ネットショップを制作する際、デザインやコンテンツと並んで重要なのがロゴです。
ロゴはサイトのデザインだけでなく、ネットショップのブランドにも影響します。
オープンまで時間がないこともあるかもしれませんが、中途半端に発注すると二度手間にもなってしまうこともあります。希望通りのロゴを手にするためにも、事前にしっかりと発注内容を固めたいですね。
本記事では、ロゴ制作を発注する時に留意すべきポイントについてまとめてあります。ロゴを発注するときのチェックとして参考にしていただければと思います。
ロゴ発注前に確認すべき5つのこと
コンセプトは明確に
ネットショップをオープンするのであれば、コンセプトを明確にしておきましょう。これがハッキリしていないと、ロゴのデザインも進みません。
例えば、お店が目指している方向性や、今後の方針はあるでしょうか?商品の販売を通して、顧客に提供したい価値はどんなものなのでしょうか?もしくは、どんな想いでネットショップをはじめるのでしょうか?
ロゴの発注だけではなく、コンセプトを明確にしておくことはネットショップの成否を握っています。コンセプトについては時間をかけて、しっかりと練っておくようにしてください。
キーワードを決める
コンセプトとも関係するのですが、ネットショップのキーワードについても確認しておくようにしてください。ネットショップを端的に表すキーワードは?会社の理念を表す言葉や文章は?
こういったキーワードについてあらかじめ決めておくことで、スムーズにデザインしてもらえるようになるでしょう。
デザインのルールをまとめる
ネットショップには、ロゴやサイトデザイン、バナーなどさまざまなデザインが必要になります。これらのデザインがまちまちだと、ネットショップに統一感が生まれませんよね?
ブランドカラーやフォントなどのルールについてまとめておくと、デザインに統一感が出てブランドの確立にも役立ちます。ロゴを発注するときも、デザインのルールについてはしっかりまとめておくようにしましょう。
使い途をリストアップする
制作するロゴをどこで使うのか、リストアップしておくようにしましょう。使い途についてまとめておく、ということです。
特に、サイトだけで使うのか、それとも印刷物にも利用する予定があるのかはハッキリと決めておかなければいけません。色合いやロゴの複雑さも変わってくる可能性があるからです。
また最近ではネットショップがアプリをリリースするケースも増えてきました。その場合、アプリアイコンも必要になります。一目でそれとわかるシンプルさも要求されるので、アプリ化の予定がある場合は忘れずに伝えるようにしてください。
権利関係は問題ないか?
2015年、東京オリンピックのエンブレム問題が話題になりました。問題のキッカケになったのが、類似するエンブレムがあるという著作権の問題でした。
ロゴを発注する際も、著作権などの権利関係には細心の注意をはらう必要があります。発注時に気をつけることとしては、フォントがあげられます。ロゴで使用するフォントの規約についてはしっかりと目を通し、問題がないことを確認しておくようにしましょう。
まとめ
ロゴを発注するときに確認すべきことについてご紹介しました。
ロゴはデザイナーが作るものですが、発注内容を明確にしておくことで思った通りの(あるいはそれ以上の)ロゴを手にすることができます。
オープン前後となると何かと時間がないものですが、発注内容は足りているのかチェックをするようにしてください。
また、制作にあたってはコミュニケーションも大事です。デザイナーや制作会社とやり取りを重ねつつ、ロゴ制作に取り組んでいっていただければと思います。