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最新のファッションECサイトのトレンドはオーダーメイド?その理由とは?

こんにちは、流行やトレンドの洋服などは気にはするものの、即座にリサーチして購入して身に着けるタイプではない。むしろ、少しあまのじゃくな人間です。 最近では、ファッション系のメディアを見ていると最新情報が配信されており、そのページから直接商品購入ページに移行できるのも珍しくないですよね。ECサイトを運営している企業のオウンドメディアであったりすることも多々あります。 市場動向としては横ばいですが、ECチャネルにおいての市場成長率は2ケタ%というほど国内ファッション市場のEC化が進んでいる昨今、ついついネットサーフィンをしていると余計な洋服や小物類をポチってしまうんですよねぇ。 多くのECサイトが存在する中で個性的なサービスを展開している企業も登場しています。 本記事では 現状のEC市場の参入余地は? オーダーメイドスーツを販売するLaFabric(ラ ファブリック)について 完全オーダーという新たなサービスは今後EC市場においてどのような動きを見せるか 上記3つの内容をご紹介いたします。 まだ日本国内に参入する余地はあるのか? ~国内EC市場の現状~ 日本国内でサービスを展開しているECサイトはどれくらいかご存知ですか? アマゾンジャパン(16万)、ヤフー!ショッピング(31万)、楽天市場(4万)などなどございます。ちなみに( )内は各モールの出店店舗数です。個人的な調査結果ですので、おおよその数字であることをご了承願います。この数字を見て大半の方は「多い」と感じるのではないでしょうか? また、各店舗の売り上げに差はありますが、経産省の発表したデータ(50ページ)と下の記事を参考にしましたところ、2013年の市場規模の3割近くをアマゾンと楽天が占めていることが分かります。この数字はいかがでしょうか? 多いとお考えでしょうか? 私個人の考えとしては少ないと思いました。それほど楽天やアマゾンは巨大なマーケットなのだろうという想像ばかりが膨らんでいて、実際は2つ合わせて3割か、と少し落胆にも似た気持ちを覚えました。 ですが、逆に考えると残りの7割を他のモール型ECサイトもしくは独自ECサイトが売り上げていると考えると、まだ参入する余地があるのではないかと思います。 実際に経済産業省の調べによりますと、国内EC市場の規模は右肩上がりですし、EC化率も高まっているのが現状であります。高まっていますがEC化率は2014年時点で4.37%という低い数字です。これも今後の市場規模の拡大が見込めるひとつの要素と言えるでしょう。 ただ、やはり参入はしやすいだろうと考えても、進出した市場で勝ち上がっていくには簡単ではないでしょう。そこには、他社との差別化を図りECサイトらしからぬサービスを展開している企業がございますのでご紹介しましょう。 ネットショップなのにオーダーメイド?! LaFablicとは?? ECサイトを利用して洋服を買う際、一番気にするのはサイズではないでしょうか? 私もパンツや靴などはネットショップで買うことはあまりありません。 そんな中、カスタムオーダーのメンズファッション通販サイトを運営している企業があるのです。株式会社ライフスタイルデザインが運営するECサイト「LaFabric(ラ ファブリック)」です。 この会社は「Wear Your Personality(個性を着よう)」をコンセプトに運営を行っているようです。まさに世界で1つだけのカスタムスーツを作るということは自らの個性を身にまとうということになるのでしょう。 そしてコンセプトのあとに続く文章の中には これまで敷居が高かったカスタムオーダーをより身近な存在にしたい という一文も。私自身も非常に共感いたしました。 そしてECサイトでは誰も行わないようなサービスを展開することと、国内工場との直接的なネットワークを構築したことによる手に取りやすい価格の実現によって、その敷居を実際に下げたのでしょう。 商品構成はビジネスシーン向けのスーツやコート、小物類などのフォーマルラインとシャツ・ジャケット・ジーンズのカジュアルラインの2つで構成されており、カスタムオーダーの商品であれば4-5週間で手元に届くそうです。 全て日本国内で縫製などを行っています。代表の森氏が熱心に開拓した国内数十か所の工場で行うMADE IN JAPANなのです。高い技術を持った日本の職人さんたちが、ひとつひとつ作ってくださっている魅力ある商品です。 価格も品質も魅力的ですが、肝心なサイズはというと「自身で採寸」「ショップで採寸」「出張採寸(23区内のみ)」の3種から選べます。自身で採寸するのが不安かもしれませんが、身長・体重・年齢などの基本情報の他に入力する15か所のサイズは測り間違えにくいように説明や動画を用いて採寸方法を紹介しているので頼もしいですね。3つ目の出張採寸は現在無料キャンペーン中だそうです。 ここまでしたら大丈夫だと思いたいですが、万が一サイズが合わないという場合にもお直し代を最大5000円負担してもらえるなどの「あんしん保証」もあります。 このサービスは自身の体型にあったスーツを着たいというビジネスマンだけでなく、デザインや生地で個性を出したいと思っている方にとっても非常に魅力的なサービスだといえるでしょう。 商品を無事に届けられたあとには、アンケートやフィードバックの会を開くことで顧客の声をヒアリングしているとのこと、これが実際に商品開発やECサイトのユーザビリティ向上にもつながりますよね。 そして、なにより顧客としては購入後の接点もあることから、もう1着仕立てようという考えも生まれてくることでしょう。一度採寸したデータは保存されていますし、カスタムオーダーの着心地を知ってしまったらと考えるとリピーター化するのも納得です。 ECサイトの概念を覆すようなサービスは今後どのような動きを見せるか? 先ほどご紹介したLaFabricですが、今までのファッションECサイトとは一線を画すサービスでした。 冒頭でお話したように、日本国内のEC市場はこれからどんどんと拡大を続けていくと思われます。 それと同時に新規参入の壁も低くなるでしょう。今現在でも無料で手軽にネットショップを開設できるサービス(今話題のネットショップを開業できる無料サービス7選!)も存在していますし、多くの人が参入を試みるでしょう。 もちろん彼らは他と差別化を図ることで自店舗の売り上げを伸ばすことにも果敢に挑むでしょう。そのような見通しができるからにはこのような革新的なサービスは効果的なものになるのではないかなと思います。 いくつか他のECサイトもご紹介してみようかと思います。 UTme! ユニクロが展開しているサービスですね。オーダーメイドという点で先ほどのLeFabricと共通点があったためピックアップしてみました。 低コストで簡単にオリジナルTシャツが作れるサービスは開始直後、人気過ぎて届くまで時間がかかった記憶があります。(はい、作ったことある人です笑) パワクロ 東日本大震災の復興支援の一環として運営されているプロジェクト、芸能人や有名人が古着などを提供し、購入金額が被災地支援に充てられるというモデルです。 ファクトリエ 先ほどのLeFabricと同様、工場との直接取引により中間業者をカットする流れにより、コストを抑え販売しているサービスです。コンセプトは「工場には適正な利益を、お客様には適正な価格で最高の商品をご提供する」というものです。 まとめ 様々な形で革新的なサービスを展開しているECサイトは多くはないにしろ、少しずつ増えている気がします。 そして彼らは他店との差別化を図る目的もあるのかもしれませんが、根本としては何か他の目的やコンセプトが存在し、それを実現することが結果的に差別化につながっているのではないかと思います。 弊社ではInstagramやTwitterでのキャンペーンサイトを無料で作れるサービス「OLO(オロ)」を展開しております。SNSを活用してキャンペーンを展開する際には是非ご検討ください。

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