SEO対策の基本編ということで、前回は『SEO対策って何すんの?』という記事を書かせて頂きました。われわれのように、毎日SEO対策について仕事としてやる側からするとお客さまの一言、一言にある意味でハッとさせられます。
提案するSEO対策をやる事業者側からすれば、当たり前だと認識していることも全く経験や情報が無い方からするとなぜ?なんでなの?ってなるんですね。今回のタイトルにある、『なぜSEO対策する必要があるの?』ですね。
SEO対策なんて必要ないんじゃない!?
最近の話しではありませんが。数年前に、ある企業さまからSEO対策についてのお問合せとご提案の要望があり訪問したんですが。その際に、年配の社長から放たれた第一声がこれでした(笑)
確かに、ふだんインターネットを使わない方やググるという習慣が無い方からすると『SEO対策』って言葉や概念以前にインターネットからビジネスチャンスを捕まえるなんていう発想もピンと来ないのかもしれません。
『可処分時間を知る』 人は毎日どこに時間を使うか?
SEO対策から可処分時間の話しに飛ぶなんて、話が脱線しすぎだといわれるかと思いますが。少しだけお付き合いください。SEO対策の目的って、皆さんそれぞれだと思いますが。共通しているのが。誰かに自分のウェブサイトなりECサイトを知ってもらうって事だと思います。
SEO対策が必要というか必須の理由!
今の時代情報収集は『テレビ』より『スマホ』
東証一部上場企業の株式会社ジャストシステムさんが運営する、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」によると、情報収集するメディアはテレビやパソコンよりも『スマホ』が一番使われていることが改めて確認できます。
情報収集はインターネットが83%!
スマートフォンで情報収集をする際、最も利用しているツールを聞いたところ、「インターネット」(83.3%)が最も多く、次いで「ニュースアプリ(新聞社やテレビ局以外)」(50.3%)、「SNSの投稿やニュースコンテンツ」(40.9%)でした。年代別で見てみると、10代でも「インターネット」(77.9%)が最も活用されていましたが、「SNSの投稿やニュースコンテンツ」(70.6%)を活用している人の割合が他の世代と比べて高いことがわかりました(20代:55.3%、30代:39.3%、40代:32.4%、50代:31.5%、60代:27.6%)。
引用元: Marketing Research Camp
※2018年10月度調査。複数回答あり。
もうここまで来れば、SEO対策がなぜ必要なのか。というよりも、必須なのか?が理解頂けたかと思います。日本の殆どの方が、”スマホ”から情報収集しそのために使うツールがインターネットが83%でニュースアプリが50%、SNSが40%なんです。これは年代を変えても『インターネット』が一番というのは変わりません。
見つからないのは、存在しないことと同じ。
つまり、インターネット=Google(グーグル)やYahoo!(ヤフー)で探したときに見つからないウェブサイトやECサイトはどんなに格好良いデザインでも、どんなにお金・予算をかけたサイトでも存在しないことと同じなんです。
だからSEO対策が必要、というよりも必須!
見てもらえない事は、ウェブマーケティングやコンテンツマーケティングにおいては死んだも同然なんです。そして、そうならないためにSEO対策があるんですね。そして、そのSEO対策は突き詰め極めれば見る人にとっても、 Google(グーグル)やYahoo!(ヤフー) にとっても必要な情報を発信することなんです。
どこからどうやって見てもらうか!?
SEO対策というのは、そうです。極論すると、あなたが自分のウェブサイトにECサイトを見てほしい人に出来るだけ沢山。そして、出来るだけピンポイントに届けたい情報を届けるための方法であり手法なんですね。
SEO対策っていうだけで、『内部対策はどうしてますか?』、『外部対策の被リンクは…?』とかって聞かれる方もいらっしゃいますが。こういう小手先だけに囚われた、テクニックや裏技のようなものを求めて実行される方はそれこそGoogle(グーグル)が順位付けを決める仕組み・アルゴリズムを少し変えただけで右往左往しますので王道のSEO対策を実行しましょう!