こんにちは、相馬です。
年が明けて早くも半月が経ちました。月日の流れはあっという間で、この分だとあっという間にゴールデンウィークですね・・・時間が足りない!
さてさて、今や単なるSNSの枠を飛び越え、芸能人のイメージ構築やビジネスにも活用され始め、その勢いは留まることを知らないInstagram(インスタグラム)。マーケティングに活用しようと目論んでいる、もしくはすでに手をうっている企業さんも多くなっています。
今回は、Instagramをビジネスに活用する際の基本的かつ最低限押さえておきたいポイントをご紹介します。
具体的な運用方法というよりも、どんなことを意識してInstagramを始めるかを知っておきましょう。
Instagramを活用する前に、まずはこれらのポイントをしっかりと意識して、計画的に運用してください。
ポイント1:Instagramは写真が命
Instagramをよく活用するスターバックス。質の高い写真を投稿するということは、企業やお店のブランディングにも一役買う。
まずは、Instagramとその他のSNSツールとの違いを理解しておくべきです。
Instagramの最大の特徴はなんといっても写真を用いたコミニュケーションであるということ。
Instagramで投稿を行うには、写真(または動画)が必須となります。
ただの文章によるお知らせなどではなく、魅力的な写真とともに投稿することが大切です。
では、見ている側にとって魅力的な写真とはどんな写真でしょう?
ここでしか見られない写真
例えば新しい商品がどんなものになるのか?その途中経過を知ることができたら、なにかオトクな気分になりませんか?
フォローすれば新しい情報をいち早くゲットできる!ユーザーにそう思わせる、狙いのある写真を意識しましょう。
また、人は何かと「裏側」が気になるもの。
表では見せていない一面を、Instagram限定で見られるというレア感があるとベストです。
「ただいま開店準備中!スタッフも大忙し!」写真とともに投稿されていると、ついつい覗いてみたくなるものです。
芸能人に例えると、プライベート写真にあたる投稿です。なにか身近な存在になった気持ちになりますよね。
魅力的な人物の写真
社内や従業員に、人気のあるスタッフはいませんか?
そんな人は、ユーザーにも共有しましょう。メインキャラクターに据えてしまえば良いのです。
なにかと情報漏えいに敏感な世の中ですが、逆にそんな世の中でもこれだけオープンな会社(お店)であることも印象付けられます。
キャラクターは作るものではなく、人間がなるものです。そんなことが可能なのも、写真を使ったコミニュケーションができるInstagramならでは。その特性は最大限生かしましょう。
投稿写真はシビアに選んで
写真はシンプルに「面白い」と感じさせる速度が、文章よりも速いです。見た瞬間に判断ができますから。
逆に、面白くない、という判断も速いので、投稿のセレクトにはシビアになるべきです。
Instagramは簡単にフォローもできますが、逆に簡単にフォローを外すこともできちゃいます。
気軽に投稿できるのが魅力のInstagramだからこそ、投稿ボタンをタップする前に「これは良い投稿か?」を第3者の目線から考えてみましょう。
ポイント2:魅力ある担当者を立てる
Instagramに限らず、こういったユーザーとのコミニュケーションを図るツールや企画に関しては、継続が大切になります。専門の担当者が居なければ、いつでもポシャる可能性のあるとっても脆いものになってしまいます。
そして、一度始まったものが継続しなかった場合、ユーザーに悪い印象しか与えません。必ず、Instagramを投稿する担当者を立てるか、もしくは投稿するルールを決めて運用しましょう。
ルールとは、例えば曜日でスケジュールを組んで、○曜日はあなた、○曜日は私という形で担当を決めて、それぞれに責任をもって投稿をしてもらうという形です。
ここで大切なことは、担当者には魅力ある人物を立てるということです。
Instagramは投稿がとても簡単で、さらに写真の見栄えも簡単に加工ができます。PCの知識は全く必要ありません。むしろ、スマホに特化したツールです。
Instagramの運用担当は、PCに強いスタッフよりも、コミニュケーション能力と本人の魅力が強い人物をチョイスしましょう。ルックスや言動、ブログ運営者など、特徴があって愛着の湧きやすい人物が良いです。その人のファンを増やしてしまえば、イコール企業(お店)のファンになるのです。
株式会社LIGは、個性的な従業員を全面に押し出し、瞬く間に企業としてのファンを増やしていった。
ポイント3:Instagram運用で大切なのは”愛”である!
最後にもっとも重要なポイント。
それは、愛です。
なにもInstagramに限ったことではないですが、ユーザーと企業が直接コミニュケーションを図れる場面では、この愛が最も大切になります。
- ユーザーからのコメントに愛をこめて返信ができる。
- 愛のある写真が投稿できる。
- 担当者が自社のサービスや商品を愛している。
もし現在、会社で運用しているInstagramがあれば、そのアカウントはこれらのことが守れていますか?
愛があれば、あとはコツと粘り強さがあれば、アカウントは順調に育っていき、フォロワーも増えていくでしょう。
具体的なフォロワーの増やし方や、投稿テクニックはたくさんありますが、いずれにしてもそれらは全て愛があるという前提で成り立つもの。愛がなければ、人気アカウントにまでは育ちません!
以上、Instagramをビジネスで活用する際の3つのポイントでした。
Instagramはユーザーとの距離を限りなく縮めることのできるツールです。
この特徴はビジネスにおいて新しいマーケティング方法を生み出すためのメリットを大いに含んでいますが、逆に、ユーザーがより身近で見ているため、ユーザーを裏切るような方法はすぐに見透かされ、ファンは離れていきます。
戦略的とずる賢いは全く別物。
Instagramは本来コミニュケーションツールです。戦略的な投稿でユーザーを増やし、キメの細かいファンへのサービスを意識していきましょう。
ぶっちゃけフォロワーを増やすだけならお金で買えちゃいます。
本当のフォロワー=ファンを増やすということは、共感を呼ぶということ。
これをInstagramの運用では忘れずにいてください。
ではでは。
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