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ネットショップのデザインを外注する際に気をつけたい5つのポイント!

こんにちは、相馬です。 本文とは全く関係ないですが、2匹目の犬を飼い始めて半年が過ぎましたが、未だに2匹は仲が悪いです。 後で飼いはじめたフレンチブルドッグの方は仲良くしたげで近寄っていくんですが、最初からいたシーズーがいまいちハマっておらず、いちいち毛嫌いしています。うまくいかない人間関係を見ているようで切ない毎日です。 さてさて、ネットショップをオープンしたい、という時、それなりのクオリティを保ったサイトにしようと思うと、やっぱりプロのデザイナーや制作会社に依頼することになります。 かといって、「こんな雰囲気のサイト」という漠然としたイメージだけを持って依頼をすると、思ったようなサイトが上がってこなかったり、オープン後になかなか売上に繋がらないサイトになっちゃったりします。せっかく高いお金を出して依頼するのに、そんな状態になるのは避けたいところですよね。 今回は、ネットショップのデザインを外注に依頼する際に気をつけておきたいポイントを、受ける側であるデザイナー視点でお話しします。 結果を出しつつブランドイメージを上げる、良いネットショップをつくるための参考になればこれ幸いです。 前提として発注側が意識しておきたいこと ポイントを挙げる前に、デザインを依頼する側として分かっておきたいことがあります。 それは、「ネットショップのデザインは、依頼する側とされる側が一緒に作っていくもの」ということです。 デザイナーが一番困る依頼は、「なんでもいいから、良いサイトをデザインしてよ」というもの。 この依頼だと、良いネットショップはまず作れません。 ネットショップで売りたい商品のことを一番分かっているのは、依頼する側です。 その商品の魅力が分かってもらうような材料を、依頼するデザイナーには与えなければなりません。 その材料を使って商品の魅力を理解し、ユーザーに魅力が伝わり、買ってもらえる様に工夫していくのが受注側の役割です。 そこに協力していくことが大切です。 「お金は払うから、あとはやって」という任せっきりな依頼では、いつまでたってもネットショップをオープンできない、という状態にも成り得ます。オープンの期限を切っても、デザイナー側の商品の理解が追いついていなければ、発注側だけが満足して売上につながらないネットショップになってしまいます。デザイナーが理解できていないのに、ユーザーまで魅力を伝えられるはずがないんですよね。 だからと言って、どんな風に伝えれば商品の魅力を伝えられるのか分からないのも事実ですよね。 今回は、その辺をうまく伝えるための5つのポイントになります。 では、言ってみましょう。 ネットショップのデザインを外注するときの5つのポイント ネットショップを作る目的を伝えよう ネットショップに限らず、サイトをデザインする上で一番肝心なこと。 それは、最終的に何が目的で作るサイトなのかということを、発注側と受注側で共有しておくことです。 ネットショップなので商品を売りたいのはもちろんですが、 「この商品を特にプッシュするため」 「ブランドイメージアップのため」 実店舗もあるとしたら「来店も増やすため」 なども目的に成り得ます。 発注側は、ネットショップの狙いをきちんと正確に伝えなければなりません。 しっかりとした目的は、デザイナーのアイデアを引き出す助けになります。 逆に言えば目的がないと、アイデアは生まれません。 気をつけること 気をつけなければいけないのは、すべてを網羅したいと思わないこと。 「全部の商品の売上をアップさせつつ、全国で有名になって、お店に来るお客さんが毎日100人以上増加するネットショップにしたい」と思っても、受注側は「それは不可能です」としか言えませんよね。 絶対に必要な要素は予め伝えておく オープンしたいネットショップに、絶対に入れたい見た目や文章、表現があれば、最初の段階で明確に伝えておく必要があります。 単純な例ですが、例えば「赤色をメインにしたい」のであれば、一番最初に伝えましょう。 デザイナーは「赤」という色をベースに、全体を組み立てていきます。赤がメインカラーであることがユーザーに伝わるようにデザインをしていくのです。 これは写真や文章でも同じこと。絶対に目立たせたいイチオシ商品があれば、それをデザイナーに伝えましょう。 その商品が引き立つように工夫するのが、受注側であるデザイナーの役割です。 気をつけること 曖昧な表現ほど共有しにくいものはありません。ここでは明確にデザイナーに伝えることが大切です。 例えば「クールな印象にしたい」とデザイナーに伝えたとします。 「クール」と聞いてシルバーや青を思い浮かべる人もいれば、白ベースに黒のシンプルさがクールと思う人もいます。 白黒の人物写真がクールと感じる人もいれば、カスレた紙の質感をクールと感じることもあります。 早速イメージの共有が出来ていない事態に陥ってます。 コツとしては例を挙げて伝えること。 「ナイキのロゴみたいなクールでカッコイイ感じ」 「人混みのようなごちゃごちゃしたイメージ」 「革製品のようなザラザラした感じ」 こんな感じで、例を挙げて具体的に伝えると、デザイナーはイメージしやすいです。 ナイキのロゴと聞くと、100人中100人がアレを思い浮かべますよね。 参考にしたいサイトや画像を見せる デザイナーは他人が作ったデザインを真似することはありません(と信じてます・・・)が、デザインするときに沢山のデザインを見て資料として参考にします。 ここに発注者が絡んでいくと、デザイナーとしてこんなに心強いことはありません。 冒頭でも言ったように、商品の魅力を一番分かっているのは発注者です。 「こうしたい」「これに近い」という発注者が良いと思ったサイトを、デザイナーに伝えましょう。 また、サイトだけでなく画像もヒントになります。 このやり方は僕も必ず発注者さんにお願いしていることです。 発注者の頭の中で何をイメージしているかがものすごく参考になるし、デザインしやすいんですよね。 気をつけること 気をつけるのは、数をなるべく多めに渡してあげること。でも多すぎてもいけないことです。 デザイナーとしては、もらった資料から共通点を見出します。 あまりにも少ないと、発注者が気に入ったポイントと違うポイントをデザイナーが参考にしてしまうかもしれません。 逆に多いと、共通点を見つけること自体が難解な作業になってしまう可能性があります。 サイトであれば最低3サイト、多くて5サイトでしょうか。 画像であれば5〜10個ぐらいですね。 商品を実際に使ってもらう これも重要です。 魅力を他人に伝えるためには、実際に現物を見て、触らないことには始まりません。 触り心地や大きさ、実際の色合いや雰囲気から、デザイナーのアイデアが生まれるかもしれません。 ラッキーなパターンでは、発注者自体が気づいていなかった魅力を発見することもあります。 魅力をユーザーに伝える中間的な役割をするデザイナーに、商品を実際に使ってもらうことです。 気をつけること ここでは「実物を使ってもらう」ということがミソです。 商品の写真やパンフレット等ではなく、できるだけ新品で、実物を使ってもらうことが大きなポイントです。 高価なものでちょっと不安であれば、預けるのではなく目の前で確かめてもらいましょう。 発注者が実際にイメージを形にしてみる 最後ですが、最初にやるべきかもしれませんね。 イメージを伝えるときに、発注者側も手を動かしてみましょう。 イメージしている形を、手書きで紙に書いて見せるのです。 口だけで伝えるのと実際に目で見る情報では、何倍もイメージを共有しやすいはずです。 「絵なんて描けない!下手だから!」という方も大丈夫。見たいのは上手い下手ではなくて、発注者が「どうしたいか」ということなんです。それに対してデザイナーも意見や提案が出来ます。 発注者側が書いたイメージを中心に、ミーティングができることが最大のメリットです。 気をつけること ここで気をつけたいのは、「インスピレーション」に頼りきらないこと。 ミーティングが盛り上がって、その場の思いつきで良いと思ったことを採用してしまうと、後で「コレじゃない・・・」ってことになりがちです。 ベストは、ミーティング前手書きのラフを書いておき、それを持ってデザイナーと打ち合わせをする、という流れです。 これで、その場だけのアイデアを後悔する失敗はある程度防げます。 まとめ:ネットショップデザインの外注依頼のキーワードは「共有すること」 以上、ネットショップのデザインを依頼する際に必ず覚えておきたい5つのポイントです。 これらのポイントは、僕の経験にも基づいています。 デザイナーとして一番嫌なことは、修正が重なることでも費用が安いことでもなく、結果が出ないと分かっているサイトをデザインすることです。 このままオープンしても上手くいくはずがないのに、発注者側の要求と納期との兼ね合いで、しかたなく間に合わせる。 双方にとってこんな悲しいことはありません。 売上に繋がる良いネットショップを作りたい。それは発注者側だけでなく、受注者側も同じ気持ちです。 そのために、双方が完成のイメージを共有して確実に進めていくことが最重要です。 晴れて良いサイトができて結果もついてきたら、どれだけの結果があったのかも共有しましょう。 そこで初めて、受注者側は達成感を感じるはずです。 ではでは。

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