ファッションECでは、InstagramやFacebookなどのSNSを活用した事例が多く知られています。SNSを活用することでうまくリーチができますし、ブランディングにも役立ちます。
ミニブログサービスのTumblrでも、同じことが言えます。SNSとしては歴史の長いサービスなのですが、いまでも国内外問わず高い人気を得ています。そのため、マーケティングの一貫としてTumblrを活用しているサイトも多いのです。
本記事ではTumblrを利用した、オシャレなサイトを10個選んでいます。どれもクオリティの高いサイトなので、EC運営やデザインの参考にしていただければと思います。
Tumblrを利用したオシャレすぎるサイト10選
LACOSTE
Pinterestのようなグリッドレイアウトに配置された写真がおしゃれなLACOSTEのTumblrサイトです。写真は遊び心のあるデザインのものが多く、現代アートを見ているような気分になります。
ところどころにGIFアニメーションがあるのですが、それがちょっとした「はずし」になっていて良いですね。LACOSTEはTumblrの他にも、InstagramやYouTubeなどでも情報発信をしています。
GAP
GAPのTumblrサイトです。GAPのアイテムを使った写真が、画面全体にレイアウトされています。写真のクオリティが高いので、見ているだけで楽しくなるサイトですね。
要素のデザインも、シンプルなようで練られている印象です。例えば、画面上と下にstickyな固定メニューが配置されていますね。こういったメニューは一般的にうるさくなりがちなのですが、背景が統一されていることもあり違和感なくとけ込んでいます。
Burberry
BurberryのTumblrサイトです。2カラムのレイアウトで、トレンチコートの映えるおしゃれな写真が見られます。
画面上に「UPLOAD YOUR TRENCH」というボタンがあるのですが、ここからは自分のトレンチコートを使ったコーディネイト写真を送信することができます。
Dolce & Gabbana
Dolce & GabbanaのTumblrサイトです。マガジン風のデザインに仕上がっていて、配置されている写真はどれも雑誌の表紙になっています。背景などのデザインも、誌面を意識しているのかシンプルになっています。
ただ、写真をクリックしたときのアクションは目を惹くものがあります。クリックした写真が拡大されてトップに配置され、その他の写真はグレイアウトされて目立たなくなります。
J.Crew
J.CrewのTumblrサイトです。写真を大きくあしらったサイトが多い中で、J.Crewのサイトはテキストをフィーチャーしたつくりになっています。トップにはブランドロゴが大きく配置されていて、それ以外のテキストも適切に配置されています。
サイト全体のデザインとしては、ブログによくある1カラムのレイアウトを採用しています。レトロな印象の写真が多く、シックな中にも親しみやすさが出ていますね。
GUCCI
GUCCIのTumblrサイトです。シンプルですがエレガントなデザインになっていて、ブランドイメージともよく合っていますね。2カラムのレイアウトで、写真が並んで表示されます。
サイトの使い勝手も良く、タグを使って好みの写真をすぐに見つけることができます。
kate spade NEW YORK
kate spade NEW YORKのTumblrサイトです。左上にドロップダウンのメニューが配置されているのですが、メニューとともに、おすすめの投稿(featured posts)も表示されます。
kate spade NEW YORKはTumblr以外にも、InstagramやPinterest、Vineなどのメディアも活用しています。
VANS
スニーカーで有名な、VANSのTumblrサイトです。3カラムに記事がレイアウトされていて、VANSらしいアクティブな写真が多く投稿されています。
Giambattista Valli
Giambattista ValliのTumblrサイトです。プリントされた写真のように、大きな画像が表示されています。シンプルでありながらも、製品(写真)の魅力が伝わってくるデザインですね。
calivintage
calivintageのTumblrサイトです。落ち着いた雰囲気のガーリーな写真がたくさん投稿されています。デザインはシンプルで、左側にメニューが配置されています。
まとめ
ファッションECの参考になる、おしゃれなTumblrサイトについてご紹介してきました。画像をフィーチャーしたミニブログであるTumblrは、もともとファッションとの相性が良いです。
今後はBurberryのように、ユーザー参加型のサイトも増えてくることも考えられるでしょう。
デザインのよいサイトは参考にして、自社のECサイトやSNSサイトにうまくとり入れていってくださいね。