クラウドソーシングとは、インターネットを介して外注ができるサービスのことです。高いスキルを持っている登録者も多く、ITやデザイン、文章制作などの仕事を中心に依頼をすることができます。
企業にとっては柔軟に、しかも技術力のある人材に外注できることは大きな魅力です。それはネットショップにとっても同じこと。
本記事ではネットショップの業務が外注できるクラウドソーシングから、5つのサイトをご紹介します。
社内ではリソース不足な場合や、効率的に外注をしたい方におすすめです。
クラウドソーシングサイト5選
ランサーズ
クラウドソーシングの大手、ランサーズです。
2008年にサービスをはじめてから、現在では日本最大級のクラウドソーシングサービスとなっています。依頼件数は90万件を超え、依頼総額はなんと700億円を突破しています。
取り扱っている業務も幅広く、デザイン制作からウェブ制作、ライティングなど141のカテゴリーに分類されています。仕事の形式は、タスクやプロジェクトなどが用意されています。
また、ランサーズは2015年にネットショップ専用のサービス、「ECサイト構築・運用パッケージ」をリリースしています。「CROSS MALL」を運営するアイルと連携して展開されていて、ネットショップにまつわる業務を効率的にアウトソースしたい方に特化したサービスです。
クラウドワークス
日本国内の大手クラウドソーシング、クラウドワークスです。
会員数は80万人を突破しています。ランサーズと並んでスキルの高いユーザーも多く抱えていて、コストを抑えつつ品質の高い仕事が期待できます。
ランサーズと同じく、取り扱っている仕事の種類も多岐にわたります。ホームページやアプリの制作、ロゴやバナーの作成、記事作成などの仕事が依頼可能です。ネットショップの制作時だけでなく、運用時にも利用できますね。
経済産業省や伊藤忠商事、TBSなど、行政機関や大手企業からも利用されているなど、信頼感の高さもクラウドワークスのメリットでしょう。
シュフティ
在宅ワークの外注ができるクラウドソーシングです。
ランサーズやクラウドワークスほどではありませんが、30万人近くのユーザーを抱えています。
取り扱っている仕事の内容ですが、事務作業や内職など、単純作業系が多いですね。スピーディに、たくさんの仕事を依頼したい場合には最適なサービスになるでしょう。
コンテンツ作成やデザインの仕事もあるので、ネットショップの担当者としては外注の候補として検討できます。
ココナラ
ワンコイン(500円)で仕事の受発注ができるクラウドソーシングサービスです。
料金が決まっていることで、仕事を受ける側も発注する側も安心して利用することができますね。
ロゴなどのデザイン制作や文章制作、SEOなどのジャンルもあります。その他にも、占いや悩み相談など、他のサービスには見られない仕事も多数見られます。
ワークシフト
日本発のサービスなのですが、海外のユーザーへアウトソースができるクラウドソーシングです。
2014年にはじまったばかりのまだ新しいサービスなのですが、公式サイトによると世界の106を超える国々にユーザーを抱えているとあります。
サービスの特徴からわかるように、翻訳やローカライゼーションなどの仕事が多い印象です。一番のメリットは、世界中のユーザーとやり取りができることでしょう。
まとめ
クラウドソーシングのサイトについてご紹介しました。日本でも一般的になってきているので、実際に活用している企業も多くなってきました。
見てきたように、各クラウドソーシングによって、取り扱っている仕事のジャンルやユーザーのスキルにも違いがありました。
外注したい内容によって、クラウドソーシングを使い分けていってもいいでしょう。