SNSやビッグデータを活用したマーケティングが注目を集めている中にあって、メルマガはいまだに重要なツールであり続けています。
その理由はいくつかあるのですが、顧客(見込み)に直接リーチできることが最大のメリットでしょう。また、顧客との関係を構築していけることも良い点ですね。
本記事では、ECの運営者向けにおすすめのメルマガツールについてまとめました。
ECサイト運用者向け!メルマガツール5選
配配メール
初心者でも簡単にはじめられるメルマガサービスです。
導入前にスタッフが訪問して説明をしてくれたり、導入後も専任のスタッフがサポートをしてくれます。メルマガは導入後の運用が肝なので、こういったサポートの厚さは魅力的ですね。
機能も豊富で、配信エラーや開封率、リンクURLのクリック率を調べるなどの効果測定も可能です。何回かに分けてメルマガを送る、ステップメール機能も備わっています。作成できるメルマガは、テキスト形式やHTML形式など、既存のテンプレートを利用して簡単につくることができます。
メールの送信回数ではなく、登録アドレス数に応じた料金体系になっています。7日間のトライアルも用意されているので、まずは試してみるのもいいでしょう。
Benchmark Email
専用のエディターで簡単にメールをつくることができます。
ドラッグ&ドロップなど直感的な操作ができるので、PCに慣れていなくても大丈夫です。作成したメールは全てレスポンシブ対応。スマホやタブレットでもきれいに表示されます。テンプレートの数も豊富、効果測定も可能です。
Benchmark Emailではメールの文面だけでなく、画像の編集もできてしまいます。画像編集というとAdobe社がリリースしているPhotoshopが有名ですが、使いこなせるデザイナーもあまり多くはありません。Benchmark Emailだとブラウザ内でサッと画像編集ができるので、誰でもデザインに凝ったメルマガが作れるでしょう。
なおBenchmark Emailでは、HTMLコードエディターも用意されています。コーディングをしながら同時にプレビュー確認もできるので、担当者がHTMLが使えると作業が捗ることでしょう。
メールアドレス数に応じて料金が決まる方式で、メールの配信数は無制限です。基本的な機能が使える無料プランもあるので、実際に使いながら導入を検討してみてもいいですね。
ブレインメール
ブレインメールは、高速メール配信が特徴のメールツールです。
独自のメール配信システムを使っていて、1時間あたり最大100万通のメール配信が可能とのことです。メルマガがなかなか届かない、といった不満を持ったことがある方にはおすすめです。
導入実績も多く、国内を中心に6,000社を超える企業や団体で活用されています。DeNA社やオウケイウェイヴ社などの大手企業でも利用されています。
テキストメールやHTMLメール、デコメールが利用可能で、効果測定ツールも提供されています。開封率やクリック率がわかるので、メルマガの内容やスケジュールなどの改善にもつながりますね。
ブレインメールも、登録アドレス数に応じた料金体系となっています。メルマガの配信数に制限はありません。全ての機能が使える、7日間の無料お試し期間が用意されています。
メールスマート
メールスマートは、さまざまな配信形式に対応しているメルマガツールです。一斉でのメール送信だけでなく、個別でのメルマガ送信も可能です。
「ボード」と呼ばれるリストを使ってアドレスをグループ分けすることで、セグメントごとに配信を行うことも可能です。メールアドレスや住所、電話番号などの項目を追加することで、自由度の高い配信先がつくれます。
作成したボードについては、CSVでインポートやエクスポートをすることができます。ボード内容のバックアップをとったり、他システムとの連携や、登録内容の一括変更が可能です。
ダウンロード版とASP版が用意されているので、自社の管理状況に合わせた導入ができますね。その他、サーバー契約や保守も含めたパッケージプランも用意されています。
メール商人
通常のメール送信だけでなく、ステップメール機能も提供されています。
ステップメールとは、メルマガへの登録日を起点として、任意のタイミングでメルマガを配信する機能のこと。ステップメールを使うことで、シナリオ通りにメルマガ配信ができるでしょう。
また、メルマガ内で入力フォームを使うこともできます。アンケートに使うなど、利用価値は高いですね。使える入力項目も60個までと、非常に自由度が高いです。
EC向けにカート機能や決済機能も備えてあり、購入商品に応じたステップメールを配信することもできます。顧客管理機能も備わっているので、うまく活用していきたいですね。
料金については、他のサービスと同様、登録アドレス数に応じた月額制となっています。30日間までは無料での使用が可能です。
まとめ
メルマガを導入できるツールについてご紹介しました。ほとんどのサービスでトライアルができるので、使い比べながら選んでもいいでしょう。
Benchmark Emailなどのように、直感的な操作でメルマガが作成できるサービスも増えてきています。運用のときに助かるので、各サービスの機能についてもしっかりと見ておきたいもの。
上手にメルマガ運用をして、ECでの売上アップに活かしていってください。