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ECスマホサイトに使いたい!オシャレなアイコン7選!

ECサイト運営者には欠かせないおすすめのアイコンセットを以前、ご紹介させて頂きました。 絶対に使いたい!ECサイト向け!高品質アイコンセット7選! PCサイトからスマホサイトまでフレキシブルに使えるアイコンばかりで、様々なシーンで活用してもらえるともいます。 しかし、スマホはPCにはないようなスワイプやピンチ、タップなどといった動作があります。その動作のためのアイコンや、スマホサイトのサイズ感に合ったアイコンが欲しいなと感じる人も少なくないはず! 実際、スマホ用に作られたアイコンセットも多く配布されています。 という訳で今回は、ECスマホサイトに使いたい!オシャレなアイコンを7選ご紹介していきたいと思います。 Icon Set (144) Icon Set (144) ピンチインやピンチアウト、スワイプ動作を指すアイコンや、スマホならではのアイコンが144個も詰まったアイコンセットです!デザインはアウトライン調で、とってもシンプルで更に繊細さもあります。なんかよーくみたらアップルマークまでありますね!Bluetoothはまぁわかりますがアップルマークはどこで使うんでしょう・・・ そういういるのかもわからないものまで作ってしまう作者の心意気が個人的に好きです。 150 outlined icons 150 outlined icons このタイプ、個人的に好きです。 他と同じような感じがしつつも全体的にコンパクトでかわいらしい印象のする、シンプルなアウトライン調アイコンセットです。なんと150個入りです!ふきだしとかしずくにスマイルマークが描かれていてほっこりかわいいですね・・・! スマホ独特のアイコンもしっかり入っていて追加で似たアイコンを探しに行く必要もなさそうです! Uniicons Uniicons 太めでも細目でも綺麗でスタイリッシュな印象を与えるアウトライン調アイコンセットです! サクッとシンプルでありながらもちゃんと何を意味したアイコンなのかが全部わかるのですごいですよね・・・ あえて外国風のポストをアイコンにするあたり、作者の好みなんかが伺えますね。 100 Ink Style Icons 100 Ink Style Icons アウトライン調ではあるのですが、インクで描かれたような独特なセンスを感じさせるアイコンセットです。 かわいいですが、使いどころにちょっと迷っちゃうかもしれません! みずみずしい感じがするので、傘とか雨具関連のECサイトなんかに使ったら味が出そうですねー! 私もチャンスがあればどこかで使ってみたいです・・・ Eldorado 1262...

EC運営者なら今すぐ導入したいメルマガツール5選!

SNSやビッグデータを活用したマーケティングが注目を集めている中にあって、メルマガはいまだに重要なツールであり続けています。 その理由はいくつかあるのですが、顧客(見込み)に直接リーチできることが最大のメリットでしょう。また、顧客との関係を構築していけることも良い点ですね。 本記事では、ECの運営者向けにおすすめのメルマガツールについてまとめました。 ECサイト運用者向け!メルマガツール5選 配配メール 配配メール 初心者でも簡単にはじめられるメルマガサービスです。 導入前にスタッフが訪問して説明をしてくれたり、導入後も専任のスタッフがサポートをしてくれます。メルマガは導入後の運用が肝なので、こういったサポートの厚さは魅力的ですね。 機能も豊富で、配信エラーや開封率、リンクURLのクリック率を調べるなどの効果測定も可能です。何回かに分けてメルマガを送る、ステップメール機能も備わっています。作成できるメルマガは、テキスト形式やHTML形式など、既存のテンプレートを利用して簡単につくることができます。 メールの送信回数ではなく、登録アドレス数に応じた料金体系になっています。7日間のトライアルも用意されているので、まずは試してみるのもいいでしょう。 Benchmark Email Benchmark Email 専用のエディターで簡単にメールをつくることができます。 ドラッグ&ドロップなど直感的な操作ができるので、PCに慣れていなくても大丈夫です。作成したメールは全てレスポンシブ対応。スマホやタブレットでもきれいに表示されます。テンプレートの数も豊富、効果測定も可能です。 Benchmark Emailではメールの文面だけでなく、画像の編集もできてしまいます。画像編集というとAdobe社がリリースしているPhotoshopが有名ですが、使いこなせるデザイナーもあまり多くはありません。Benchmark Emailだとブラウザ内でサッと画像編集ができるので、誰でもデザインに凝ったメルマガが作れるでしょう。 なおBenchmark Emailでは、HTMLコードエディターも用意されています。コーディングをしながら同時にプレビュー確認もできるので、担当者がHTMLが使えると作業が捗ることでしょう。 メールアドレス数に応じて料金が決まる方式で、メールの配信数は無制限です。基本的な機能が使える無料プランもあるので、実際に使いながら導入を検討してみてもいいですね。 ブレインメール ブレインメール ブレインメールは、高速メール配信が特徴のメールツールです。 独自のメール配信システムを使っていて、1時間あたり最大100万通のメール配信が可能とのことです。メルマガがなかなか届かない、といった不満を持ったことがある方にはおすすめです。 導入実績も多く、国内を中心に6,000社を超える企業や団体で活用されています。DeNA社やオウケイウェイヴ社などの大手企業でも利用されています。 テキストメールやHTMLメール、デコメールが利用可能で、効果測定ツールも提供されています。開封率やクリック率がわかるので、メルマガの内容やスケジュールなどの改善にもつながりますね。 ブレインメールも、登録アドレス数に応じた料金体系となっています。メルマガの配信数に制限はありません。全ての機能が使える、7日間の無料お試し期間が用意されています。 メールスマート メールスマート メールスマートは、さまざまな配信形式に対応しているメルマガツールです。一斉でのメール送信だけでなく、個別でのメルマガ送信も可能です。 「ボード」と呼ばれるリストを使ってアドレスをグループ分けすることで、セグメントごとに配信を行うことも可能です。メールアドレスや住所、電話番号などの項目を追加することで、自由度の高い配信先がつくれます。 作成したボードについては、CSVでインポートやエクスポートをすることができます。ボード内容のバックアップをとったり、他システムとの連携や、登録内容の一括変更が可能です。 ダウンロード版とASP版が用意されているので、自社の管理状況に合わせた導入ができますね。その他、サーバー契約や保守も含めたパッケージプランも用意されています。 メール商人 メール商人 通常のメール送信だけでなく、ステップメール機能も提供されています。 ステップメールとは、メルマガへの登録日を起点として、任意のタイミングでメルマガを配信する機能のこと。ステップメールを使うことで、シナリオ通りにメルマガ配信ができるでしょう。 また、メルマガ内で入力フォームを使うこともできます。アンケートに使うなど、利用価値は高いですね。使える入力項目も60個までと、非常に自由度が高いです。 EC向けにカート機能や決済機能も備えてあり、購入商品に応じたステップメールを配信することもできます。顧客管理機能も備わっているので、うまく活用していきたいですね。 料金については、他のサービスと同様、登録アドレス数に応じた月額制となっています。30日間までは無料での使用が可能です。 まとめ メルマガを導入できるツールについてご紹介しました。ほとんどのサービスでトライアルができるので、使い比べながら選んでもいいでしょう。 Benchmark Emailなどのように、直感的な操作でメルマガが作成できるサービスも増えてきています。運用のときに助かるので、各サービスの機能についてもしっかりと見ておきたいもの。 上手にメルマガ運用をして、ECでの売上アップに活かしていってください。

アパレルEC運営者が押さえておきたい基本的なブランディング方法とは?

あらゆるEC事業者にとって、商品の力を高めたり、洗練されたUIを構築することなどに加え、顧客にとっての商品の価値や存在意義を付与する、いわゆるブランディングを行うことが常識となってきました。 とりわけ取り扱う商品が趣味や感性と深く関わるアパレルECにとって、効果的なビジネス展開のためには欠かせないプロセスです。 そこで、今回はアパレルECサイトを運営するにあたっての基本的なブランディングについてご紹介します。 Instagramなど画像共有サービスを利用したブランディング 画像引用元: Shopify 無名ブランドにとって特に有用な画像系SNS アパレルECが取り扱う商品は、少なくともブランドが無名の段階で、検索エンジンを通じて直接顧客と接点を持つことはほぼ不可能と言ってよいでしょう。 むしろアパレルECのブランディングに効果があると言われるのが、SNSの利用、とりわけヴィジュアルを通じて直感的に訴えかけることができるInstagramに代表される画像共有サービスです。 Instagramの浸透力が効果的なプロモーションを可能にする アパレルECが取り扱う商品の性質上、Instagramが画像ベースのサービスであることに加え、その編集機能によって商品が美しく加工されることがブランディングにプラスであることは明らかです。 さらに重要なのは、そのSNS機能によって、商品の情報がフォロワーという「信頼できるユーザー」経由で、きわめてポジティブなバイアスがかかった状態で流されていくことです。しかもInstagramが有用なのは、本来はターゲットの外にいるはずの顧客までも、フォロワーを軸とした結びつきによって囲い込むことができるという点にあります。 欲しい人に情報を届けるというよりは、情報が届いたところに欲しい人がいるという、極めて効果的なプロモーションが可能になるわけです。 SNSとイベントやコラボとを連動させることでさらなるブランディング効果が その意味で、各種イベントに参加したり、コレボレーションを実施することによっても、SNSを通じたブランディング効果が期待できます。 音楽イベントやギャラリー、さらにはセレクトショップやレストラン、美容院に至るまで、情報発信能力があるだけでなく、すでにブランディングが確立し、多くの支持者やフォロワーを持つ企業やショップ、個人と連動することで、それぞれパートナーが主体となったバイラル・マーケティングによって効果的な情報拡散を行うことが可能になります。 EC上で行うブランディング 画像引用元: Competences 効果の高いウェブコンテンツによるブランディング ECサイトを利用したブランディングとは、すなわちウェブマガジンのコンテンツを作成することを意味しますが、これにはアパレルECそのものにウェブマガジンの機能を持たせるか、もしくは別個にオウンドメディアを立ち上げるという方法と、影響力ある既存のウェブマガジンにコンテンツを掲載するという方法の二つが考えられます。 いずれの方法をとるにしても、一定期間は魅力的な情報を発信し続けることがブランディングの前提条件ですが、情報の発信頻度が高いことだでなく、コンテンツの質を高く維持することも重要です。 最も即時的な方法として挙げられるのは、やはり著名人の起用です。著名人といっても、例えば有名モデルに商品を着用してもらうだけでなく、例えばスタイリストやバイヤーといった商品イメージを向上させる、いわゆるインフルエンサーを招いて対談などを企画するという手法も大きなブランディング効果が期待できます。 また、デザイナーやマーチャンダイザーなど商品の誕生に深い関わりのある人物が登場し、商品の魅力を熱く伝えるコンテンツ作成もブランドイメージの向上に有効です。 ウェブコンテンツなら合理的なブランディングが可能に また商品のイメージ動画やルックブックを作成し、ウェブコンテンツとして整備しておけば、自社ECサイトやオウンドメディアだけでなく、動画サイトやキュレーションメディア、個人ブログ(フェイクも含め)など、様々な形でリユースでき、効果的なブランディングが可能になります。 すみやかな対費用効果の検証も容易 アパレルECサイト、オウンドメディア上でのウェブマガジンを利用したブランディングは、コンバージョンに直接結びつきやすいという利点があるのはもちろんですが、対費用効果の検証を容易に行うことができるというのも大きなメリットです。 ブランディングにとっては、その内容も大切ですが、ブランディングが成功しているかどうか、つまり顧客の獲得につながっているかを早急に見極め、すみやかに方向修正を行える状態を作っておくこともまた重要といえるでしょう。 さいごに 画像引用元: MS DOMAINS ブランド・アイデンティティとは流動的なもの アパレルECを運営する上で、いま知っておきたいブランディングの基本についてご紹介してきました。コストさえかけることができれば、ある程度の認知を獲得し、商品や商標をブランドとして育て上げることはもちろん可能です。 ところがブランド・アイデンティティとは、固定したものではなく流動的で、とくにファッションを取り扱うアパレルECの場合、時代の流れに応じた練りなおしの作業が絶えず必要になります。 たえず新しい手法の模索がブランディング成功の鍵 ここではブランディングの方法について、SNSとウェブマガジンという旬なメディアを取り上げましたが、重要なのは市場のトレンドに適合した方法がとられなければならないということです。ここでご紹介した方法は、いずれまたまったく新しいブランディング方法に取って代わることでしょう。 時代の動向に留意しながら、常に最も効果的なブランディングを模索することが、優良なアパレルEC事業には欠かせないのです。

アパレル業界必見!アパレルECの今後の展望とは?

ショップ店員さんに話しかけられると、悩んでいてもとりあえず「見てるだけです」的なことを言ってしまうみっしぇるです。こんにちは! 近頃では「買い物をする=デパートへ行く」ではなく「PC・スマホで検索する」という人が増えてきています。 それもPCやスマホの普及し、一般家庭で自由に使用できるようになったので、その分通販での商品購入が気軽に行えるようになったからなのでしょう。 そのせいかアパレル系のショップでブランドイメージをPRするためのサイトだけでなく、オンラインショップも展開するところが多くみられます。 これだけECサイトが賑わっているアパレル業界ですが、では今後のアパレルECはどうなっていくのでしょうか? 本当にこれから先もずっと需要があるものなのか? 今話題だからこそそういった部分も気になるところですよね。 今回はこれからのアパレルECについてをお話していこうと思います。 アパレル業界の変化 以前はECサイトは海外のものが主流で、翻訳もいまいちされていないものが多かったようです。 そのため当時のECサイト利用者はかなり限られており、知名度もまたあまりなかったといわれています。 今となっては日本語訳がきちんとされていて、しっかり日本の消費者をターゲットとして含め事業展開を行っている所が増えてきています。 なぜそのように変わってきたのか?それはやはりPCとスマホの普及が大きく左右しています。 冒頭でも触れましたが、徐々にPCが「高価で特別なもの」から「一般家庭でも持っておくと便利なもの」へと変貌を遂げ、更には携帯電話までPCのような機能が搭載されスマートフォンが誕生しました。 ネットに触れる機会が増えたことで、企業としてはネットを利用した事業を展開しようとサービス案を模索し始めます。 ゲーム・ニュースサイト・ビジネスツールなどなど、もちろんその中ECサイトも含まれていたのでしょう。 ネットはそこからも着々と利用者を増やし、現在ではあって当たり前の存在とまでなりました。そうしてECサイトの知名度も上がってきたのですが、それに伴ってある変化が起こりました。 百貨店業界の傾きです。 売上が中々伸びず、結果他店と合併せざるを得なくなった百貨店もありました。 そんな中、反比例するようにEC業界は売り上げを伸ばしていきました。 ※日本のBtoC EC市場規模の推移(経済産業省の公表) この動きによって、百貨店やショッピングモールなどに出店していた店舗は、店舗を所有しながらも同時にECサイトでの販売を行うようになり、今やそれが一般的となりつつあります。 ECを伸ばすための努力 ネットが主体となってしまった今、これまでの売り方では消費者はついてきてくれません。 世間の興味が変わったことによって、商売する場所が変わり、更には商売方法まで変えなければならなくなりました。 ネガティブのように感じてしまいますが、これによって更にネット界隈が賑わったのも事実です。 例えば、今までは店頭で実際に手に取ってサイズや質感、色などをじっくり見ることができたのに対して、ECサイトは写真と詳細情報から商品をイメージすることしかできません。 これに対する対策は、「色やサイズ違いなどは、購入後●週間までなら無料で交換・返品可能」と打ち出し、自宅をフィッティングルーム化させること。 更に送料は無料と付け加えれば、それならいいかな!と少しネットでの購入が気軽で身近に感じられるのです。さらに言えば、そこまで消費者のことを考えて対応してくれているので、信頼感も生まれるかもしれません。 更には私自身はあまり好まないのですが、店頭では店員さんが話しかけてくれて相談にのってもらったりすることができますが、ネットでは自分ひとりなので「コーディネートがうまくできない」「着こなし方がわからない」という声が上がってしまうこともあるようです。 これに対する対策は、ECサイトの商品詳細に載せる写真は商品単体だけではなくスタッフやモデルが着用しているところも載せ、更にBLOGやSNSを利用して商品を利用したコーディネートを紹介するようにしました。 これによってSNSで小さなコミュニケーションが生まれ、知名度UPや消費者との距離が縮まります。 この他にもポイント制度を導入しリピーターを募り、ネット上だからこそできるSNSを活用したキャンペーンを実施するなど、様々な方法でECサイトをどんどん売上を伸ばし、共に店舗数も増やしていっているのです。 アパレルECの今後 百貨店の縮小により、今や商品販売手段は現場販売だけではなくなってきています。 店舗を持ちつつ、ECサイトと連携して商品を販売していくスタイルが増えている中、世間はこれから先もどんどんそんな販売スタイルを求めていくようになります。 理由としては、PC・スマホの普及が影響していると上記で行ってきましたが、近頃では若者のPC離れも始まっています。それに伴いスマホの進歩が進み始め、アプリが登場したことでサイトとアプリの連携も見られるようになりました。 今後はアプリとの連携が主流となっていくかもしれませんし、また更なるツールが開発されそれを活用したキャンペーンや販売方法が発案されるかもしれません。 どんな新しいものが登場するにしても、世間はスマホで自由に商品観覧や購入ができることを求めていくでしょう。 ただいえることは、どんなに販売形態が変わっても、消費者の声がすべてを左右するということは変わらないということです。 ECサイトでは、商品を手に取れない分それを補う対策をしたように、今後も声に合わせた試行錯誤は続くことでしょう。 そして変化は続くでしょうが、この業界が衰退していくことはなく、むしろ活気を見せていくのではないかと私は思います。もし、アパレル業界でECサイトを作ることに少し疑問を感じている方がいらっしゃったら、今回の記事を通して、この業界はこれからも時代とともに成長していくものだと感じて頂ければ幸いです。 では今回はこの辺で。みっしぇるでした!

絶対にやってはいけない!?ファッションECの5つのタブー

ファッションECサイトの運営については、トライアルアンドエラーを繰り返しながらよりよい形を模索するという考え方も一つですが、転ばぬ先の杖があるとするなら、使わない手はありません。 これからECサイトを立ち上げようという方にはもちろん、運営が今ひとつうまくいかないという方にも有用な、ファッションECの5つのタブーについてご紹介します。 不定期キャンペーンのやみくもな実施 画像引用元: the kratom boss ECサイトが実施する、送料無料やポイント大幅還元といったキャンペーンは、単なる集客ではなく、優良顧客を獲得するためのものです。とくにECサイトを立ち上げた際の初回キャンペーンは、初めての顧客には効果が期待できますが、商品そのものに魅力がない限りリピーターとなることはありません。 とりわけ洋服のような趣味性の強い商品の場合、トライアル的な利用を促すことを念頭におきながら、素材や着心地・デザインなど、商品のセールスポイントにフォーカスし、明確にわかりやすく伝える必要があります。やみくもなキャンペーンは、やがて不毛な価格競争へと発展し、いずれ経営を圧迫してしまいかねません。くれぐれも注意が必要です。 またこれと似たキャンペーンとして、ユーザーレビューを書いてもらうかわりに送料を負担するなどのサービスがあります。ECサイトや商品の信用度を上げる方法としてもてはやされてきましたが、何らかの使役が生じてしまうことで、商品の印象に影響を与えかねません。最近では、心地よい買い物の妨げとなってしまうと忌避される傾向があります。 顧客データを欠いた状態でのEC運営 画像引用元: jc social media 大手ショッピングモールを利用したECでは、メールアドレスなどの顧客データの取得に制限が設けられることが多いですが、これはファッションEC運営にとって成長を妨げる大きな要因となります。 自社サイトでECを運営するブランドやメーカーであれば、メールマガジンさらには顧客ごとに最適化したレコメンドオファーなどの会員制度に伴うemailマーケティングの有用性をよくご存知のことでしょう。 こうしたサービスがかなりのリピート率を獲得することはよく知られるところです。さらに、オウンドメディアを活用した展開など、今後のファッションECを取り巻く環境は大きく様変わりしつつあり、ショッピングモールのみでの出店では大きなハンデを背負うことになりかねません。 ECならではのメリットを強化するには、自社サイトの構築、そして顧客データに基づいたマーケティングが欠かせないと言えるでしょう。 付加価値を感じさせないディスプレイ 画像引用元: Stylist ファッションECでは、他サイトでも購入可能な商品を取り扱うことも多いでしょう。その場合、どこで誰が販売しようと、商品の価値自体に変わりはありませんが、だからと言ってディスプレイを工夫しなくてよいというわけではありません。むしろディスプレイに手を加え、他のサイトにはない付加価値を提供することがファッションECにとっては必須と言えるでしょう。 付加価値を感じさせるディスプレイとは、センスや感性に頼るものばかりではありません。例えば、洋服のディスプレイは、一般にモデル着用が良いとされることもありますが、実は必ずしもそうではありません。最近なら、Instagramを中心に流行している平置きコーディネートや、「IQON」のようなコーディネートアプリで見られるコーラージュ風コーディネートなど、洋服それ自体と同様、洋服をよく見せるディスプレイ方法にもトレンドがあるのです。 コーディネートや着こなしの提案は、ファッションECにとって、今後ますます重要になる一方です。洋服をより魅力的に見せるためには、トレンドの観察・リサーチに基づいた「正しい」アピール方法を模索し続けることが必要と言えるでしょう。 実店舗との連携の欠如 画像引用元: Brandview 実店舗の運営と並行してファッションECサイトを立ち上げることもあることでしょう。その場合、単にWeb上の店舗として位置づけ、独立して展開させるのは当世の時流とは合致しません。むしろ実店舗とできるだけ密に連携をとったECサイトの構築を目指すべきです。 例えば、店舗に欠品が出ている場合に顧客をECサイトにスムーズに移行できるよう、各店舗に試着品を充実させたり、徹底した在庫管理を行うなどの対応することで、売り逃がしを防ぐだけでなく、ファッションECあってこその、よりダイナミックな展開が可能になります。 また、実店舗で洋服を試着した上で、ECサイトを通じてより安く気軽に洋服を購入する、いわゆるショールーミングや、実店舗で洋服を購入するための事前準備にECサイトを利用する顧客への対応など、あらゆる販路を想定したオムニチャネル構想に基づくECサイト作りが目指されなくてはなりません。 ECサイトのUIの放置 画像引用元: Linked in ファッションを取り扱う以上、ECサイトのUI(ユーザーインターフェース)にまるで変化がないのは大きな問題です。ECサイトにとってUIは店舗のありようを示していて、商品の入れ替えだけでなく、UIそのもの定期的に手を加えなければ、自ずと客足は減ってしまうものです。 大切なのは美しいデザインではなく、直感的な見やすさ、使い勝手の良さがあり、買い物がしやすいこと。UIには流行もあるので、時には定期的な経費の投入があっても良いですが、日頃からアクセス解析・データ分析を徹底し、流れが滞っている箇所の改善に取り組むだけでも大きな効果が期待できます。 さいごに ECサイトを成功に導くには、少ない情報でどれだけ商品を効果的に見せるかが鍵となります。それには商品について最もよく知るブランドやメーカーの責任者による、ECサイト運営全般への積極的に参加が欠かせません。 ECサイト運営における当事者の不在は、ここでご紹介してきた、ファッションECにおけるタブーの殿をなすと言ってもよいでしょう。実店舗と全く同様、"優良なファッションECサイトとは、ブランドやメーカー責任者が中心となって、顧客の満足のために創意工夫を重ねるという地味な作業によってのみ成し遂げられるのです。"

アパレルECサイトに希望!絶対にマネしたい優れたサービス5選!

依然として苦戦を強いられてはいるものの、アパレル業界には常に新たなサービスが提供され、とりわけWeb上では未知のビジネスチャンスへの可能性に開かれている分野でもあります。 そんな新サービスのうち、今回は近い将来、アパレルECにとって新時代到来のメルクマールになりそうな「ファッションレンタルサービス」を取り挙げます。「ファッションレンタルサービス」は、2014年ごろから徐々に登場し始め、ここへきて認知度が格段に広がり、サービス利用者もかなりの数になってきました。 目下のところ、業界全体としては、さほど大きな動きには見えないかもしれませんが、今のうちにぜひとも倣っておきたい、アパレルECにとっての最重要サービスの一つと言えそうです。 コンシェルジュ型サービスで好循環を実現する「エアクローゼット」 画像引用元:airCLoset 国内では最も古くから展開しているものの一つが「エアクローゼット(airCLoset)」。 はじめに複数のコーディネートを見ながら好みのスタイルやカラー、サイズについての情報を登録し、それに基づいてプロのスタイリストの選別による3点の洋服がまとめて手元に届くというサービスです。月額は6,800円で、しかもクリーニングの必要も返却期限も送料もなし。 利用できる洋服のラインナップとしては、いわゆる「赤文字系雑誌」に掲載される商品が大半を占めています。この「エアクローゼット」が面白いのは、好きな洋服を自分で選ぶのではなく、各ユーザーにとって最適な洋服をチョイスしてくれるという、コンシェルジュ的なサービスを提供している点です。 それによって顧客に多少のサプライズを伴う新しい洋服選びの楽しみ方を提案すると同時に、運営側としてはぜひとも避けたい「欠品」や「貸出中」といった事態を決して招くことがないので、アパレルECにとって示唆するところが多い、きわめて洗練されたシステムと言えます。 特化戦略が功を奏す「ラクサス」 Laxus 次に取り上げたいのが、フランスやイタリアの有名ブランドのバッグをレンタルできる「ラクサス(Laxus)」です。利用額はやはり6,800円で、5,000種類以上の中から好きなバッグを1点選ぶことができます。 予約が可能な品であれば翌日に発送され、返却すれば何種類でも利用することができます。カテゴリー・ブランド・サイズ・カラー別に検索できて、スマートフォン用にアプリも用意されています。数十万円もする高級バッグを手軽に利用できるとあって人気を集めています。 惜しむらくは、人気バッグのあるものはほとんど「貸出中」となっていて、目当てのものになかなかたどり着けないこと。ですが、高級バッグに特化することで多くの顧客を得ることに成功している点は、各アパレルECがこうしたサービスに着手する上で、最もお手本にしやすい事例と言えるでしょう。 「リシェ」に見るO2Oのこれから リシェ Web上で仮登録を済ませ、東京は表参道にある実店舗で好きな洋服を選ぶというユニークなサービスを提供しているのが「リシェ(Licie)」。 アクセスが至便な抜群の立地とブティックさながらの美しい内装の店舗は、月額5,500円で一度に2点までの洋服やバッグ、アクセサリーなどの小物の利用が可能。数千点におよぶ品物は、ドレッシーなワンピースから普段着まで、国内外の有名ブランドを中心とした充実のセレクション。月額500円のトライアルプラン(レンタル期限は1泊2日)が用意されていたり、スタイリストのアドバイスも受けられるというのも嬉しいですね。 他のサービスと異なるのは、利用者は東京近郊に住まいがある人に限定されるのと、2週間のレンタル期限が設けられている点。このように、ちょっと店舗に立ち寄ってそのまま着て出られるという、使い勝手のいいクローゼットを街中に持つという感覚は、アパレルECサイトとの連動をより充実させることで、今後のO2Oの仕組みのあり方を考える上での大いにヒントになりそうです。 持続可能な循環モデルを目指す「サスティナ」 サスティナ 「サスティナ(SUSTINA)」も上で見てきたのと同様の「ファッションレンタルサービス」で、1度に3アイテム利用できるコース(月額4,800円)と5アイテム借りられるコース(月額5,800円)が用意されています。 ユーザーから品物を買い取った品物をレンタルしているという点が大きな特徴で、これは当サイトのコンセプトである「持続可能な(sustainable)」循環モデルにとって有用なシステムで、アイテムのラインナップがやや散漫という印象を受けてしまうのが残念な点です。 これはおそらく7,000以上という膨大なアイテムをディスプレイすることの難しさにも起因していて、非コンシェルジュ型のECサービスが直面せざるを得ない「商品の充実/商品の見やすさ」のジレンマを表しているように思います。アパレルECサイトのこれからを考える上で避けて通ることのできないテーマといえます。 「フレッシュネック」が男性向けサービスの明暗を占う? フレッシュネック 現在日本国内で展開されている「ファッションレンタルサービス」のほとんどは女性をターゲットとしたものですが、「フレッシュネック(FreshNeck)」は男性を対象としたサービスの一つ。 これはもともとアメリカで立ち上がったサービスで、2014年に日本に上陸しました。ネクタイ・ネクタイピン・カフリンクス・ポケットチーフなど、ビジネスユースに特化したアイテムを月額3,800円で返却期限なしに利用できます。誰もが知る海外のトップブランドもラインナップされていて、気に入れば最大40%程度の価格で購入も可能。ネクタイを始めとする男性のビジネスグッズは高い需要があるものの、レンタルしてまで利用しようとする人がどれくらいいるのか興味深いところです。 「ファッションレンタルサービス」がまず女性向けのサービスを展開するのは理解できますが、洋服にお金をかけない傾向が強い男性こそ、もしかするとこうしたサービスは相性が良い恐れもあります。そういう意味では、「フレッシュネック」のようなサービスは、男性向け「ファッションレンタルサービス」にとっての試金石となるかもしれません。 「ファッションレンタルサービス」はSNS時代の申し子 資源を浪費するファストファッションと比べて、リユースやリサイクルといった理念に立脚したスタイルが若者の共感を呼んでいることも確かですが、「ファッションレンタルサービス」が今後のアパレルECのありようを考える上で興味深いのは、次の2点に集約できるでしょう。 まずは利用者に洋服に対する所有の概念が伴わないこと。これは洋服を買って数回着用し、不要になればユーズドセレクトショップやネットオークションで売却するという従来からの流れが常態化していたこととも関係していますが、これまでに増して「洋服=ファッション」という考えが強くなってきていることを示しています。洋服はもはや所有の対象ではなく、流れゆくものを「キャッチ&リリース」する感覚とでも言い換えられるでしょうか。 2点目は、こうしたサービスの利用者には「セカンドハンド」という概念があまりなく、また中古品を身にまとっているという意識も持たないことです。もはやレンタルという言葉さえふさわしくなく、むしろ洋服を「シェア」しているという感覚が適切で、まさにSNSの時代だからこそ人気を集めている現象だと言えます。洋服を「シェア」することで新たなサイクルが生まれつつあるということは、洋服を「売る」アパレルECにとって、大きな問いかけとして受け止めるべきでしょう。 「ファッションレンタルサービス」はアパレルECサイト運営者にとって、より小規模な資本で実現可能な極めて効率の良いビジネスモデルであるということも特筆すべき点として挙げられます。 こうした月額制のファッションレンタルサービスにはすでに数多くの企業が参入していますが、5つの代表的なサイトをご覧いただけるとお分かりの通り、アイテムや利用できるブランドはまだまだ限定的です。取り扱うジャンルやサービスの内容によっては、アパレルECサイトがこれから新規にサービスを立ち上げたとしても決して遅すぎるということはありません。 「売る」から「シェア」「レンタル」へと移行するのは簡単なことではありませんが、こうした動きが今後の大きな潮流となることは間違いないはずです。ぜひ参考になさってください。

ECにも応用できる!今話題のマーケティングオートメーションツール5選!

ECサイトの運営をもっと効率良くしたいなら、マーケティングオートメーションを取り入れると改善されやすくなります。 マーケティングオートメーションとはマーケティングを自動化するという意味ですが、全ての作業という訳ではなく、繰り返し行う作業に対してのみ自動化するというものになります。 更に詳しくご説明しますね。例えば、まだ購入に至っていない見込み客がいたとします。この見込み客は商品をカートに入れたのですが、迷った挙句、その商品を買いませんでした。 お店側は買わなかった理由までは分かりませんが、購買意欲を高める為にその商品に関するまだ教えていない情報をメールで送りました。 すると見込み客は背中を押されたようにその商品を買ってくれました。更にそのあとも関連商品をメールで紹介するたびに買ってくれました。 と、この話の中で行ったマーケティングは「まだ教えていない情報をメールで送った」ことと、「関連商品をメールで紹介」したところです。 このような単純作業はイチイチ人の手を使わなくても自動化することで対応出来ます。この自動化の部分がマーケティングオートメーションということですね。 そこで本記事では、ECにも応用できるマーケティングオートメーションツールを5点ご紹介したいと思います。 マーケティングオートメーションのことが大体分かったところで、どんなツールがあるのか是非ご参考にして下さい! HubSpot(ハブスポット) HubSpot 90ヶ国、15000社以上が利用するHubSpotは、アクセス解析、Eメール配信、コンテンツ管理など、これら基本機能をすべて網羅したマーケティングツールです。 マーケティングオートメーションでは効果の高いEメールの配信を自動化し、見込み客の行動にあわせたメール配信が可能となっています。 Adobe Marketing Cloud Adobe Marketing Cloud Adobe Marketing Cloudは統合をコンセプトにしており、注目の機能が多いところが特徴です。例えばある日ある時間に突然アクセスが集中して商品が売れた場合、このアクセスの原因を探り、良い状況と分かれば同様のターゲットに対してアプローチできるといったAdobe Analyticsの機能などがそうです。 また従来のAdobe SiteCatalystやAdobe Discoverなど、個別製品として提供されていたものが統合され、さらにAdobe Marketing Cloudの価値を高める形となりました。 Marketo(マルケト) マルケト マルケトは国内において速いペースで導入数を増やしており、Easy、Powerful、Completeの理念の通り非常に柔軟性があり、高性能なマーケティングオートメーションツールとなっています。 そしてマルケトのプラットフォームではGoogle AdWordsとGoogle Analyticsが連携しており、広告予算など注力すべきポイントを把握できるので、費用対効果を更に高めることができます。 またマルケトには日本法人が設立されており、たとえマーケティングの知識が無かったとしても、目指したいことが明確ならマルケトの全面的なサポートで実現することが可能です。 IBM Silverpop Engage IBM Silverpop...

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