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ベニスアップデートから1年。これからのサイト作りについて考える

暖房器具の全く無い部屋で記事を書いているソウマです。 みっしぇるの記事で、こたつに入りながら書いていて手がカチンコチンとありますが、ボクなんて全身カチンコチンです。 Googleでベニスアプデートというアルゴリズム更新が成されておよそ1年が経ちました。 これまでの順位変動アップデートとは少し毛色の違う内容のベニスアップデートの本格的な動きは、これからのSEOについて考えを変える必要があると考えさせられました。 今回は、このGoogleのベニスアップデートと、サイト制作との関連性を考えてみたいと思います。 ベニスアップデートって何? そもそもベニスアップデートって何ぞや?って方も多いと思います。 というか、ボク自身SEOを専門に扱っているわけではないので、やんわ~りとしか理解しておらず、この記事を書くにあたって少し調べてみました。 検索する場所によって、検索結果が違う! 簡単にいえば、ベニスアップデートとは、「Googleを使って検索する時に居る場所が、検索結果に影響を与える」ということです。 スマホを持っている方は、実際に「ラーメン」と検索してみてください。近所や自分の地域のラーメン屋さんについての検索結果が表示されましたよね。 つまり、よりユーザーの使い易さ(ユーザビリティ)を重視したアップデートです。 ラーメンを食べたい人が大阪にいて、東京のラーメン屋さんを検索しないですよね?今までなら、「ラーメン 大阪」と調べていたところを、「ラーメン」のみで調べれば良い、ということになります。 Webサイトづくりで意識するべきこと ピンときた方ならもうわかると思うのですが、これはサイトを制作する際のキーワード選定にも影響を及ぼします。 いくら「ラーメン」というキーワードを強化しても、地域ごとに検索結果が異なるなら、意味はありません。大阪のラーメン屋さんなら「ラーメン 大阪」で対策をするべきです。 より地域性を意識しなければならない ベニスアップデートは、全国区で影響を及ぼす大企業やブランドにとってはあまり気にしなくても良い内容です。 ただ、中小企業や街のお店屋さんなど、いわゆる地域に根づいたビジネスを展開している場合は、逆に意識していかなければいけないものです。 では、まずはサイトでどんな対策を行えば良いのでしょうか? titleに地域の名前を入れる titleタグには地域エリアの名前を入れましょう。例えば、「大阪吹田の美味しいラーメン屋○○○」などの、ローカルな名前を入れていくことが大切です。 住所表記は統一してしっかりと明記 お店の住所、電話番号は、店名と同じ箇所にしっかりと表記しましょう。大切なのは丁寧にやることです。 こちらのページでは省略表記、一方で正式表記など、サイト内で一貫した表記を行うことも大事。丁寧に、丁寧に。 フッターなどにおいて、全ページで確認できるとベスト。 地域密着ポータルサイトへの登録 地域ごとのポータルサイトなどからリンクを貰うのも効果的かもしれません。 その地域で展開しているお店などと相互リンクを張るのも良いと思います。 これらのことは、最低限意識していきましょう。 ユーザー第一のサイト作りを よく考えると、これらの対策はユーザーのことを考えたら当たり前のことなんですよね。 いくら順位が大切だからといって、ユーザーを無視した「上がれば良いSEO対策」をしていては、どんどん精度が上がっていく検索エンジンに対応しきれません。逆に今順位が低くても、ユーザーに対して真摯なサイト作りをしていけば、ゆるやかに確実に上がっていきます。 ベニスアップデートは、大企業に対抗する小さな商店などからしたらメリットになりえるアルゴリズムの更新です。 ユーザーの期待通りのサイトが表示されるのが検索エンジンの目的であり、ミッションです。もしかしたら、5年後10年後には、SEO対策なんてもの自体がなくなっているかもしれません。 あなたが運営しているサイトは、あなたのターゲット層が求めているサイトになっていますか? 今一度、サイトの見直しと調整をしていきましょう。ユーザーの事を思って丁寧に作れば、自然と良いサイトは出来上がります。

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