今では当たり前になってきているSNSキャンペーン。もう試してみましたか?
もしもまだ実施していなかったり、試してみたけど失敗したという人はこのまま読み進めてもらえると良いかもしれません。
SNSといえば代表的なのがInstagramやTwitter、Facebookなどですね。このSNSを利用したキャンペーンですが、成功もあれば失敗もあります。当たり前ですが、たとえお金をたくさん使って実施したとしても、今からお伝えするポイントを理解していなければ、成功する確率は低いままです。
そこで本記事では、SNSキャンペーンで成功するための5つのポイントを詳しくご紹介したいと思います。
どれも基本的なことばかりですが、実は見落としがちな部分だったりするので是非ご参考にして下さい!
バズる(話題になる)要素を盛り込む
そもそもこの要素がなければSNSキャンペーンは成功しないと思います。
とくにインターネットの世界では情報量が多すぎて、面白いと思うようなものでなければ見向きもしてもらえないのです。
これは色んな広告にも言えることですが、特にSNSでは情報を発信してもらわなければ伝わる人が限られてしまいます。拡散してナンボのSNSにおいて、情報を共有したいと思わせるものでなければ意味がありません。
そこで、分かりやすいキャンペーンを例としてご紹介したいと思います。
はなまるうどんの「まるごとダイオウイカ天」
このとき話題になっていた深海の巨大イカを、天ぷらにして発売するというキャンペーンを4月1日のエイプリルフール企画として実施しました。
このキャンペーンはSNS上で話題となり、アクセス数は通常の24倍にまで跳ね上がったということです。
既に話題になっているものに対して便乗する形ですが、この場合、あまりにも普通だと効果は薄いのかもしれません。しかしこのキャンペーンのように普通では考えられないことをすることで、話題が話題を呼んでバズるという結果になったのだと思います。
確かに、こんな面白いキャンペーンを誰かに話したくなるのは当然だと思いますし、バズればバズっただけ各種メディアにも取り上げられ、その相乗効果は天井知らずといった感じですね。
ユーザーに分かりやすいキャンペーンにする
SNSなのに手間のかかるキャンペーンでは、参加率は低くなってしまいます。手軽さが売りのSNSですから、参加方法もシンプルで分かりやすいものにしましょう。
でも実際どのようにすれば良いのか分からない場合は、企画したキャンペーンに自分が応募したいかどうか考えてみてください。
また他にも何名か同じようにテストしてみて、参加率が低ければそのキャンペーンは見直したほうが良いということになります。
こちらも分かりやすいようにキャンペーンを例にしてご紹介します。
キリンビールの「ツイッターおにごっこキャンペーン」
淡麗グリーンラベルのキャンペーンとして実施されたこの企画、毎日20時~21時の時間限定で「イインダヨ!グリーンダヨ!!」の掛け声とともに、≪鬼アカウント≫がユーザーを追いかけるというものになっています。
ユーザーがキャンペーンサイトより「#イインダヨ」をツイートすれば参加でき、30分以内に鬼アカウントからリプライで返信されたら捕まえられたとみなされます。
参加者は3万人を超え大盛況だったそうで、これはキャンペーンのユニークさと、参加方法が簡単だったから成し得た結果なのではと思います。
ユーザーを巻き込む(参加してもらう)
ユーザーを巻き込むなら投稿してもらうキャンペーンが主流です。この方法はSNSのように手軽に投稿できるツールならではのキャンペーンと言えますね。
しかし、この投稿してもらうキャンペーンには気を付けたいところが一点あります。それは投稿する方法が手軽かどうかということです。
よくあるのが動画を投稿してもらうキャンペーン。撮影の手間であったり、アップロードする際に時間がかかったりなど、何かと不便な要素があります。こちらもユーザーの目線に立って自分なら応募したいのかどうか考えてみてください。
その点、テキストで投稿してもらうキャンペーンなら手軽で参加しやすいと思います。その際も投稿するお題を分かりやすくして、あまり深く考えなくても答えがみつけられるようなものにしましょう。
こちらがそのキャンペーンの例です。
いしカバくん1周年記念「#参勤交代に持っていくなら」
北陸新幹線開業を記念して、石川県をもっと盛り上げるためのキャンペーとして企画されたものです。
北陸新幹線と参勤交代のルートがほぼ同じとして次のようなテーマを質問します。
「過酷な参勤交代にあなたがもし参加することになったら何を持って出発しますか?」
このように、回答が連想しやすいお題なら参加しやすいですね。しかも参勤交代というちょっとクセのあるテーマが好奇心を刺激して、より応募数も増えると思います。
キャンペーンで何を達成したいのか目標を明確にする
キャンペーンを企画する際、どのようにすればバズるのか、そればかりに気をとられてしまいがちです。
しかし本当の目標はそこではありません。もちろん話題になることはSNSキャンペーンにとって大事なことです。ですが本当の目標はキャンペーンによって売上が伸びたのか、登録数が増えたのか、来客数が増えたのかなど、具体的な結果が目標であることを忘れないようにしましょう。
もしもキャンペーンの目標が認知度アップを目指すものなら、バズって話題になることが具体的な結果になります。
このように、漠然としたものに惑わされず、期待する結果を明確にして企画するようにしましょう。
結果を分析して次のキャンペーンに活用する
キャンペーンが終了したら、それで終わらず修正点や改善点を見つけ出していきましょう。
たった一度のキャンペーンで結果を決めず、何度も繰り返し行うことで本当の効果が分かってきます。
例えば実施したキャンペーンで成功したところを見つけ出し、次に期待通りの結果にならなかったところを見つけ出していきましょう。
成功したところはもっと良くなるように分析し、悪かったところは一つ一つ細かく分析して改善点を見つけ出していきましょう。
そうすることで、次回のキャンペーンを成功に導くことが出来るようになっていきます。
さいごに
いかがだったでしょうか。今回はSNSキャンペーンを成功させたい人に、5つのポイントをまとめてご紹介いたしました。
このSNSの登場で、WEBの世界はさらに情報が氾濫する時代となりました。このことでユーザーはネットの情報に慣れてしまい、興味のないことはスルーして頭の片隅にも置かなくなりました。
しかしそれは一見、不利に思えるかもしれませんが、逆に情報を見てもらえる機会が前よりも増し、話題性のある情報を提供すれば期待以上の結果を生むことが出来るという希望でもあります。
そう考えれば、SNSキャンペーンの利用価値が分かっていただけると思います。
今回ご紹介したポイントをご参考いただき、ネットユーザーのハートを掴む素敵なキャンペーンをぜひ成功させてくださいね!