるのが、これから紹介する4p理論と4c理論の2つになります。これらの理論を利用しながら戦略を立てていきます。それでは、早速4pそして4cについて知っていきましょう!
マーケティングミックスの代表的な理論"4p"とは?
まずは、マーケティングミックスの代表的な理論である4pについて説明します。4pは、ある英語の頭文字を集めたものを指します。
製品 Product
価格 Price
流通 Place
広告 Promotion
上記の頭文字をとって4pと呼ばれています。こちらは多くの企業が採用しているフレームワークのひとつで、企業向けの考え方です。
この4pを元にターゲットを決めていきマーケティング戦略を立てていきます。では、どうやって4pを使いマーケティング戦略を立てていくのか、早速紹介します。
"4p"を利用したマーケティング戦略の立て方
製品 Product
まずは、製品を決めます。ユーザーがどのような製品を求めているかを調査し、形にしていきます。ここで重要なのが、しっかりと製品の特徴や魅力を定義しておくことが重要になります。
最初の段階で、自社製品が競合他社と比べてどこが優れているのか、確認しておくといいでしょう。製品が魅力的でなければマーケティングをする意味がありません。
価格 Price
続いては、製品の価格に関する部分です。価格を決定するというのは重要な要素になります。ユーザーにとって適正な価格なのか、自社イメージに沿った価格設定か、他社と比べてどうかなど、あらゆる観点から価格を考えます。
また、今後値下げや割引をする際の幅なども、ここで決めておくことを強くおすすめします。そうすることで、後々価格設定をミスした場合でも修正することができます。
流通 Place
続いては、流通です。これは製品をどこで売るかを決めるという段階です。全国展開や首都圏中心または地方中心など、どのように製品を流通させるか決めていきます。
また、チャネルの設定もここで行います。コンビニやスーパー、本屋、独自店舗、Webサイト上など適切なチャネルを選択しましょう。ここまでの流れを組みながら選択するといいでしょう。
広告 Promotion
最後に行うのが広告です。これまで製品、価格、流通を決定しました。最後にどうやって製品を広めていくかを決めていきます。広告手法にはさまざまな種類があります。例えば・・・
TV、新聞、雑誌への広告出稿
ソーシャルメディアによる拡散
コンテンツマーケティング
予算などに応じて、最適な広告手法を選んでいきましょう。ターゲットを明確にすることが広告効果を高める最大の要素となります。ターゲットがどのような人なのかしっかりとペルソナを設定して広告をうっていきましょう。
以上が4pを利用した具体的な戦略の立て方になります。続いては、4cについて見ていきましょう!
マーケティングミックスの代表的な理論"4c"とは?
続いて、紹介するのは4c理論です。こちらは、4pを元に作られたフレームワークになります。4pは企業目線の理論でしたが、4cは顧客目線の理論になっています。
顧客価値(Customer Value)
顧客にとっての経費(Cost)
顧客利便性(Convenience)
顧客とのコミュニケーション(Communication)
先ほどの説明した4pと対になるような理論になっています。顧客目線に立つことで、企業目線では補完できなかった部分を補うことが可能になります。さらに、具体的な戦略を立てることが可能になります。現在、主流はこちらの4c理論を使った戦略になっています。ユーザーに価値を与えることによってより良いマーケティングを行うことができるのです。
それでは、4cを利用したマーケティング戦略の立て方を見ていきましょう!
"4c"を利用したマーケティング戦略の立て方
顧客価値(Customer Value)
こちらは、製品に対する顧客目線です。4pでは、どのような製品がいいのか企業目線で考えていましたが、その製品を利用したユーザーにどんな価値を提供できるのかをここで考えます。
企業側のエゴで製品を作ったとしてもユーザーが満足するとは限りません。できるだけ、ユーザーが満足出来る価値をどのような形で提供できるか考えるといいでしょう。
顧客にとっての経費(Cost)
こちらは、価格に対する顧客目線です。価格はユーザーにとって重要な要素のひとつです。企業側が利益を得るためだけでに考えた価格では製品は売れません。
ターゲット層が満足する最適な価格を設定する必要があります。ユーザーにとってコストを払う価値があるものだと思わせる価格設定が重要です。
顧客利便性(Convenience)
こちらは、流通に対する顧客目線です。ユーザーが製品をスムーズに購入できるような利便性が重要になります。特定の場所でしか売っていない、ターゲットがいない場所でしか販売していない、このような状況では製品は売れません。
ユーザーがどこに集まっているのか、どこで売れば利便性が高まるのかよく考えるといいでしょう!
顧客とのコミュニケーション(Communication)
最後は、広告に対する顧客目線です。インターネットが普及した今の世の中では、一方的な広告手法は押し付けになってしまいます。ユーザーも参加できるような広告手法が大切になってきます。
ユーザーとのコミュニケーションというと最近ではSNSを利用したキャンペーンや、オウンドメディアなどによる価値の提供などがあります。ただ、製品をアピールするだけではなく、ユーザーとコミュニケーションを取りながら製品をアピールしていくことが今後必須要素になっていきます。
以上が4cの説明でした!
まとめ
以上で、マーケティングミックスの理論である4p4cの説明を終わります。具体的な戦略に関しても説明したので理解して頂けたら幸いです。
この理論を使ってマーケティングを行う場合は、各項目に自社のコンテンツを当てはめていくといいでしょう。
これらの理論を使ってより良いマーケティングを実現してみてください!
マーケティング
優秀なWeb担当者なら目を通している!?優れたマーケティングデータ5選!
こんにちは。2月に入ったこの時期には、卒業を控えた多くの大学生が卒業論文に追われていることでしょう。笑 私もその一人でした。
卒業研究の際に用いた分析対象データは、アンケートという形で他の学生や一般の方から回答を集めました。アンケートというのはすごくアナログな方法だと思うのですが、今でも多くの学生が用いている手法の1つですね。最近ではSNSをうまく活用している学生も見かけます。
データを集める際には対象とするターゲットの決定などの「事前準備」が大切になってきます。それはデータに高い精度や正確性を持たせることにつながるのです。
さぁ今回は「マーケティングデータ」です。
本記事では
Webマーケティングとは?
マーケティングデータ活用の重要性
5つの良質なマーケティングデータ
上記の内容をご紹介致します。
そもそもWebマーケティングについては大丈夫? 本質的な内容を再確認
スマートフォンやタブレット端末の普及、IoT(Internet of Things)などの登場により我々の世界はデジタル化が進みつつありますよね。
それに伴い世の中には様々なデータ、情報が溢れだします。最近では情報量が多すぎる内容もあり、利用者自身に正確な情報を見極める力が求められつつあります。
企業としては溢れかえっているデータをマーケティングに活用しないわけにはいきません。
つまり、それほど「Webマーケティング」は一般的なものになりつつあり、多用されているのです。
にもかかわらず、実際の意味をしっかりと把握していない方や意味を勘違いされている方を時々見かけます。この機会に再確認しておきましょう。
Webマーケティングとは
「Web上で集客施策をし、商品購入をしてもらい消費者になってもらう、さらにはリピーターになってもらうための取り組み」
と、ここでは定義します。
更に砕いてみてみますと、Web上で行うことは前提ですが、施策内容が3つありますね。
1つ目に「集客施策」、2つ目に「消費者化施策」、3つ目に「リピーター化施策」です。
それぞれの施策には様々な手法が存在します。Webマーケティングの意味を勘違いされている方に多いのは、「どれかの施策の中の手法 = Webマーケティング」というパターンですね。
この際にしっかりと覚えておきましょう!
Webマーケティングには欠かせない!マーケティングデータ活用の重要性
記事冒頭でも触れたように最近では情報で世の中が溢れかえっている状態にあります。
企業においても自社の顧客に関する情報が多いのが現状です。
中には、それらの情報をデータベース化し、分析した結果に基づいたマーケティングを行う「データ分析主導型マーケティング」という形を取る企業も増えています。
データ分析では「現状把握」と「行動の可視化」、「成果分析」がメインの目的です。
はじめに自社の現状をしっかりと把握する必要性がありますね。
データを読み取る際には「数字の変化」に着目してあげると良いでしょう。
稀に、「特定の時点における極端な数値を取り上げることで、その点を改善すべきとの結論付けをする人」がいますが、これでは間違った方向へと進んでしまう結果となります。
現状をしっかりと分析でき、改善点が明確となったのなら、次に行うのは改善のための施策ですね。
それらの施策を実施する際に「ターゲットユーザーの選定」は必須のものでしょう。
その裏付けにはデータ活用を行うのが良いでしょう。「どんなユーザー」が「いつごろの時間」に「どのようなコンテンツ」を利用したか、つまり「行動の可視化」が可能です。そしてそれらの分析結果を「ターゲットユーザーの選定」に生かして打った施策は効果最大化に有効でしょう。
そして施策を打った後には、その成果についてしっかりと向き合う必要があるでしょう。成果が出ているのであれば、より高い効果を目指す。成果があまり出なかったのであれば、その原因を特定し、改善につなげることが欠かせないでしょう。
マーケティングに終わりはありません。現状に満足している、もしくは現状を維持すればいいという考えでは淘汰されかねません。先ほどの3つの目的を繰り返すことが、自社のマーケティングをより良くするものとなるでしょう。
是非とも参考にしたい!良質なマーケティングデータ5選!
自社のマーケティングにおいてデータ活用を取り入れている方も、そうでない方も活用する重要性はしっかりとお分かりいただけたかと思います。
Web上でマーケティングを行う際には自社に関するデータも必要ですが、Web業界全体のデータやデジタルメディアの利用率などの一般的なデータも必要です。
そしてこれらを自社で集めようとするのはなかなか骨が折れるものとなります。
ここでは、ジャンルごとに参考となる良質なマーケティングデータをご紹介致します。
【Web全体】2015年 日本のインターネットサービス利用者数ランキング
2015年 日本のインターネットサービス利用者数ランキング
ニールセン株式会社が行った調査結果です。スマートフォンの普及によるユーザーの利用端末の変移などを数値的に把握することが可能です。
ユーザーがどんなサービス・アプリを利用しているのかなどのトレンドも把握することもでき、業界全体の流れを数値も合わせて把握したい方にはおススメのデータです。
【Web全体】スマートフォンに関する調査(2015年)
スマートフォンに関する調査(2015年)
株式会社Life mediaが提供しているリサーチバンクでの調査結果です。
リサーチ結果がグラフとして視覚化されていますのでスムーズな理解が可能かと思われます。
スマートフォンの一般化が進む今日、ユーザーの使用状況やサービスに対する意見などの声も取り入れられています。
【コンテンツマーケティング】マーケッターに聞く!コンテンツマーケティング実態調査
マーケッターに聞く!コンテンツマーケティング実態調査
株式会社JUST. SYSTEMSが提供しているFAST ASKでの調査結果です。
Webマーケティングの世界においては欠かすことのできないコンテンツマーケティングについてのデータです。調査対象が企業のマーケターということから業界全体の傾向や流れを把握できるかと思います。
【コンテンツマーケティング】好まれるコンテンツとは?コンテンツ視聴に関する実態調査
好まれるコンテンツとは?コンテンツ視聴に関する実態調査
こちらも株式会社JUST. SYSTEMSが提供しているFAST ASKでの分析結果です。
ユーザーはどのようなコンテンツを好んで、どのような端末を用いて、どのくらい視聴するのかについて調査されています。自社でコンテンツをマーケティングツールとして用いる企業にとってはチェックしておくべきデータでしょう。
【SNS】3分で総復習!2015年、11のソーシャルメディア最新動向データまとめ
3分で総復習!2015年、11のソーシャルメディア最新動向データまとめ
株式会社ガイアックスが提供している調査レポートです。
11個のソーシャルメディアアプリケーションやメッセージアプリケーションについて国内外の利用規模、年齢層などのデータがまとめられています。
色鮮やかなグラフで分かりやすく、SNSを用いて運用を行う企業の担当者の方には必須のものでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
Webマーケティングの世界ではデータの活用が鍵を握っているようです。
自社のマーケティングをより、革新的なものにするために、最新のデータを仕入れておきましょう。
これであなたもWeb担当者!Webマーケティングの基本とは?
新人Web担当者がおさえておくべき!有名なマーケティング戦略4選!
Webマーケティングの基礎を固めるオススメの良書5選!
弊社ではInstagramやTwitterでのキャンペーンサイトを無料で作れるサービス「OLO(オロ)」を展開しております。SNSを活用してキャンペーンを展開する際には是非ご検討ください。
マーケティング
これであなたもWeb担当者!Webマーケティングの基本とは?
Webマーケティング。この言葉を聞いたことがある人は多いとおもいます。しかし、Webマーケティングがどういったものか良く分からない人も多いでしょう。
Webマーケティングとは、Web上で行われるマーケティングのことです。通常のマーケティング戦略に似ていますが、Webの特色を生かしたマーケティングになっています。
今回は、Webマーケティングの基本を紹介しながら、初めての方でもマーケティング戦略が立てられるような方法論を紹介します。初めてWebマーケティングをやる方も、現在Web担当者の方も参考にしてください。
Webマーケティングとは?
Webマーケティングとは、WebサイトやWeb技術を応用したマーケティング手法。企業の事業内容によって内容は多岐にわたるため一概には言えないが、Web広告による自社のWebサイトや商品の告知宣伝、Webサイトで展開する商取引活動(いわゆる電子商取引)、Webサイトを窓口とした顧客との継続的な双方向の情報交換、消費者参加型の商品企画イベントの開催、また、事業内容に関連する市場調査やマーケティングリサーチにWebサイトやWeb技術を応用することなどがWebマーケティングに含まれる。
引用:IT用語辞典
Webマーケティングとは、Webの特性を生かしたマーケティング手法のことを指します。基本的にWeb上で展開するすべてのマーケティングのことを総称しています。例えば・・・
自社のWebサイトからユーザーに、商品やサービスに関する広告活動や普及活動
Webサイトの検索流用を最適化するためにSEO対策を行う
ユーザーに対してアンケートを行い、市場調査を行う。
自社サイトの顧客や見込み客にメルマガなどを配信し情報を届ける
オウンドメディアなどを展開し、自社コンテンツやサービスを知ってもらう
このように、Web上で行わるマーケティングはすべてWebマーケティングに当てはまります。Webに携わっている人は、上記のマーケティングを行ったことがある人は多いのではないでしょうか?
Webマーケティングとマーケティングの違い
ここで気になるのが、Webマーケティングとマーケティングの違いです。
簡単に言うとWeb上で行われいるか、そうでないかの違いです。
Webマーケティングのほとんどがマーケティング戦略を応用したものが多いです。Webマーケティングの可能性を広げるためには、マーケティングの書籍などを読むのも一つの手でしょう。
Webマーケティングの基礎を固めるオススメの良書5選!
Webマーケティングの具体的な3の戦略
ここで、先ほど紹介したWebマーケティングの手法を具体的に紹介していきます。初めてWebマーケティングを行う方はこれから紹介する戦略から手をつけてみてはいかがでしょうか?
どれも、大手企業がやっているWebマーケティングばかりです。ぜひ、参考にしてみてください!
SEO
SEOとは、サーチエンジンの検索結果のページの表示順の上位に自らのWebサイトが表示されるように工夫すること。また、そのための技術やサービス。Webサイト構築などを手がける事業者の中には、SEOをメニューに用意しているところもある。
引用:IT用語辞典
まずは、SEO対策です。この言葉を聞いたことがある人は多いとおもいます。どの企業もサイトを作ったら、最初にこちらの対策をするのではないでしょうか?
簡単に言うとある検索ワードで自社サイトが上位に表示されるための工夫です。検索エンジンで上位表示されれば、それだけ人が集まります。Webマーケティングでも基礎的な部分なので必ず覚えておきましょう。
参考記事
流行キーワードを把握できるGoogleトレンドの使い方~3つの機能と5つの参考ツール~
SMM
TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアを用いたマーケティング。ソーシャルメディアに対して広告の配信を行う、自社ブランドのアカウントでユーザーとコミュニケーションをはかることでエンゲージメントを高める、キャンペーンを展開するなどが施策として挙げられる。
引用:マーケティング-X(エックス)
続いて、SMMです。こちらはSNSを利用したマーケティングのことを指します。SNSは、Webマーケティングにとって重要な武器となります。
自社のあらゆるコンテンツを宣伝する際に役に立ちます。Webマーケティングを始めた直後は特に力を入れて取り組むべき戦略です。
参考記事
FacebookやTwitterを超えるSNSマーケティング!Instagramで集客しよう
コンテンツ
コンテンツマーケティングというと、日本ではアニメやゲーム等のコンテンツ産業を海外に売り込むことを指す場合もあるが、アメリカで議論されているコンテンツマーケティングは、これとは全く異なる概念である。コンテンツマーケティングとは、企業がコンテンツ(編集された情報)により、消費者とコミュニケーションすることを意味する。
引用:CONTENT MARKETING LABO
コンテンツマーケティングという言葉を聞いたことがある人は多いと思います。多くの良質なコンテンツをユーザーに提供して、サービスの利用や、商品の購入を促すマーケティングです。
企業側もユーザー側も満足出来るコンテンツを軸としたマーケティングは近年特に注目されています。しかし、結果を出すためにはかなりの施策が必要なので、初めての方には難易度が高いです。
参考記事
ネットショップ新規顧客獲得への3ステップ~集客に重要なのは良質なコンテンツ作り~
まとめ
Webマーケティングの基本について理解して頂けましたでしょうか?
Webマーケティングは常に進化を続けています。既存のWebマーケティングよりも効率の良いマーケティング手法はこれからも出てくるかもしれません。
基本はもちろんのこと、常に最新の動向に注視しながらWebマーケティングを行っていきましょう!
マーケティング
新人Web担当者がおさえておくべき!有名なマーケティング戦略4選!
こんにちは!ブログ記事を執筆していると、やはりリサーチが欠かせないわけで、いろんな記事や情報を読んでいると気づいたら瞬きを忘れてしまっている、みっしぇるです。共感してくれる人きっといらっしゃると思うんですけど…。
コンタクトなんで、目が乾いてものすごく痛くなっちゃうので、今瞬きの回数を増やす癖付けをしようとしています。
さて、今回はマーケティングに関するお話です。
新しいサービスを作って売り出す際や企業を立ち上げる際は、まずこのマーケティングというものが必要不可欠となってきます。
マーケティング戦略はサービスや企業方針によって様々ですが、この知識をしっかり持っておかないと間違えた戦略をとってしまい反響が全く付かなかったり、方向転換しようとしても目指すべき場所が定まらずグダグダになってしまいます。
そうなれば企業としては致命的であり、そのまま崩れてしまうところも正直あるでしょう。
そんなことにならないためにも、最低限知っておくべきな有名マーケティング戦略を4選ご紹介したいと思います。
マーケティング戦略その① マズローの欲求5段階説
まずは新しいサービスの展開を検討されている方には役に立つこのマーケティング術についてお話します。
この説の発案者アブハム・マズローは「人間性心理学」というもののもっとも重要な生みの親を言われている人です。
そんな人が主張するこの欲求5段階説というのは、人間の欲求は5段階のピラミッドで構成されているといったもの。一つ満たされるとその次のものを欲求するようになり、それが5段階あるというのです。
そして新サービスを立ち上げる際、その5段階のうち1つでも満たしているものを作るようにしましょう。
その欲求をさらに満たすためにどうしたらいいかを考え、より良く改善していくことでサービスがよりユーザーに受け入れられるようになるのです。
生理的欲求
一番の低階層になるのですが、これは普段私たち当たり前のように感じている「お腹空いた」「眠たい」などといった欲求のことです。
代表的なサービスとしては、レストラン検索ができるHotpepperやホテル検索サイト、Google Mapなんかもそうですよね!地図で近辺の施設を探す機能は実際ほとんどの人が使用しているはずです。
安全欲求
お次は、安全性や平和な暮らしを求める欲求です。危険を回避するためのサービスといえば、保険ですかね。あとは、価格比較サイトやDODAやマイナビなどの職探しのためのサービスなんかもそうだと思います。
社会的欲求
要は集団の中に入りたいと思ったり、仲間が欲しいと感じたりすることです。これはSNSがまさにこの欲求に合わせたサービスです。
尊厳欲求(承認欲求)
今度は他人から認められたいと思う欲求のことです。正直そんなサービスあるのか?と思ったのですが、質問に誰でも回答できるYahoo!知恵袋や自分で作ったイラストなどを投稿することができるPixivなどがそれにあたるそうです。なるほどです。
自己実現欲求
こちらがピラミッドの頂点です。てっぺんまでくると、今度は自分の能力を伸ばしたい、新しいことにチャレンジしたいと思うようになります。これはコーディング・プログラミングの勉強ができるProgate・CODEPREP、資格取得支援サービスもそうですよね。
人間の欲求ですから、どれも自分が感じたことのあるものばかりですよね。そう思ったら自然とユーザー側の立場になって考えることができると思うので、この5つの欲求をしっかり頭に入れて、サービスの方針を固めて戦略を練っていくといいでしょう。
マーケティング戦略その② コトラーのポジショニング戦略
お次はマーケティング界では基本中の基本と言われる、フィリップ・コトラーのポジショニング戦略についてです。
コトラーは偉大なマーケティング学者としてとても有名です。数多くの書籍を出版していて、もしこの記事をきっかけにマーケティングの知識を深めようと思っていただけたなら、彼の書籍をまず購入してみるのもいいかもしれません。
ポジショニングというのは、業界のどのポジションを狙うかを見定め戦略を立てていく手法のことを指します。
コトラーが提示したポジションというものは、全部で4種類あり、その中の一つに絞ってサービス方針を固めていくといったもの。
引用元:ferret
ユーザーがサービスや企業に求めるものが大手が提供するものとは限りませんから、どのポジションでも必ず需要はあります。
さらにこの戦略とともに頭に入れておいてほしいもう一つの理論がイノベーター理論というもの。
これは5つに分かれた客層のうち1つの層にターゲットを絞り、マーケティングを行うやり方です。
引用元:駒田印刷株式会社
これを取り入れるには、まずその客層の概念や特徴をしっかりと知っておかないといけないので、しっかり頭に入れておくことが重要となってきます。
ただ、この理論とコトラーのポジション戦略を共に考慮していけば、より的確なターゲッティングが可能になり、誰に向けてどういったサービスを展開するのが得策なのがよりクリアに考えられるようになります。
マーケティング戦略その③ ランチェスター戦略
この戦略は世界的に広く利用されるものの1つなのですが、実は原点となったのは外国でありながらも、ビジネス戦略として体系化づけられたのは日本なのだそうです。販売戦略のバイブルとも呼ばれているみたいです。
この戦略の生みの親であるエンジニアF・W・ランチェスターという方は、マーケティング学者や心理学者などではなく、戦闘機の開発に従事していた人物です。しかし、開発に勤しむ中、彼はどんどん戦闘機が戦場でどうしたら成果を上げることができるかに興味を抱くようになるのです。研究した結果、兵力数と武器性能の高さが戦闘力となり、敵に与える損害が決まってくることを導き出したのです。これが戦略の原点となるランチェスターの法則です。
この戦略には法則が2つあります。
1つは大企業としての戦略です。
市場ですでに高いシェアを誇る大企業は、1対多の幅広い分野に向けた総力戦をするのです。
武器力が他と同等だとしても、兵力が多い強者の大企業は、圧倒的に有利に立つことができるわけですね。
もう1つは中小企業向けの戦略。
大企業は総力戦でくるのなら、中小企業は大企業が見落としたところを攻めます。その市場を追及して大企業よりも高い武器力に磨き上げ、兵力がない分1対1の接近戦に連れ込みます。
サービス展開する市場が一般的にそこまで認知されていなかったとしても、その分野で1番になることで誰にも負けない武器となるわけです。
そうして手に入れた武器のおかげで企業は大きくなり、やがてはシェアが増え大企業の仲間入りができたら、1つ目の戦略にシフトチェンジする企業もあります。
さらにこのランチェスター戦略の方程式を解析して導き出された下記の図がマーケットシェア理論といいます。
引用元:経営アルゴリズム
自社のシェアがそこに属するのか、またはどこを目標にして今度対策を練っていくのかの目標設定などに活用することができます。
このランチェスター戦略・マーケットシェア理論を起用する際ですが、なんでもそうですが特にこの戦略は情報収集がとても重要となってくるので、そこだけは怠らないようにしなければなりません。
マーケティング戦略その④ ドラッカーのマネジメント
この戦略は案外みなさん耳にしたことがあるかもしれません。
そうです、あのヒット作「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの マネジメント を読んだら」で登場しているのです。
マネジメントだけでなく、ベーター・フェルディナンド・ドラッカーは他にも数多くの理論で会社の経営やビジネスの世界に大きく影響を与えてきたビジネス業界でとても重要な人物なのです。
そんなドラッカーの生み出したマネジメントの中には、以下のような会社が大切にすべきことが説かれています。
目標は利益を生むことではなく、会社を成長させ更なる顧客創造を目指すということ。
お客様あっての会社であり、お客様の声こそがサービスや商品に対する評価だとして、お客様の声に耳を傾け、更にいい商品を作るために新しいことへの挑戦する。
チームワークを大切にし、チーム内の一人ひとりが積極的に行動を起こし、目先ではなく会社の未来を見据えて活動する。そして社会全体にも貢献すること。
これに多くの企業が共感し、参考にするところも多いようです。
最後に
いかがでしたでしょうか?マーケティング戦略といえば欠かせない4つの戦略をご紹介してきましたが、なにか気になるものは見つかりましたか?自社と相性がよさそうな戦略があったら、まずはその戦略についてしっかり勉強してみましょう。
そもそもの話ですが、マーケティングというものは実践したそばから結果が出てくるようなものではありません。
時間をかけてじっくりじっくり育てていくものです。
そしてマーケティングというものには終わりはないものですし、時には方向転換も必要です。冒頭でもお話ししましたが、そんな時に十分な知識がないとまともな方針が定められません。しっかり知識を蓄え、自社をいい道へ導くことができるように日々精進です。
ということで今日はここまで!
またの機会に。
マーケティング
おしゃれなデザインが魅力!ステキすぎるECサイト7選!
こんにちは、ネットで何でも買えちゃうから外出る必要ないな・・・という危ない思考になりつつある相馬です。
ちょっと前だと、日本のECサイトといえばバナーばっかりでごちゃごちゃしたものばかり、という印象でした。
特に楽天のサイトだと今もそんな傾向はありますが、リニューアルのハードルが高いECサイトですからなかなか難しいところですね。
今回は、ECサイトでも洗練されたオシャレなデザインのサイトを集めました。
ECサイトといえば商品の見易さが第一ですが、そんな中にもデザインに重点を置いたものばかり。
ECサイト運営者の方やこれからオープンを控えている方は、一見の価値有りです。
オシャレなECサイト7選
solemo
solemo
ECサイトで陥りがちなバナーの多さによる乱雑なデザインにはならず、一つ一つ丁寧にデザインされたバナーのレイアウトで、その多さが気になりません。
カテゴリごとの週間売れ筋ランキングの見せ方も上手いです。
LADER
LADER
一風変わった横スクロールのECサイト。個人的によく参考にしているサイトです。
商品一つ一つの情報が豊富で、じっくりと購入を考えることが出来ます。
デザインもシンプルですが凝ったレイアウト。
petit ACCUEIL
petit ACCUEIL
メインにムービーを置いてインパクトをもたせ、商品へと誘導します。
商品詳細ページも魅力的な写真を大きく使って、食べてみたくなっちゃいますね。
やっぱ写真大事です。
mon cifaka online store
mon cifaka online store
こちらも従来のECサイトの定番にとらわれない新しいデザイン。
CANVASを随所に使い、インタラクティブな動きでユーザーを楽しませるところもナイスです。
余韻の残る動きが癖になりますね。
J.LEAGUE ONLINE STORE × Jリーグ
J.LEAGUE ONLINE STORE × Jリーグ
スッキリしたブルーが印象的な、なんとも美しいECサイト。
Jリーグのイメージとはまた違った印象です。トップページの商品の見せ方も独特です。
Timer
Timer
一切の無駄を省いた、シンプルさを追求したデザイン。
ユーザーが見たいものだけを残して構成された印象でとても見やすく、ページ遷移もスムーズです。
オルタナティブ
オルタナティブ
ページ一面に配置されたバナーがカテゴリへの移動を促しており、こまごまとしたパーツは一切ありません。
レスポンシブデザインの特徴を活かした大胆なレイアウトは、新しいECサイトの形を予感させますね。
まとめ:これからのECサイトデザインを考える
はい、以上7つのサイトをご紹介しました。
総じて言えるのは、これまでのゴチャゴチャとしたデザインとは全く違うベクトルだということ。
スマホやタブレットなど、PCモニターよりも小さな画面で見ることが多くなってきたECサイトにとって、オシャレなシンプルさを追求していく流れになっています。
パーツは多くともきっちりと整理されたレイアウトであったり、大きな写真を全面に押し出して、商品の魅力をまず第一に訴えたり。
レスポンシブの登場により、世の中のWebデザイナー達はいかにミニマムで、いかにかっこ良く見せられるかを追求し始めています。
動画やインタラクティブな動きを取り入れながら、ユーザーが使いやすく、見やすく、そして買いやすいECサイトのデザイン。今はそこに重きをおいたデザインが「売れるECサイト」の条件になりつつありますね。
今後の事を考えて、「いかに無駄なく商品の魅力を伝えるか」を考えたECサイトの運営を考えてみても良いと思います。
それでは!
マーケティング
【初心者必見!】Webマーケティングに役立つ良書7選!
こんにちは。
みなさんは“デジタルデトックス”という言葉はご存じでしょうか?
あまり馴染みのない言葉かと思います。
それでは“スマホ依存”というのはどうでしょう?
こちらは割とよく聞くかと思われます。
実はデジタルデトックスとはスマホ依存などの「IT依存」への対策法の1つであり、パソコンやスマートフォンに1日~数日触れない生活を送ることなのです。
ちなみに私には無理ですね。笑
このようにパソコンやスマートフォンが一般的になった今日、Webマーケティングというマーケティング手法も登場してきました。
本記事ではWebマーケティング入門者の方や、書籍を使って学ぼうとお考えの方に役立つ
Webマーケティングとは何なのか?
いくつかある学ぶ方法とは?
良質な情報入手手段とは?7冊の書籍紹介
上記3つの内容をご紹介致します。
そもそもWebマーケティングとは?? ざっくりしたイメージを変えよう
あなたは「Webマーケティング」とは何ですか?
と聞かれたときに、スムーズに答えることができるでしょうか?言葉は聞くけど実際の意味はよく分かっていない方が多いかと思います。
また、広義性や多義性があるため、本質的な意味が分かりづらくなっていますよね。
ここでしっかりと理解しておきましょう。
シンプルに言いますと
「Web上で集客施策をし、商品購入をしてもらい消費者になってもらう、さらにはリピーターになってもらうための取り組み」
と定義できるでしょう。
この定義は3ステップから成り立っていますね。はじめに集客施策を打つ、2つ目に集めた人を消費者にする、3つ目に消費者をリピーターにする、そして前提として、これらをWeb上で行うということですね。
つまり、それぞれの段階において様々な方法が存在しているのです。具体的な集客施策、消費者へ転換する方法、リピート化させるための方法、それらすべてをまとめてWebマーケティングというのです。
また、最近では「デジタルマーケティング」という言葉も耳にする機会が増えました。Googleトレンドで検索をかけてみると、ジワジワと来ていますね。現在ではほぼ同じくらいですね。
この言葉との明確な意味の違いを理解している方も少ないと思われますので、この際に覚えてしまいましょう。
こちらもシンブルに言いますと
「Web以外のデジタルも考慮したマーケティング手法」
と定義できるでしょう。先ほどのWebマーケティングよりも幅広く、Webサイトだけでなく、ソーシャルメディアやスマートフォンアプリ、顧客データの活用、IoT(Internet of Things)などなども含んでおります。
しっかりと違いを理解しておきましょう。
いったいどこから情報を得ればいいのだろう? 自身に合う方法を見つけよう
Webマーケティングの基本的な意味のご理解は大丈夫かと思われます。では、もっと詳しく学んでいくにはどうすればよいでしょうか?
最近では分からないことでもインターネットで検索すれば、すぐわかる時代です。とても便利な反面、調べる内容によっては「情報量が多すぎる」という面も見え始めています。そして、Webマーケティングという分野も情報が溢れている状態です。
せっかく学ぼうとする意欲を、膨大な情報量を目の前にして無くすようでは勿体ないので、ここでいくつかご紹介致します。ご自身に合った情報収集方法を実践してみてくださいね。
セミナーに参加する
社会人の方ならセミナーに参加する機会もあるかと思われます。この分野でも様々なセミナーが開催されています。超一流の講師から直接講義が聞けるのは非常に良い経験になるでしょう。
ウェブ上で学ぶ
学びたいときにすぐ学べる!というのは非常に大きな利点かと思います。下のサイトではカテゴリごとに分かりやすくカリキュラムがあり、効率的な学習を可能としています。
他にもおススメできるものとして、動画はいかがでしょう? テキストや講義は苦手という方も動画だったらスムーズな理解ができるかもしれませんね。
書籍を購入する
持ち歩くのは少し面倒ですが、好きな時間に学習できるというのはWebにも匹敵しているかもしれません。むしろ電波のない環境を考えたら、こっちの方が…。笑
ただ、お財布と相談する必要などもありますね。一度購入すれば好きに書き込めますし、個人的には書籍は割と好きです。
ストリートで学ぶ
これは少し冗談交じりですが、実際の業務や先輩社員などの技を盗むみたいなことですね。テキストも書籍も講義もセミナーも嫌いな人で、このようなセンスを持っている人も稀にいます。笑
そもそも、そのような方はこのようなメディアの記事を読んでいないと思いますが。
冗談は置いておいて、次には書籍で学びたい方には是非参考にしていただきたい7冊の良書をご紹介致します!
入門者でも分かりやすいWebマーケティングに関する良書7選!
<ウェブマーケティング> はじめてでもよくわかる!Webマーケティング集中講義
初めての人から復習目的の方まで幅広い方に向けた入門書です。
実際の事例やたとえ話を用いて解説してくれるため非常に分かりやすい一冊です。
Amazon 楽天ブックス
<ウェブマーケティング> 沈黙のWebマーケティング ―Webマーケッター ボーンの逆襲―
ひとえにWebマーケティングと言っても様々な取り組みがあり、それらを完璧にするのはなかなか難しく、時間もお金もかかります。この本では幅広い分野を満遍なく学ぶことができます。また、内容が物語形式になっており理解しやすいのも特徴です。
Amazon 楽天ブックス
<コンテンツマーケティング> オウンドメディアで成功するための戦略的コンテンツ・マーケティング
今やWebマーケティングの世界において必要不可欠であるこの分野。自社や企業で所有しているコンテンツ(ブログやSNSアカウント、メルマガなど)を用いて潜在的なファンを作り出すためには欠かせない一冊です。
Amazon 楽天ブックス
<コンテンツマーケティング> コンテンツ・マーケティング64の法則
重要性の高さが認識されつつあるこの分野。特にライティングにスポットをあてている一冊となっています。書けるようになるための64の法則を紹介しています。
Amazon
<コンテンツマーケティング>広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい
こちらはキャッチコピーなどのコピーライティングにスポットをあてたものになっています。ノウハウや実際の事例を紹介することはもちろん、著者の鋭い考察が素晴らしい一冊です。
Amazon 楽天ブックス
<SEO> 10年つかえるSEOの基本
SEOという言葉もよく耳にするでしょう。こちらもWebマーケティングの分野に欠かせません。SEOの本質をきちんと解説したうえで、その重要性を説いています。SEO入門者でも理解がしやすい対話形式で描かれている一冊です。
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<アクセス解析> Googleアナリティクス 実践Webサイト分析入門
Webマーケティングの意思決定に必要なデータなどをそろえる際によく用いられるのがGoogleアナリティクスで分析した結果などです。使い方はもちろん、解析の際にどの点に注目すべきかが分かりやすく描かれている一冊です。
Amazon 楽天ブックス
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回ご紹介した書籍は一部のものです。
Webマーケティングの世界は幅広いため、コツコツと力をつけていきましょう!
継続は力なり!です。
弊社ではInstagramやTwitterでのキャンペーンサイトを無料で作れるサービス「OLO(オロ)」を展開しております。SNSを活用してキャンペーンを展開する際には是非ご検討ください。
マーケティング
海外向けネットショップを開設するために必要な7つのこと!
こんにちは。
やっとスキー場にも雪が増えてきたようですね。それでも例年に比べると少ないようで、スキーもスノーボードもする私にとっては少し寂しいですね。
少し前に初めて海外ECサイトを利用して買い物をしました。海外スノーボードブランドのもので、日本では取扱いがないものでした。配送料や時間こそは多くかかるものの、便利な時代だなぁ~と少し感心してしまいました。
そんな今回は
「自店舗商品の販路を海外にも伸ばしたい」
「海外向けにネットショップを運営したい」とお考えの方に向けて
日本と海外のEC市場動向、比較
運営をするうえで大切なこと
海外向けECサイトを展開する際に必要な7つのこと
上記の内容をご紹介致します。
比べてみよう!日本と海外のEC市場について
今まで日本国内のみを販路にネットショップを運営してきた方は、海外EC市場の規模や業界動向には触れる機会が少なかった、もしくはなかったかと思います。はじめに日本のEC市場はどうなのかをご説明いたします。
シンプルに言いますと国内EC市場規模は継続的拡大傾向にあります。経済産業省の発表しているデータによると、右肩上がりなのが顕著に分かるかと思います。
出典元:経済産業省 電子商取引に関する市場調査P.46より
しかし、まだまだEC化率は低いですね。つまりこれからもどんどんと市場規模は大きくなり、小売市場におけるEC化率もどんどんと上がっていくことが予想されます。東京オリンピックが開催される「2020年には20兆円を超えるのではないか?」という見通しもございます。
市場規模が拡大しているということは、消費する側も増えているということですね。それを裏付けるものとして、総務省が発表しているデータがございます。
こちらのグラフもきれいに右肩上がりですね。現在ではおよそ3割の世帯がネットショッピングを利用しているようですね。ただ、世帯ごとの支出金額は漸増ということなので、今後どのようにこの数値を上げていくかが、業界全体の課題ともいえるかと思います。
次に海外市場へと目を向けてみましょう。まず、どれくらい世界EC市場の規模は大きいのかといいますと、日本の10倍以上だと思われます。
米国の市場調査会社eMarketerの発表した市場予測データによりますと、2014年時点での市場規模は1.3兆ドル、日本円に換算して約156兆円とのことです。(1$=120円換算)
そして先ほどの経産省のデータによると2014年の日本は約12.8兆円の市場規模でした。
では、この世界市場を地域ごとに細分化してみましょう。こちらも同じくeMarketer社のデータになります。2013年までは北米が最大の規模でしたが、それ以降、アジアパシフィックがトップとなっています。
その理由が「中国市場の急成長」になります。下図を参考にしてみますと、その成長率は目を見張るものがありますよね。
ただ最近騒がれているように中国経済への不安の拡大があるので、一概に中国に販路を拡大するのがベストな選択とは言い切れません。自社の展開する商品、ターゲット層を今一度見直し、最適な地域への販路拡大をすべきであると思います。
海外向けでも変わらない?? 運営する際に大切にすべきポイント
先日の「大切にすべき5つのこと記事リンク」の記事にて国内向けECサイトを運営する際に大切にすべきポイントはご紹介しました。また、今まで国内のみの販路で運営を行ってきた方には独自のノウハウや大切にすべきポイントがあるかと思います。
では、それらは海外に向けても通用するのか?
結果から言ってしまうと「大半が通用しない」と思います。
海外向けECサイト運営における大切なポイントは
「地域ごとにローカライズする」
「デジタルマーケティングを活用する」
この2つが非常に重要でしょう。
前者ですとサイトデザイン、商品情報の表現方法、コピーライティング、そしてもちろん言語ですね。地域ごとに好みや購入基準に何を重視しているか? などに違いがありますので、しっかりとリサーチを行い最適化しましょう。実際にその地域のECサイトを利用してみることや、現地ユーザーへのアンケートやヒアリングも参考になるでしょう。
後者も欠かせないポイントですね。ただ、こちらも地域ごとに主要メディア媒体が異なる、反響の大きい広告形式の違いなどのローカライズすべき点がいくつも存在しています。
他にもSNSを積極的に活用することが大切です。無料かつ手軽に使えるツールであり、日本よりも盛んで拡散した時の効果は日本以上であると思われます。
まだまだ海外向けネットショップの運営は日本ではマイナーです。だからこそ情報量が少ないことや正確性に欠けることもあるかと思われます。しかし、今後非常に成長が見込まれる海外向けEC市場に積極的に進出し、経験を糧に独自のノウハウを構築していくことが重要であるでしょう。
しっかりと準備をしよう! 海外ネットショップの開業に必要な7つのこと
扱う商品の選定をする
販売可能かどうかの確認をする
販路を展開する国、言語、ターゲットを決める
価格設定をする
ネットショップの構築方法を決める
決済方法を決める
配送手段を決める
扱う商品の選定をする
日本は国や文化、技術などの背景から海外向け商品のコンテンツ力は非常に高いと言われています。
商品は既に自社で国内向けにも展開をしているものなのか?
それともオリジナルで開発をするのか?
国内メーカーから仕入れの上、海外へ展開するのか?
などとどのような商品を販売するかは慎重に選定すべきです。
販売可能かどうかの確認をする
自店舗で取り扱う商品が海外への販売ができるかどうかの確認です。商品選定の際にも気をつけるべきところでしょう。
地域や配送手段によっても規制条件が変化するので注意が必要です。
販路を展開する国、言語、ターゲットを決める
国、言語、ターゲットの決定は非常に大きなステップでしょう。
ターゲットですと、現地外国人向けなのか、在住日本人むけなのか? 個人か法人、男性女性子ども、年齢などなど細分化していますのでキッチリと決めるべきです。
国ならではの文化や習慣もリサーチをすべきです。また、自身が日本語以外にも扱える言語を習得しているのであれば、言語から決めるのも一つの方法です。 価格設定をする
海外向けとなると外せないのが為替の変動です。
しっかりと変動リスクも考慮した価格設定にする必要がございます。また、国内向けに販売するよりも人件費や配送料などがかかりますので、利益率もしっかりと考慮する必要があります。
ネットショップの構築方法を決める
店舗の構築方法も重要となります。
eBay(イーベイ)や淘宝(タオバオ)などのモール型なのか、海外向けのネットショップ構築サービスを展開しているLive Commerce(ライブ コマース)やJugem Cart(ジュゲム カート)などを利用するのか、もしくは完全に独自サイトを作成するかなどを決める必要があります。
決済方法を決める
海外のユーザーは日本国内のように代金引換や銀行振り込みを行うことがありません。
クレジットカード決済がメインとなるでしょう。
どの決済サービスを利用するかなどを決める必要があります。Pay Pal(ペイパル)やGMOペイメントゲートウェイなどがあります。
配送手段を決める
海外向けECにおいて配送方法は非常に重要になってきます。
配送にかかる時間や料金、運搬中の破損や紛失などを考慮の上、最適な会社を選びましょう。
日本郵便やヤマト運輸、FedExなどがございます。
まとめ
いかがでしたか?海外向けECを展開するには市場規模や動向も異なりますし、運営に必要なノウハウも異なってきます。
ただ、今後確実に拡大してくるであろう市場なので是非とも今のうちから取り組みたいですね。
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